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ラヴォスバレエ団を率いるプリマ・ラヴォス。
前回までのお話では・・・
尻尾にトゥシューズを履かせ、尻尾のつま先で踊るため、尻尾に負担がかかり、ついに尻尾を傷めてしまうプリマ・ラヴォスでした。
が、見事に復帰し、ラヴォスバレエ団も活気付きます。
でも、そのプリマ・ラヴォスの復帰を素直に喜べないラヴォス娘がいました。
そう、ラヴォスバレエ団所属のこのラヴォス娘は、プリマ・ラヴォスが降板している間、プリマの代役を務めていたのです。
プリマ・ラヴォスの代役を務めるなんて・・・と最初はプレッシャーに押しつぶされそうだったけど、舞台を務めるうちに、主役ダンサーとしての誇りと喜びを感じるようになっていました。もしも、このままプリマ・ラヴォスが引退してくれたら・・・と正直、何度思ったことでしょう。
けど・・・プリマ・ラヴォスの降板が決まってからは、客席は空席が目立ち、プリマ・ラヴォスの人気の高さを思い知るのでした。
それでも、いつか、この空席を埋めてみせる、とラヴォス娘は稽古に励みます。
それなのに・・・プリマ・ラヴォスは復帰し、主役の座を返すことになり・・・やはり残念な気持ちは拭えません。
ラヴォス娘は悩みます。
プリマ・ラヴォスの復帰を喜べない自分はなんて黒い汚い心を持ってしまったのでしょう。美を追求するバレエをやっていく資格があるのかしら・・・
稽古にも熱が入らなくなり、ラヴォス娘はとうとうスランプに陥ってしまいました。
そんなラヴォス娘の様子を心配してくれたのが、プリマ・ラヴォスでした。
プリマ・ラヴォスは後進の指導にも熱心で、自分のことだけでなく、ラヴォスバレエ界全体のことを考えています。
それがラヴォスバレエ団の顔=プリマとしての使命なのです。
元気のないラヴォス娘に、プリマ・rラヴォスは悩みがあるのなら相談にのってくれると言ってます。
けど、ラヴォス娘は、正直に自分の気持ちを打ち明けられません。プリマ・ラヴォスの復帰を喜べないだなんて、どうして言えるでしょう。
プリマ・ラヴォスはそんなラヴォス娘を温泉に誘います。
そう、ラヴォス村の近くに温泉・・・露天風呂があるのです。
ラヴォス村のラヴォスたちも憩いの場としてよく利用します。ちょっとした宿もあり、新緑の季節や紅葉の季節は大盛況です。
ラヴォス娘は引け目を感じながらも、プリマ・ラヴォスの誘いにのることにしました。
ラヴォスバレエ団のほかのメンバーも一緒ということで、断ると、かえって気まずいと思ったからです。
せっかくのお誘いでさえも、そんな捉え方しかできないなんて・・・ラヴォス娘はますます元気をなくしてしまいました。
こうして・・・ラヴォスバレエ団一行は、温泉へ向かいました。
日々の稽古の疲れをとるために、さっそくに露天風呂に入ることにしました。
元気のなかったラヴォス娘ですが、それでも、体を洗い、周りの木々が緑が美しい露天風呂につかっていると心が癒されます。
露天風呂から出て、憩いの部屋で休息していると、そこへプリマ・ラヴォスがやってきました。
「湯上り美ラヴォス」とは、こういうことを言うのでしょう。湯気をまとうプリマ・ラヴォス、しっとりとお口もつややか、相変わらず丸々っとしたお腹で美しいプロポーションをしてます。貫禄を感じさせます。まさしく女王です。
そんなプリマ・ラヴォスが・・・ああ、なんということでしょう・・・
プリマ・ラヴォスは、降板していた間の代役を務めてくれたお礼にと、ラヴォス娘の尻尾のマッサージを始めました。
尻尾のつま先立ちで踊るバレリーナ・ラヴォスたちにとって、尻尾は一番酷使する場所です。
その尻尾を大事にしなければ、といってプリマ・ラヴォスはマッサージをしてくれるのです。
ラヴォス娘は心を打たれました。
プリマ・ラヴォスのマッサージに気持ちよくなっていき、ラヴォス娘の堅くなっていた心も和らいでいきました。
そしてプリマ・ラヴォスは昔話をします。
自分も、プリマの座を仲間たちと争い、時には、仲間の怪我の降板を喜んだこともあった、と。
でも、そういう気持ちがあるのは、ただ主役として踊りたいがため。その気持ちが強いからこそ、稽古に励めるのです。
稽古をし、自信がついてくると、仲間との競争は刺激的で楽しく、切磋琢磨しているうちに、さらなる高みにステップアップできます。それが喜びになり、踊る原動力になっていきます。
みんなのレベルが上がれば、お客は喜び、それはラヴォスバレエ界の活性化にもつながります。バレエへの人気が高まれば、お客の前で踊るチャンスももっと増えていくでしょう。
プリマ・ラヴォスはこれからのラヴォスバレエ団について、夢を語ります。
ラヴォス娘はプリマ・ラヴォスの話を聞いているうちに、踊りたくて、たまらなくなりました。
帰ったら、さっそく稽古に励むつもりです。
そして、プリマ・ラヴォスのバレエに対する姿勢に感激し、改めて尊敬できました。
今はプリマ・ラヴォスの復帰を心から喜べます。
そのプリマ・ラヴォスの踊りを超えて、堂々とプリマの座を勝ち取りたいと思いました。
プリマ・ラヴォスに元気付けられ、すっかり心が軽くなったラヴォス娘でした。
ラヴォス娘は、お返しにと、プリマ・ラヴォスの尻尾のマッサージをします。
プリマ・ラヴォスも気持ちよくマッサージを受けました。
そして、ラヴォス娘たちに負けないように、稽古を励もうと心に誓いました。
こうした仲間がいるからこそ、がんばる元気がもらえるのです。
ラヴォスバレエ団はこれからも進化し続けるでしょう。みんなの志はひとつです。
ま、でも今日は温泉宿で休息です。
涼しい風が温まった体に心地の良い夕暮れ時、そろそろお食事の時間です・・・盛りだくさんの天ぷらと冷えた麦酒が運ばれてきました。
ラヴォスバレエ団の面々は、改めてプリマ・ラヴォスの復帰を祝い、乾杯します。
揚げたての天ぷら・・・海老、イカ、魚の天ぷらはお塩をつけて、カボチャやサツマイモ、ナスなどの野菜系の天ぷらは、大根おろしがたっぷり入った天つゆにつけていただきます。(ちなみに・・・ラヴォスおばさんが教えてくれたのですが、これが一番美味しい天ぷらの食べ方らしいのです♪で、たしかに、この食べ方のほうが美味しいのです♪)
天ぷらは冷えた麦酒によく合います。
ラヴォスバレエ団の面々は心ゆくまで天ぷらと麦酒を味わいました。
そう、ダイエットとは無縁のラヴォスバレエ団です。なんといってもプリマ・ラヴォスのようなプロポーション・・・丸々っとした大きな美しいお腹を目指しているのだから。
プリマ・ラヴォスに、そして代役としてがんばったラヴォス娘に乾杯♪
前回までのお話では・・・
尻尾にトゥシューズを履かせ、尻尾のつま先で踊るため、尻尾に負担がかかり、ついに尻尾を傷めてしまうプリマ・ラヴォスでした。
が、見事に復帰し、ラヴォスバレエ団も活気付きます。
でも、そのプリマ・ラヴォスの復帰を素直に喜べないラヴォス娘がいました。
そう、ラヴォスバレエ団所属のこのラヴォス娘は、プリマ・ラヴォスが降板している間、プリマの代役を務めていたのです。
プリマ・ラヴォスの代役を務めるなんて・・・と最初はプレッシャーに押しつぶされそうだったけど、舞台を務めるうちに、主役ダンサーとしての誇りと喜びを感じるようになっていました。もしも、このままプリマ・ラヴォスが引退してくれたら・・・と正直、何度思ったことでしょう。
けど・・・プリマ・ラヴォスの降板が決まってからは、客席は空席が目立ち、プリマ・ラヴォスの人気の高さを思い知るのでした。
それでも、いつか、この空席を埋めてみせる、とラヴォス娘は稽古に励みます。
それなのに・・・プリマ・ラヴォスは復帰し、主役の座を返すことになり・・・やはり残念な気持ちは拭えません。
ラヴォス娘は悩みます。
プリマ・ラヴォスの復帰を喜べない自分はなんて黒い汚い心を持ってしまったのでしょう。美を追求するバレエをやっていく資格があるのかしら・・・
稽古にも熱が入らなくなり、ラヴォス娘はとうとうスランプに陥ってしまいました。
そんなラヴォス娘の様子を心配してくれたのが、プリマ・ラヴォスでした。
プリマ・ラヴォスは後進の指導にも熱心で、自分のことだけでなく、ラヴォスバレエ界全体のことを考えています。
それがラヴォスバレエ団の顔=プリマとしての使命なのです。
元気のないラヴォス娘に、プリマ・rラヴォスは悩みがあるのなら相談にのってくれると言ってます。
けど、ラヴォス娘は、正直に自分の気持ちを打ち明けられません。プリマ・ラヴォスの復帰を喜べないだなんて、どうして言えるでしょう。
プリマ・ラヴォスはそんなラヴォス娘を温泉に誘います。
そう、ラヴォス村の近くに温泉・・・露天風呂があるのです。
ラヴォス村のラヴォスたちも憩いの場としてよく利用します。ちょっとした宿もあり、新緑の季節や紅葉の季節は大盛況です。
ラヴォス娘は引け目を感じながらも、プリマ・ラヴォスの誘いにのることにしました。
ラヴォスバレエ団のほかのメンバーも一緒ということで、断ると、かえって気まずいと思ったからです。
せっかくのお誘いでさえも、そんな捉え方しかできないなんて・・・ラヴォス娘はますます元気をなくしてしまいました。
こうして・・・ラヴォスバレエ団一行は、温泉へ向かいました。
日々の稽古の疲れをとるために、さっそくに露天風呂に入ることにしました。
元気のなかったラヴォス娘ですが、それでも、体を洗い、周りの木々が緑が美しい露天風呂につかっていると心が癒されます。
露天風呂から出て、憩いの部屋で休息していると、そこへプリマ・ラヴォスがやってきました。
「湯上り美ラヴォス」とは、こういうことを言うのでしょう。湯気をまとうプリマ・ラヴォス、しっとりとお口もつややか、相変わらず丸々っとしたお腹で美しいプロポーションをしてます。貫禄を感じさせます。まさしく女王です。
そんなプリマ・ラヴォスが・・・ああ、なんということでしょう・・・
プリマ・ラヴォスは、降板していた間の代役を務めてくれたお礼にと、ラヴォス娘の尻尾のマッサージを始めました。
尻尾のつま先立ちで踊るバレリーナ・ラヴォスたちにとって、尻尾は一番酷使する場所です。
その尻尾を大事にしなければ、といってプリマ・ラヴォスはマッサージをしてくれるのです。
ラヴォス娘は心を打たれました。
プリマ・ラヴォスのマッサージに気持ちよくなっていき、ラヴォス娘の堅くなっていた心も和らいでいきました。
そしてプリマ・ラヴォスは昔話をします。
自分も、プリマの座を仲間たちと争い、時には、仲間の怪我の降板を喜んだこともあった、と。
でも、そういう気持ちがあるのは、ただ主役として踊りたいがため。その気持ちが強いからこそ、稽古に励めるのです。
稽古をし、自信がついてくると、仲間との競争は刺激的で楽しく、切磋琢磨しているうちに、さらなる高みにステップアップできます。それが喜びになり、踊る原動力になっていきます。
みんなのレベルが上がれば、お客は喜び、それはラヴォスバレエ界の活性化にもつながります。バレエへの人気が高まれば、お客の前で踊るチャンスももっと増えていくでしょう。
プリマ・ラヴォスはこれからのラヴォスバレエ団について、夢を語ります。
ラヴォス娘はプリマ・ラヴォスの話を聞いているうちに、踊りたくて、たまらなくなりました。
帰ったら、さっそく稽古に励むつもりです。
そして、プリマ・ラヴォスのバレエに対する姿勢に感激し、改めて尊敬できました。
今はプリマ・ラヴォスの復帰を心から喜べます。
そのプリマ・ラヴォスの踊りを超えて、堂々とプリマの座を勝ち取りたいと思いました。
プリマ・ラヴォスに元気付けられ、すっかり心が軽くなったラヴォス娘でした。
ラヴォス娘は、お返しにと、プリマ・ラヴォスの尻尾のマッサージをします。
プリマ・ラヴォスも気持ちよくマッサージを受けました。
そして、ラヴォス娘たちに負けないように、稽古を励もうと心に誓いました。
こうした仲間がいるからこそ、がんばる元気がもらえるのです。
ラヴォスバレエ団はこれからも進化し続けるでしょう。みんなの志はひとつです。
ま、でも今日は温泉宿で休息です。
涼しい風が温まった体に心地の良い夕暮れ時、そろそろお食事の時間です・・・盛りだくさんの天ぷらと冷えた麦酒が運ばれてきました。
ラヴォスバレエ団の面々は、改めてプリマ・ラヴォスの復帰を祝い、乾杯します。
揚げたての天ぷら・・・海老、イカ、魚の天ぷらはお塩をつけて、カボチャやサツマイモ、ナスなどの野菜系の天ぷらは、大根おろしがたっぷり入った天つゆにつけていただきます。(ちなみに・・・ラヴォスおばさんが教えてくれたのですが、これが一番美味しい天ぷらの食べ方らしいのです♪で、たしかに、この食べ方のほうが美味しいのです♪)
天ぷらは冷えた麦酒によく合います。
ラヴォスバレエ団の面々は心ゆくまで天ぷらと麦酒を味わいました。
そう、ダイエットとは無縁のラヴォスバレエ団です。なんといってもプリマ・ラヴォスのようなプロポーション・・・丸々っとした大きな美しいお腹を目指しているのだから。
プリマ・ラヴォスに、そして代役としてがんばったラヴォス娘に乾杯♪
コメント欄で、物語創作後記みたいなものを書きます。
といっても、すげー過疎してます、ここのブログ。
てなわけで、コメント欄にて、管理人のぼやきなどを。^^;
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これ書いたいたとき、ビール飲みたくなった、天ぷら食べたくなった・・・
食べ物がわりと出てくるラヴォス物語です。
なので、お腹がちょっと空いているときなどは影響受けてしまう・・・
満腹のときに、書かなくては・・・
ハートのピンクなテンプレートはまさしくうちの丸々としたプリティラヴォスにふさわしく、気に入ってます。