3年が夢の間に通り過ぎます。火遠理命はその日その日の楽しさに心が奪われて、何もかも忘れて過ごします。人の世ではありえない快楽だったのでしょうかね。豊玉姫がそれほど優しく至れり尽くせりの対応をしたのでしょうか???でも、やっぱり火遠理命の人です。 ある日、ふと、と云っても、3年もの間、何も思い出さなくて、どうした拍子にか知りませんが、思い出します。
“思其初事而<ソノ ハジメノコトヲ オモホシテ>
<ハジメノコト>です。塩椎神の教えによって、兄の鉤を探しに、海の宮殿に至る原因になったことではありません。自分が生まれた処「本国」を思い出したのです。この部分を日本書紀には
“彼処雖復安楽。猶有憶郷之情”
<ソコニマタ タノシト イエドモ ナオ クニヲオモフ ミココロマス>
「そこは大変楽しい処だったのですが、なお、自分が生まれた故郷を思い出して懐かしがったのです。」と
これからでもわかるように、「其初事」と云うのは自分の生まれ他所と云う意味なのだそうです。これもまた、宣長からですが!!!!!!
“思其初事而<ソノ ハジメノコトヲ オモホシテ>
<ハジメノコト>です。塩椎神の教えによって、兄の鉤を探しに、海の宮殿に至る原因になったことではありません。自分が生まれた処「本国」を思い出したのです。この部分を日本書紀には
“彼処雖復安楽。猶有憶郷之情”
<ソコニマタ タノシト イエドモ ナオ クニヲオモフ ミココロマス>
「そこは大変楽しい処だったのですが、なお、自分が生まれた故郷を思い出して懐かしがったのです。」と
これからでもわかるように、「其初事」と云うのは自分の生まれ他所と云う意味なのだそうです。これもまた、宣長からですが!!!!!!
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