アマテラスはスサノヲの悪行を“見畏<ミカシコミ>て、天石屋に“刺許母理坐也<サシコモリ マシマス>”。すると高天原や葦原中国は“常夜”になります。
さあ大変です。八百萬の神様が天安之河原に、誰言うということもなく、全員が、自然に、「どうすればよいか???」と、お集まりになられたのです。
“神集集而<カム ツトイ ツドイテ>”
「ワイワイガヤガヤ」とです。そこでは何一つ解決策は出て来ません。そこで現れ出でたのが
“思兼神”
高御産巣日神<タカミムスビノカミ>のお子様です。天界の最高の知恵者だったのです。「如何にして、再び、天界を明るくするか」 その方法を集まった神々にを伝授したのです。その方法は6つありますが
①“常世長鳴鳥<トコヨノ ナガナキドリ>”と集めて鳴かしめます。
②天安河之河上の「天堅石」と天金山の「鉄<カネ>」を取ってきて八尺勾璁<ヤサカノマガタマ>と鏡を作らせます。
③天香山に住む牡鹿の肩骨を取って、そこに生えている“天波波迦<アメノハhカ>(カバ桜)の木で、それを焼いて占わしめます。
後三つは明日に・・・・・・