色々お散歩

ヨーロッパ好き乙女趣味な 旅写真・日常ブログです

沖縄6 ペンギンのバー

2012年02月04日 14時38分12秒 | グルメ
沖縄に行く気分0だった自分をまず変えたのが、ガイドブックに掲載されていた、ペンギンがいるバー、

「フェアリーペンギンバー」(ペンギンバーフェアリーだったかもしれない)

暑さに強い系のケープペンギンが店内の大きな水槽で可愛い姿を披露しているらしい。
ホテルのある国際通りからわりと近いので歩いて行ける距離だ。
検索して調べるとやはり可愛いペンギンが間近に見れる、カクテルやフード、ソフトドリンクも充実し
お洒落である。
バーなので深夜営業しているから他の社員の都合にあわせる必要もなく勝手に自由に行ける。
男性連中3人も勝手に消え失せた。どこに行ったかなんとなく分かるが、社員の奥さんやらがこのブログに偶然来てしまう可能性もある。日付や内容から何かに感づくかもしれないので、男性陣の事は知ったこっちゃないが、苦労して留守番している奥さん方に不快な想いをさせるわけにはいかないので、彼らの行先やらは書かない。

そんなわけで、どっかに消えた男性3人はほっといて、同期のS君とS女史にペンギンバーについてきてもらった。
所長ももう64だからと、40代の3人の男連中にあわせる元気が無いのでバーに来ることに(ようは酒が飲みたいのだろう。所長が酒を飲んでいない姿を見たことがない位だ)そういえばS君は男性陣の中で1番若いのに毎回私の世話に回っていてかわいそうである
水族館の一件は特に。
まあ言っていても始まらないので話をバーに戻す。

掲載されていたお洒落で美味しそうなメニュー


野菜のスティック


チーズとトマト
 これは食べたかった!が沖縄滞在中は胃に物が入らなかった・・・残念
次に行く機会があったら食べたい!見た目も可愛い


オムライス
 これもかわいらしくておいしそう!食べたかった!次に行ったら食べたい!


パスタも美味しそう!


黒いおしぼりは可愛いペンギンの形


カクテルも綺麗で可愛い!

店内に入ると巨大なシロクマが出向かえてくれる
親戚の叔父に似ていたが クマの方がずっと可愛い。体重は同じくらいだろう。



可愛いペンギンたち


早速水槽ではペンギンの1羽がテトテト ペタペタとあっち行ったり こっち行ったりで歩き回っている

そのうちもう1羽と水槽へ入り泳いでいる。
浮いたりもぐったり活発だ。
 潜水は速く、水から上がってくる時のスピードはジェット機かと思うほどすごい!



しかし2羽しかいない。
実は、ななんと!13歳のピーコちゃんは1週間前に卵を2個出産したばかりであった!
小屋の中で卵を温めていた!!
ストレスを与えてはいけないので直接は見れないが モニターで常に映像が見れるようになっている。

ピーコちゃん(13)、ペンタ君(6)が夫婦である。
ケープペンギンの仲の良さは異常・・・では無くて
ひじょうに夫婦仲が良いペンギンといて知られている。

人間共とは違い、一生同じペアで添い遂げる為、カップルや結婚式の何かに利用したりするのが人気である。

卵を温めているコはずっと小屋から出てこないが
パートナーのコは餌の時以外はしきりに小屋の中を気にしている。

小屋の前にかなりの時間ずっといたが そのうち小屋に顔を入れたり
小屋に入るも 立ったままずっと相手を見ている様子。

 そのしぐさがたまらなく可愛かった。


ペコちゃん(7歳か1歳)
7か1歳かよくわからなかった 申し訳ない。(1歳位にしては顔やお腹の白がやたらハッキリしているので7歳ではないかと自分的には思う)
 ペコちゃんは、だんだん眠そうになってきていた。 仕方がない、サンシャインのケープペンギン達もそろそろまったりしている時間帯だ(サンシャインのペンギンライブカメラでストーキング)


可愛いペンギンのコースターが出てきた!
もちろん使わずに持って帰った!


お酒は飲めないのだが、せっかくペンギンのバーまで来て全く飲まないのも勿体ないのでカクテルを注文。
この可愛いのは右がマンゴーフローズン、左は苺フローズン。この店のオリジナルカクテル。美味しかった!




ピザ・マルガリータ


パルマ産生ハム

コーラと何かのお酒。ライムが浮いて爽やか!こちらは同期のS君が頼んだ物。

と、運よくペンギンのショータイム!!
店内が明るくなると小屋の中で相手と卵を見守っていたコも勢いよく出てきた!
ペンちゃん達のエサを与える事ができます!!その時間帯に当ったのは運がいい!なにかと今回の沖縄旅行は運がいい!やはり日頃の行いのいいからである。最初わんさかと沢山いた男女も帰り、この時は自分ら4人とやたらガタイのいいアメリカ人達である(米兵と思われる)

エサは先着順だがガタイのいい、一見怖そうだけどおちゃらけていた米兵は最初に愛想よく譲ってくれた。
S女史と私が先にエサをあげる。
もの凄い力で引っ張って食べている!

私がエサをあげるシーン
ペンちゃんが2羽ならんでチョコンと立っている姿が可愛過ぎる!

米兵たちは魚をプールへ投げる
ペンちゃんはすごいスピードで水に飛び込み魚をパクリ!機敏さがすごい!!いつものペタペタとヨチヨチ歩きする姿からは想像ができない素早さだ。

こののちまた小屋の様子を見に戻り、中を伺う。
本当に仲が良く、可愛い。

「卵どう?」と言っているみたいだ

ペンギンバーは本当に良かった!
可愛いペンギンたちも
お洒落なカクテルや料理も。
所長は沖縄で一番美味しかったのはこのピザだと言っていた。

実はフローズンカクテルの他にも可愛いソフトドリンクを注文している。
シンデレラという名の、パインやら色んなフルーツが入ったトロピカルなジュースで見た目も可愛かった!
が、携帯の電池パックの寿命のせいか、さっさと電池が切れた!
ドリンクや餌のショーの身を乗り出すペンギンやらの写真が撮れなかった。
・・・S君のスマフォで撮影したのだが、S君からまだデータをもらっていないのである。
のちのちデータをもらったら、ペンギンや飲み物やら、美ら海水族館のネムリブカやサメ、ジンベイザメも載せたいものである。


歩いてホテルに戻る。
翌日の予定はロビーに8時半集合で首里城である。


画像が届いたのでさりげなく追加。
ソフトドリンク、シンデレラ

後ろが散らかっているのは私は多分無関係である。


いらっしゃいませ~ と可愛い看板ぺんぎん達

お客さんからエサをもらって愛嬌振りまきながら食べていた。
本当に可愛くて可愛くて・・・なんでも沖縄にはペンギンはココだけしかいない・・・というウワサも。

つづく

沖縄5 とぅばらーま

2012年02月02日 21時28分40秒 | 旅行
夕食は20時。国際通り沿いにある
沖縄地料理「とぅばらーま」です。

これ以上課長を怒らせるわけにはいかないので S君やS女史と早めにお店に到着。
夜は風が出て冷えるかもしれないからと 東京から持ってきたコートを持っていたがまったく不要。
同じ日本とは思えない気候だ。

お店は蔦が絡まり、田舎風な雰囲気を放っていた。
店内は藁葺屋根と言うのか、小さな小屋が行くつかあり、いわば個室の役割を果たしていた。なかなか面白い。



少人数は屋根のない馬車みたいな形のところで食事している。

小屋の中は昔の漁師のいる海辺小屋をイメージできた。


いや 海辺の小屋やら昔の小屋などは実際知らないわけだが、たまたま以前読んだ心霊サイトに掲載されていた
海辺の漁師がいた小屋がなんとなくこんな感じではないだろうか・・・と読みながらイメージしたのがこんな雰囲気だったというだけの話で実際は全くわからないのである。

ところで小屋内部の写真の右下辺りに白とピンクの物が写りこんでいる。
これは今後の沖縄写真に必ずと言っていいほど、隅に写り込んでいるが
悪い霊ではない。悪質な心霊写真ではないので安心していただきたい。

これはハイビスカスの霊である。良い霊が私を守っているのである。

 って 正体はこの指の花飾りである。
市場付近で見つけたお菓子屋さんで沖縄のお土産菓子をコンパクトにまとめて安く売っていたお店で お菓子に色んな色のハイビスカスの霊に見立てた花飾りがお菓子につけられていた。
 
赤とピンクで迷ったが、結局ピンク色好きな自分はピンクを選んでしまった。
服にの上下もバックも手持ちのコートもピンクになっている。(いつもの事だが)

ここは心霊サイトではないので さっさと料理の話に戻ることにする。
心霊スポット探索も考えていたが 遊び半分で近寄ってはいけない霊地が沢山あるようだ。
遊び半分ではなく 全力であるが、なお悪そうなのでやめることにした。
せっかく霊感がないのだから いくら友達から霊の対処法を聞いたとは言え わざわざ自ら危険地に行くこともないだろう・・・と思うのである。

そうこうするとミミガーが用意された。
豚の耳である。コリコリして美味しい。
以前、悪代官(歯医者の事)の所に行った帰りにコンビニにミミガーが」売っていた。
食べながら帰ったものだ。

さっそく海ぶどうとマンゴージュースを頼んでもらった。


そしてお刺身

レモンとタンポポの間に見える白身に端ちょっと青っぽい色が付いたものがイラブチャーの刺身である

コリコリしている。 見た目こそ理解不能な宇宙魚類、「土星の衛星・ポゲラムチョン魚」みたに見えるが、鯛である。
他には琉球スギなどがいる。カンパチに似ていた。

グルクンの姿揚げも出てきたが写真を撮り忘れてしまった。
淡白な味の印象だ。

こちらはラフティー
 とろとろの豚角煮


こちらは足だったと記憶している。てぃびちだろうか・・・?
とても柔らかい!初めての触感ではなく食感。


関係無いが触感やら色々ふざけているように見えるが、パソコン変換がそう出ているせいである。
私は面白みの無い、かなりのお堅い真面目人間である。
一年で勉強しなかった日など365日もある程だ。

しかし誤変換を訂正するのが困難なのである。理由はパソコン故障が影響している。うっかり全文章が消えかねない為にこんな形に書いた結果、ふざけたような内容になってしまっているのである。
そこを誤解しないでいただきたい。

続いて チラガー炒め

豚の顔皮とモヤシ炒め
 これがかなり美味!


ポーポーアイス

ポーポーと言う沖縄のもちもちしたクレープに さとうきびアイスを包んだ物で、砕かれたちんすこうも入っていて美味しかった!

これは・・・豚のどこの部分だろうか・・・


豚のソーセージ

豚をソーセージにするとは斬新過ぎる!!あたらしい!素晴らしい!!!と感激したものだが、冷静になると
豚のスーセージは普通である、ドイツはたいてい豚でソーセージーを作っている。
ドイツ育ちの自分には懐かしい限りだ(実はドイツ育ちではないが)添えられた柚子こしょうが美味

ソーセージの隣に写った豆腐は
ジーマーミ豆腐
本土ではなじみのない よくわからん名前だがピーナッツだかアーモンドで作った豆腐で
濃厚でデザート感覚な豆腐である。


ちなみに自分はポーポーアイスを一つずつS君とS女史にわけると 残りを食べ、海ぶどうを3人でわけた以外は他の料理は一口ずつつついた程度である。
美味しかったが、こののちペンギンのバーに行く予定なので あまり食べれない。
闇ルートでぱっくてきたらしい漢方薬を少し飲む。

豚料理は美味しかった。
とくにチラガー炒め。
漢方薬は助かった。
イトコに入手場所を聞くも
「それは教えられない」の一点張りである。

この後はペンギンのバーへ。

つづく


沖縄4 公設市場

2012年02月02日 18時42分58秒 | 旅行
今回の沖縄旅行の大きな目的の一つ

国際通りにある公設市場である。
ここには本土では見れないような カラフルな面白い魚やエビがいるらしい。
 変で変わった物は大好きである。興味深い。

下調べをして楽しみにしていたのは

イラブチャー
アバサー(ハリセンボン)
ウツボ
ウミヘビ
インディアンミーバイ
夜光貝
ニシキエビ
セミエビ
豚の顔
  である。

S女史についてきてもらって早速変わった魚介類見物である。

早速アバサーを発見!ハリセンボンの事である
皮をむかれて白身でも可愛い。可愛い生き物であるため、自分でさばく気にはなれない

せっかくだから 味噌汁や唐揚げで食べたい。

ちなみにここで購入したものは二階の食堂でお金を払うと調理して食べることができるシステムだ。

アバサー汁と唐揚げを食べたかったが 数日前から食べるとお腹を下すを繰り返していた。
イトコからよく効く漢方薬を闇ルートでかっぱらってもらってきたが 2個は手に入らない 1個を命がけで盗んできたとか言っていたから1個をちまちま飲んでいたのである。

20時の夕食まで時間もなく 食堂は混雑、アバサー汁や唐揚げはとにかく高い!味噌汁一杯に2000円近くする。
どれほど貴重なのかが伺える。
何を思ったか断念してしまった・・・。今になって後悔している。


イラブチャーを発見

ミーバイと並んでいた。沖縄の海色をしてとても鮮やかだ。これは本当い魚の色なのか、はたまた自分は薬物中毒患者で無意識に幻覚を見ているのかとも思った。




夜光貝

磨くと美しくなる代物 まるで女みたいだ。サザエさんの仲間らしい。そういえばサザエさんの家の隣の人が夜光貝先生とかいう名前だったかもしれない。小説家の。


正面から見たアバサー。サザエさんでいうタマ的存在だろうか。


アバサーとグルクン

手前の赤い二匹がグルクンである。 沖縄といえばグルクン!グルクンと言えば沖縄!という程に有名な沖縄魚だろうだ。
戦時中はきっとグルクンも日本魚として本土決戦の前にこの沖縄で米兵をと戦っていたのかもしれない。
この顔からもそういった沖縄の壮大な歴史が見て取れるようである。


ところどころにアバサーの吊るし飾りが飾られている。これが欲しくてたまらない。

沖縄は日本円や日本語が通じるかどうかと不安だったがお金は問題なかった。

言葉はよくわからない。たまに理解できる単語もあるが、外国人がカタコトの日本語をしゃべるようで イマイチよくわからなかったり全然わからなかったり。
 最初、台湾人や中国人が日本語で話しかけようとしているのかと思ったが、沖縄人だったらしい。
しかし、こちらの言う事は結構通じているようだった。
 
オジさん
赤いミーバイの後ろに隠れて顔だけちょっぴり出ているのがオジさんである。

正式名所でオジサさんと言う。
戦時中は激戦化した沖縄戦で人々と共に生きて自らの体を人間に提供した魚だから沖縄の歴史と共に育った魚・・と言う事でオジさんという名で親しまれているのだろうと勝手に解釈した。

が 「アゴのヒゲがオッサンみたいやろ?せやからオッサン言うねん。戦争とか関係あらへん。本土人はすぐ沖縄戦とか言いよる。」 みたいな意味の事を教えてくれた。
たしかにヒゲがある

大小の2匹の可愛いハリセンボンが並んだ左側にちょっぴり顔を出しているのがオジさんである。(多分)

上から見たハリセンボン。
この画像を見た後に水族館で寄ってきた正面顔の魚がハリセンボンなのだと東京に帰ってからわかった。

先ほどからオジさんのヒゲよりめだつヒゲが写りこんでいるが 心霊写真ではない。
正体はこの巨大なニシキエビである。

水族館でも水槽越しに巨大さをアピールしていた。
 人間どもなんか食ってやるぜ猿が!!!とでも言わんばかりの姿に見えたが、心の中は日本の経済状況を深刻に考えているように思われた。

写真で見るより巨大でインパクトがデカい。色も鮮やかである。

新聞で見るよりも日本の経済状態は危機迫っている現状・・・といった感じによく似ている。
私もよく、日本の経済と先行きの不安については2年に一度は考える。
その件はこれとは関係ないため、政治状況について沢山語りたいところだがこのブログとは無関係の為、ここでは省く。


この様に巨大なエビやらを撮影している私を見ると、周りの観光客たちもマネして撮影し始める。

オジさんやエビの写真を撮っていた辺りから 隣にいた男の子がずっと私を見ている。そして

「お父さん!お父さんはどうして写真とらないの?」

「お父さん、カメラ持ってこなかったんだ」

「なんで!!!なんで!!!」と 少年は嘆き悲しんでわめいていた。
気持ちはよくわかる。 先ほどのニシキエビの写真、あれは5歳児の大きさ位はあるかと思うほどの巨大なもの。
ほかの真っ青なイラブチャーや あまり見られないアバサーに真っ赤なミーバイ
色鮮やかなスカイブルー色の体にオレンジの尾、水玉模様の足を持つ ありえないカラーの大きなニシキエビ達の写真を収める私を見て
自分も同じようにインパクト大でレアなこの印象的な光景を写真に収めえ置きたかったに違いない。



青いイラブチャーは見事な色だ。

巨大シャコ貝

私の指と比較しても巨大さがわかる。

残念なのが今回セミエビがなかった。
セミエビは水族館で見ることができ、このブログでも悲劇の美ら海水族館みたいなタイトルのところに載せられたからまだいいが
ミーバイはいるが もっと黄色の縞模様が入りハデなインディアンミーバイはいなかったので
他サイト様から画像をお借りしてきたものを。


ちなみにここで購入しなくても二階の食堂で食べたほうが安いのであるが せっかくだからお金に余裕があれば自分で選んだものを買って食べさせてもらうのもいい記念になるし面白い。

豚の顔にサングラスをかけた名物の豚の顔や
豚の足などは見られなかった。

そもそも豚の肉を扱うお店が閉まっていて 調理済のパックにい入った顔のみがあった。
私はピリ辛風味に調理されたらしい豚の顔を購入。

この写真を赤くしたようなものである。

そんな感じで夕食の為にお店へと向かう。

つづく

沖縄3 古宇利大橋

2012年02月02日 15時54分00秒 | 旅行
美ら海水族館はさすがに後ろは海で広い為か、館内も広く、水槽のデカさや、生き物の種類もスケールも東京とは大違いであった。
生き物も都内ではいないような、まさに沖縄地元の生き物を集めたような 沖縄ならではの生物が充実していて
よそ者の目をおおいに楽しませてくれた!
 ナマコも充実している印象が強かった。

ただ今回、この美ら海水族館の滞在時間30分という事で 携帯画面越しにジンベイザメをとらえ マンタは後々の画像で見たに過ぎないという悲しい結果となった。

そんなわけで非常に不機嫌極まりないが
レンタカーに乗せられ、どこに行くのかよくわからないまま乗っている。

沖縄というところはサトウキビ畑があちらこちらにある。
サトウキビはテレビでこそよく見るが 生えているのは初めてである。

正直、ススキと区別がつかなかった。
というのも 今は1月末。

夏の一般的なサトウキビとは違い、穂がついている。そして何故かサトウキビの近くにはススキが群生しているパターンが多く
背の高い、穂を伸ばしたススキとサトウキビがよく似ていた。

かなりの時間眺めているうちに 穂の形が違うことに気づき、サトウキビとススキの違いが分かってきた。
いたるところにススキとサトウキビが見られたが、なかなか撮影ができず、何とかとれたのは1枚だけであった。
雄大さに欠ける迫力のない写真となってしまったが
そこらの畑だったり 視界両面に広がる雄大な一面のサトウキビ畑だったり 色々なサトウキビがあった。
バナナのような南国系植物と一緒に畑に植えられた姿も沢山見られた。


さて、車では 
 古宇利大橋 へと向かっていた。
有名らしい。
有名人気スポットで土日は多くの人々で賑わうとのことらしいが、今は1月末。沖縄人にも一番寒い冬でありシーズンオフと言う事で人はまばら!
イタリア生まれのフランス育ちの私は海が大好きである。
 ・・・すみません嘘つきました。物を投げつけないでください

東京と埼玉にしか住んだことがない私は 江の島と新潟の海しか入ったことがなく 見かける海はディズニーランドへ向かう京葉線から見える東京湾のみである。

どこも黒い海で泡とゴミが充実した、強い塩とドブ臭さが特徴である。
昔海にはいると 塩で体がベトベトした。黒い砂がまとわりつき、なかなか落ちない厄介な思いをしたものだ。
だが いくら泡で汚いと言っても壮大な海が好きだ。


なんて考えていると 一本道の両側に広がっていたサトウキビ畑が途切れたと思うと エメラルドの海が両側に広がった!

マリンブルーのような深いブルーではなく 淡いスカイブルーとエメラルドグリーンで彩られ、場所によって色が違う。
わかりやすく言うと薄い水色の部分、淡い緑色の部分、透明な部分がある。
橋を渡り車を駐車場に停めて海辺に来てみた。


ここは泳いだりスノーケリングしてもいい場所らしいが、この時期は沖縄人にとっては真冬で誰も泳がず、水遊びをしているのは幼児一人である。
しかし、東京人にはこの気候は初夏である。
正直暑くて海に入りたい。
と言う事で足だけ海に浸かった。

水が透明すぎて足が水に浸かっているように見えないが、その辺に沢山生えているハイビスカスと一緒に海に入ってみた。
わずかに塩の香りを感じたが、海から出て少し乾かしたら、サラっと渇き、ベタつく事もなく、砂も、砂と言うよりは真っ白な珊瑚の粉々になったやつで肌に引っ付いたりしない。
海の緑色(エメラルド)部分はテーブル珊瑚らしい。水が透明で中が透けているせいだと思う。
珊瑚と 真っ白な小さな貝を拾った。


右手に進むとブルーシールかもしれないアイスが売っていた。
沖縄に来る前に読んだガイドブックにはどこも色とりどりのアイスのアイスやフルーツの写真が掲載され鮮やかにページを彩っていたものだが

「この糞寒い真冬にアイスなんか食えるかあああああ!!!!!」

と見向きもせずにページを飛ばしたものだが、こう暑いとこののちブログを読み続けていればわかってくると思うがアイスばかり食べ続けるハメになる。
ここではサイフを車に置いてきたため、所長が買ってあげると言うも、強がって食べなかったが
同期のS君が食べていた芋アイスや、S女史のピスタチオとバニラ?のダブルアイスをかじらせてもらった。
正直、アセロラやシークワーサーのアイスが気になった。

売店に行くと南国フルーツが売られている。
パパイヤやアテモヤ

スターフルーツ

パッションフルーツにドラゴンフルーツ

パイナップル


南国系フルーツであるが、珍果好きな私は世間で知られる前のレアな頃からすでに食べつくしてきた。
なので珍しくもなかったが、アテモヤをドカドカと箱に詰め込まれて売られる姿は少し新鮮であった。
レアな果実「釈迦頭」「シュガーアップル」「アテモヤ」などと言う名でネットで手に入れたり、都内のデパートでは貴重そうに2個ほど置かれているのが定番であった(10年前の話)

ドラゴンフルーツはなじみのあるピンク色より赤みが強い色をしていた。

駐車場には変な実の付いた木がある。
他の場所にもこの木は沢山あったが、この時初めて撮影したら 一緒にいたS女史は今までこの木の変な実に気づかなかったらしく写真を撮り始めた。
私がこの木の写真を取り出すと 今まで木の下にいたオジサン、オバサン達がはじめて変な実に気づき、写真を撮り始めた。
50過ぎのおじさんが
「パイナップル?」
 
なんて言ってた。パイナップルが木になるかああああああ!!!!!!!と叫びたかったが、イトコもこれをパイナップル?とか聞いてきた。アナナスの特徴を知らない人が結構いる事に今気づいた。

この古宇大橋に来る手前で
 ワルミ大橋 と言う有名どころも通っていた。

高い橋の下に絶景の美しい海が広がる光景。
ただ車で突っ走っただけなのであまり記憶に無い。止まれとも言えなかった。
その橋では小さな子供の兄妹が並んで写真を撮られていた。有名スポットと知らなかったから幽霊かと思った。

沖縄の海はコバルトブルーやエメラルドグリーンで色の濃淡ができた海で、美ら海と自称する意味がよく理解できた。
自分の海の常識、黒くて泡とゴミの浮いたドブ臭い汚い生命の源であり墓場のようなイメージの海とは大きく違っていた。

美ら海を堪能した後は2時間かけて一旦ホテルにチェックインしに帰る。
インターで購入した貝細工の写真を撮った。
おそらく 魚とシーサーをペアにしたのだと思われる。
かわいらしい。茶色の部分以外は全部貝でできている。


そうそう、帰りに寄ったコンビニで所長から飲み物とガリガリ君のラフランス味のアイスを買ってもらった。
海ではアイスを食べなかったが、結局暑さに負けて飲み物とアイスを買ってもらったのである。
外で食べているとすぐに溶けてしまいそうになる。
 東京では信じられない話である。

つづく
  

沖縄2 悲劇の美ら海水族館

2012年02月02日 01時08分07秒 | 旅行
悲劇の美ら海水族館

このブログを開設して早々のパソコン故障・・・
霊にでも憑りつかれているのか!?
霊を見ろ!!第六巻から見ろ!!!解決できるかもしれないぞ!!!

 いやいやいや、第六巻ではいけない。 第一巻から読まなくては!・・・ではなく第六感である。
  話がズレたが 故障なりに 故障にもなれると 故障のまま上手くブログ更新できるようになったのでこのまま書き続けて行きたい。

内容がバカらしかったり、誤字脱字が多いのは申し訳ないが パソコン故障があるため、許していただきたい。
本来の人間がいくら有能でも機械の故障ではどうにもならないのである。

さて、沖縄初日は太陽が爆発した様に光を放つ、その下で レンタカーに乗り込み いよいよ美ら海水族館へ来た!!
周囲の雄大で美しい海に直結していた!


ミーハーな人間はかならずここに来るものだが、私は純粋に水族館好きであり、生き物、魚好きである。
サンシャイン水族館以外にも1、2軒も水族館へ訪問した事があるほどだ。
 たいした数では無いじゃないかと言われそうだが、大事なのは回数ではなく 気持ちである。

しかしそんな水族館好きの自分に、まさかの悲劇が訪れる。

予定では13時~15時半までこの水族館に滞在することになっていたが
 入り口でなぜか30分後に集合し、帰る事に決まってしまっていたらしい・・・。

ふざけちゃいけない。30分で回れるわけがない。


課長が時間を切り詰めた理由は 40分あれば回りきれると判断したからだそうだ。

私は課長の言う意味がわからず とりあえず入る。


壮大で美しい海が好きで 海の生物も大好きである。一匹一匹と顔 形も色も違う。個性がある。
それを見、写真に収め、その魚について論議を交わす。これをしなくてはならない自分は大いに時間を食った。
面白いのが 可愛い顔に縞模様、しっぽが水玉模様の魚!赤みを帯びたオレンジ色で 
「岩にくっつくよ!!!」
と 岩につく気満々の得意げな顔が可愛い!自慢げなので見ていると・・・

スっと青に変わったから驚いた。こうして岩に同化して隠れるらしい。感動ものだ。
自分もそのうちやってみたい。

透明な綺麗な色の魚

変な面白い魚


可愛いハリセンボンが寄ってきた!
これがハリセンボンだと知るのは東京に帰ってからである


巨大で青くケバケバしいニシキエビには圧倒された!
セミエビも見ることができる


海ガメは素晴らしく可愛い



写真を撮りまくっていたが携帯電池がもう末期になり 付き添ってくれていた同期のS君のスマフォだかスマホとかうもので撮影しまくり
それも電池をかなり減らしてしまった

海ガメを見た辺りで課長から電話がかかり
「どこにおんねん!帰るで!!」

と。まだ全然メインのジンベイザメにたどり着いてもいない・・・無理が有るだろう!!!みんなどんな速さで見てんだよ!!!とS君に文句タラタラ言いながら出口に向かう。
途中ジンベイザメに出くわし写真をとるも うまくいかない。


 時間がないのでマンタは見れず 後々S女史から写真をもらったが 沖縄まで来て虚し過ぎる!


危険なサメコーナーがあったので サメ好きとしてはスルーできず
初めてのホオジロザメにお目にかかる。
30年近く前からの憧れの姿は美しい!


そんなことで マンタもジンベイザメも堪能できず
ジュゴンやウミガメメインも場所も見れずじまい。
お土産コーナーも見れず クマノミのバックも買えなかった
クマノミさえ見ていない。

これが沖縄の悲劇であった。・・・S君は私に付き合っていたせいで全部見れなかったのだろう。文句も何も言わなかったが、申し訳ない気持ちでいっぱいである。

イトコも美ら海水族館所要時間10分で ジンベイザメの場所で10分過ごしたのみと言っていたが
どっちもどっちである。

自分は社会人だから学生より金額面で生きやすいが
車の免許がないから困難極まりないのもまた事実・・・。

非常に残念だった。
また絶対に行きたい。
次は50時間居座りたいものだ。

この後は海へ。

つづく