ルーヴル美術館1
怒涛の!執念の!ルーヴル美術館侵略編
美術・絵画なんてカテゴリーを作っておきながら都内で開かれる展覧会に行った!
という事しか書いていないので…
写真撮影禁止ですし
旅行記で載せた美術館の写真を美術カテゴリーとして新たに載せることに。
世界的に有名で作品だけでなく建物も見所有りな美術館ですが
まったく絵画などに興味ない方、それでも有名どころだから行っておこうか…
なんて方も多いと思います。
そんな方にオススメなのが
中野京子「はじめてのルーヴル」
絵画に興味関心がない方でも とても読みやすく、絵の見方がわかりやすい、興味を沸かせる本です。 絵毎にさほど長くない見所、絵の背景、裏話的な事が書かれています。
きっと訪問した際、本物を目にした時の感動も変わってきます(*^_^*)
2014年間8月
初の海外旅行
ドイツ・スイス・パリ のツアーに1人参加。
最後地、フランスのパリではルーヴル美術館も含まれ、ツアーで連れて行ってもらう。
おそらく2〜3時間でメジャーな見所を回る。
その後は解散後にまた自分1人で。
ツアーの場合は団体として入るため、1人で行く場合はチケットを買って再度入り直す。
ツアーと個人で合わせてガッツリ写真を撮りまくった。
走りながらとにかく写真を撮った。
ツアーでは一般的メジャーな箇所
レオナルド・ダ・ヴィンチとか…
修復終了したばかりのサモトラケのニケ
ミロのヴィーナス、モナリザ
ナポレオンの戴冠、エジプトのエリアなど。
そしてその後ふたたび訪れた際はリシュリュー翼をメインに写真を撮りまくる。
そしてホテルに帰り、誤ってパリに来てからのバス市内観光・ルーヴル美術館での写真を全て削除してしまうという大失敗。
こうして
1度目のルーヴル美術館は写真無し。
翌日のフランス最終日、丸一日をかけて
ルーヴル美術館に篭った。その執念の記録。
2014年8月のルーヴル美術館
怒涛の!執念の!ルーヴル美術館侵略編
ピラミッドの入り口は混んでいる。
が、いかにもルーヴル美術館来ました!を実感するには良い入り口。
セキュリティーチェックを受けて中へ入ると中央にインフォメーション
館内地図があり、日本語は紫色。
隣にピンク紫の韓国語版があるので赤系の識別が少し苦手な方は注意!
自販機でチケットを買い、シュリー入口から入る。

では私の足歩取り写真を載せまくります。もう、ただただ載せまくります。

このアルテミスは元はヴェルサイユ宮殿にあった物


そして第一のお目当て、アモルとプシュケ!!!(神話)
可愛らしい純愛神話ロマンのロマンスにこの美しい姿の彫刻で
大人気なので常に人だかりができている。
(8月で日曜だったから余計かも)







死の眠りに瀕したプシュケの元にアモルが飛び降りキスで目覚めさせます。
ぐったりした下半身はまだ死の影が残り 上半身は 夢ではないとアモルを愛撫し確かめています。
二人の腕が輪を描くように交わるスタイルと アモルの羽が美しいです。
羽部分は別の素材の石が使われ透けるように薄いのです



そのうしろも この2人なのですがアモルに羽が無いせいか 気づいてないのか
ここには人は集まっていません




蝶々はプシュケのアプリビュート。
アモルの手に蝶々を。

そのまま奥へ進んで…ヘルメス(神話)

ミケランジェロの瀕死の奴隷

どこが瀕死なのかわからないけれど男色家のミケランジェロの造る(描く)男性像はかなりの肉体美で艶めかしく
エロティックです。
勇敢、荒々しさなど全くない ただただ官能的な男の像となっています。
ダ・ヴィンチもやはり男色家
聖ヨハネなど 描かれた男性は大変魅力あふれる姿で描かれています
ここでは写真は撮り損ねましたが(紛失した写真には撮っていた)
さて絵画を見に行きます。有名エリアです
ナポレオン

神話の地獄をさまよう二人ですね
不倫の中で夫に殺害されこうしてさまよっているのですが美しいです


でかくて迫力
フランス革命の自由の女神

有名作ですね
後に職場の後輩くんがこれをジャンヌダルクだと思い込んでいたのでビックリ!
王の最後。自分の愛した女達と愛馬を殺害させます

実際に起きた事件から描かれた漂流画
実際にはこんなに肉体美で躍動感は無く 死にかけていたでしょうが、ここはやはり絵ですので
美しく描かれています。実際には死んだ仲間の肉を干していたそうです

天井

アンドロメダとペルセウス 神話ですね

ピグマリオン 神話のお話し

ピコのアモルとプシュケ 先に書いた通り神話

夜が明ける前 アモルは飛び去ります。
名残惜しげにプシュケを振り返りながら…
プシュケはまだまだ幸せな夢の中。
爽やかで可愛らし愛の物語ですが 物語を知らない方でしょうが「やり逃げ」なんてほざく方もいます。
また、この絵を「悪い天使」の絵と書いてる本もあります。古い本で
全て読むと書いてる方がかなり無知な方だとわかるのですが
そもそも アモルは神であって天使ではないですからね((((;゚Д゚)))))))
その本は…無知な方というか 少し古いので今のネット社会の情報源とはほど遠く、行き届かなかったのもあるのかもしれませんが
ルーヴル絵画に登場する可愛い動物にスポットを当てて載せていたり、面白い趣向も。
絵画全体を載せているわけではないので
自分で行って探してみる…(本やネット画像から探すのもアリですね)なんて楽しみも残してくれてました。

赤が基調の展示室75になじむ赤い配色。

大きい絵だと分かります。
沢山の絵を載せましたが ほぼ神話ですね。
興味がない、興味がどうの以前に何だかさっぱり分からん!と言う方は なんか膨大な量の絵がある((((;゚Д゚)))))))
なんて思ってしまうと思いますが
何も難しいことはなく
場所にもよりますが大まかに
宗教画・神話・歴史画 これです。
違う人が 違う絵を描いているようでも 同じ神話だったり、事実上の絵だったり、キリストに関わった人物であったり…
と 何も難しいことはないんです。
ほぼそれらの絵です。
その他、肖像画、風景画がプラスされます
ナポレオン戴冠 ダヴィッド画


2枚書き残してます。その一作目。もう片方はヴェルサイユ宮殿に。
違いは一箇所、女性のドレスの色が一着だけピンクに変えられています。
描かれている子供はナポレオンの甥ですが絵画が完成した時には亡くなっています。

肖像画・歴史画
この絵を描くにあたっての背景は…調べれば調べるほど面白いですよ
この展示室内にダヴィッド自画像もあります

プロパガンダ的にナポレオンを素晴らしく書きあげた画家はなんと革命時にはジャコバン派の革命家です。
ロベスピエール、ダントン、デムーラン、マラー、サンジュストなど
フランス革命では欠かせないジャコバン派の1人で革命後ナポレオン時代にこうしてナポレオンを素晴らしく描いてるんですよね…
ジロンド派に殺害された「マラーの死」も有名です
と、美術から脱線しそうなので絵に戻って…
神話
エウロラと私は呼んでますが
とりあえずオーロラと夜明けの女神
バラ色の指先からおとす小花がとっても可愛い
色彩も美しく好きな絵画です

ダヴィッドがフランス革命の時代、革命、その後のナポレオンを描いた同時期、同じフランス
こちらはフランス革命の渦に飲み込まれたフランス王妃
マリーアントワネットのお気に入りの女流画家、美貌のヴィジェ・ルブランの自画像
娘と一緒

ダヴィッドとは同時期、同じ国の画家
ナポレオンともあっています。
ナポレオンの戴冠やダヴィッドの自画像とまったく無関係ではないフランス革命時代の作品
神話になります
エンディミオン
処女神であるアルテミスが月の光となって神々しくる愛撫がとても美しい

神話
ケンタウルスに弓を教わる

この展示室75から見える
サモトラケのニケ。この時、修復を終えて戻ってきたばかり



有名作で人だかりがすごい…近寄らずに撮る

イタリア画がずらりと集まるグランドギャラリーが見えた。 行って見る
躍動感ある力強いダヴィデがいた。

眠るヴィーナスとアモル。アモルが可愛い。

ヴィーナスを連れてくるアモル
アドニスの死を知らせる

ミカエル

上野の美術館に来ていた「ラファエロ展」で初対面した絵
けっこう小さい絵です

このミカエルも小さい絵です

聖母とキリスト、ヨハネ。
ラファエロの描く聖母は そこに居るかのような暖かいぬくもりを感じさせます。
白い肌は柔らかく 温かみがあり 優しいまなざし・・・そして何て美しい聖母や可愛い聖母が多い事か・・・。
ミケランジェロやダ・ヴィンチと違い
ラファエロは女が好きです。
女性の暖かい優しさ、愛らしさを熟知し
このような絵画になるのでしょう。

せっかくここまで来たのだからモナリザにたかる人でも撮って行こうか・・・と思いつつ自分もたかってみた。


モナリザは防弾ガラスの中に居るので一度目にルーヴルで撮った際には反射して撮りにくかったですが 今回何とか撮れました。
この絵はポプラの木で大昔に描かれているので大変痛みやすく すでに過去に盗まれた際にもだいぶ傷んでしまっていて
減収な温度、湿度管理が必要で このガラスケースの中で適切な温度湿度に調節され保護されています。


ふかわりょう肖像画(嘘です)

ティッツィアーノの描くこちら絵はその後日本にも来てまして、見に行きました

キリスト これも名画代表・・・と言うかここのはほとんどが代表的で
一枚、日本の美術館に来日させたらその一枚で凄い人数の人間が集められるだろうと言う絵画ばかり。

モナリザに集まる人
ゼウス
が悪を懲らしめている元天井画

再び展示室75に戻ってきた

そしてまっすぐ通過してサモトラケのニケ
ここを通過
通過


ヘルメス発見



ミロのヴィーナス


天然の友人がこの写真を見て「どうしてミロのヴィーナスって手が無いの?」と。
「壊れたからよ」
さてここらで一気に一番上まで階段を駆け上がる。
そうすると 現れるのはこちら
神話の若い男女…男女というか少年少女です。


目も覚めるような美しい色彩
小中学石の頃は観る物にこれ以上ない程の感動と輝きを心に感じることが出来た。
知識も無く、ネットのように事前情報収集も出来ない頃だから
初めての感動というものだろうか
もうその感覚も無くなってしまった・・・と思っていたがルーヴルに来てあの頃感じられた驚き
輝く感動を十周年ぶりに感じることが出来た。

そしてずんずん進む

両サイドは神話 スザンナを題材にした絵は多かった。ヌードが描けるもんだからみんなこぞって描きまくったのだな。
簡単な説明
美しい人妻のスザンナが全裸で入浴というか水浴びだかしている所を2人のスケベジジイが覗く。
そしていかがわしい要求をする
要求というか脅迫する。
スザンナは拒否し、そのせいで色々嫌がらせを受けるのだが
その覗きシーンを描いた絵画はとにかく多い。
怒れるメディア ルーヴルのは小さい方なのだとか。
この話は後味悪い・・・
神話とは人間よりもドロドロ愛憎劇だったりする。

更に行くとショパン

そしてこの部屋



更に行くとナポレオン。

そしてやっと大好きな絵
アモルとプシュケまで到達。この辺りは人も少ないのでクーラーも効き のんびり座って鑑賞する。
ちょっとここで絵を見ながら休憩。


透ける布 春の野原にいることがわかる。小さな苺の花も咲いている
プシュケの頭の上の蝶々
蝶々はプシュケのアトリビュート
アモルの母は愛欲の女神、美しいヴィーナス。そのヴィーナスと愛人代表の軍神マルス と、それを隠れ見るヴィーナスの夫

ヴィジェ・ルブランのエリアに来ました
娘と一緒の自画像




眠るアモルを光りで照らし見るプシュケ

壊れた甕
この絵の依頼主はあのルイ15世の寵姫
デュ・バリー夫人。
性教育的な絵というか…。
乱れた服の少女
無残に摘み取られた花、壊れた甕、
そしてまったく乱れていない髪
ルーヴルで見るとまったく何も思わなかったけど その後、日本の美術館に来た際に この絵の大きさにビックリ!!!
普通に見えた絵も日本に来るとその大きさに驚愕させられる…そんな物ばかりです。

ロココ フラゴナール
すごく小さい絵。





フラゴナールはブランコが一番好きですが ここには無いのです
これも深い内容が・・・

結婚。母と妹が寂しがって泣いていますが 姉は先に嫁ぐ妹をねたんで睨んでいます

私的、ロココ絵画の最高画家ブーシェ








こちらの右側の振り返る女性のこめかみ

こめかみと鼻の横につけボクロのようなものが付いていますが これ美術本などの画像ではありません
あとから上につけられたものとわかります
誰が付けたんだ???
エイや魚、カキなどが沢山!猫ちゃん大喜び、猫まっしぐら!

パリスの審判

タイトルは忘れたけれどヴァトーの作品

右側に3組の男女が見えますが 一番右に愛の女神ヴィーナス像。その横に座る二人。口説いているようなカップル
女性のスカートの下にアモルが居ることから愛を意味します その左は一緒に立ち上がるさらに左は男性に連れられ去っていく
これは時間の経過をさし 右から左へ このカップルの愛の時の流れを表しています。
ヴァトーのピエロ こちらもルーヴル代表する名画・・・だと思うのですが 場所がらか周囲に人はいませんでした。
そもそもここらのエリアは人が少ない。快適です

この絵を初めて見たのは高校生の頃学校の図書室の美術史本ですが こんな大きいとは思いませんでした。

さ…シュリーは見たので
前日に午後来た際に偶然見つけた
ルイ14世の肖像画や、その時代の部屋やインテリアなどを集めた見事なエリア
若くて可愛いポンパドゥール夫人の肖像画、アモルとプシュケの鮮やかで見事なタペストリー
これを最後に見て帰ろうと
それらを探そうと歩き出すのだが…
全然見つからないのだ
ホントに全然…しかしこの日は最終日。
帰らないといけない。
しかし
タペストリーだけは絶対に撮らないと日本に帰れない!!!
そんな思いもあってまだこの階をさまよってみることにした。
こうして私の冒険が始まった。
ナポレオン書きかけ


ちょっとした隙間に小部屋があったり少しの階段があってそこのエリアに離脱したりと もう迷宮さながらな箇所が・・・。
小部屋には大きなポンパドゥール夫人!
前日見た物とは違いますが。
こちらは30半ばころの絵。

ルソーの肖像画も発見
外を見ると
カルーゼル凱旋門、配置を知っている人でないと分からないかもしれませんがコンコルド広場のオベリスク、エトワール凱旋門

延長線上にあるのが見て撮れます。
・・・さて・・・ついに別のエリアに来ました。リシュリューと書かれているところに入り込みます。ここは全くのノーチェックで
あった為、何もわかりませんが こっちにはブーシェのディアナはいないはずだけど、せっかくここまで来たならちょっとだけ・・・
と入りこんで見た。なんの予備知識も配置もわからない場所・・・
と

ルノワール!どこの場所が知らないが
19世紀末の絵画エリアまで来ていたとは!!

詐欺師
そこからわりとすぐ・・・次の部屋に入り飛び込んできたのがっ!!!
忘れてしまっていたが私の大好きなアモルの絵!!!
アモルの誕生

アモルに敬意をしめす


この青の色彩がとっても綺麗
ガニュメディスの誘拐 ・・・

ああ、ここまで来てよかった!!!


これ…先ほど書いた、本でどの絵画とは記されず、ただ動物のみがルーヴルの動物として紹介されていた猫さん。
「主人公にはなれないのだけど…」
と台詞が勝手につけられて猫さんのみが載せられたこの控えめでかくれて顔だけ出したような猫さんが
可愛くてたまらなくて
ルーヴル美術館所蔵のすべてという
持ち上げるのも困難な重たい本やアプリからこの猫を探し出すのにどれだけ苦労したか…。
執念で探したものだがルーヴルでも実物発見!!!

つづく
怒涛の!執念の!ルーヴル美術館侵略編
美術・絵画なんてカテゴリーを作っておきながら都内で開かれる展覧会に行った!
という事しか書いていないので…
写真撮影禁止ですし
旅行記で載せた美術館の写真を美術カテゴリーとして新たに載せることに。
世界的に有名で作品だけでなく建物も見所有りな美術館ですが
まったく絵画などに興味ない方、それでも有名どころだから行っておこうか…
なんて方も多いと思います。
そんな方にオススメなのが
中野京子「はじめてのルーヴル」
絵画に興味関心がない方でも とても読みやすく、絵の見方がわかりやすい、興味を沸かせる本です。 絵毎にさほど長くない見所、絵の背景、裏話的な事が書かれています。
きっと訪問した際、本物を目にした時の感動も変わってきます(*^_^*)
2014年間8月
初の海外旅行
ドイツ・スイス・パリ のツアーに1人参加。
最後地、フランスのパリではルーヴル美術館も含まれ、ツアーで連れて行ってもらう。
おそらく2〜3時間でメジャーな見所を回る。
その後は解散後にまた自分1人で。
ツアーの場合は団体として入るため、1人で行く場合はチケットを買って再度入り直す。
ツアーと個人で合わせてガッツリ写真を撮りまくった。
走りながらとにかく写真を撮った。
ツアーでは一般的メジャーな箇所
レオナルド・ダ・ヴィンチとか…
修復終了したばかりのサモトラケのニケ
ミロのヴィーナス、モナリザ
ナポレオンの戴冠、エジプトのエリアなど。
そしてその後ふたたび訪れた際はリシュリュー翼をメインに写真を撮りまくる。
そしてホテルに帰り、誤ってパリに来てからのバス市内観光・ルーヴル美術館での写真を全て削除してしまうという大失敗。
こうして
1度目のルーヴル美術館は写真無し。
翌日のフランス最終日、丸一日をかけて
ルーヴル美術館に篭った。その執念の記録。
2014年8月のルーヴル美術館
怒涛の!執念の!ルーヴル美術館侵略編
ピラミッドの入り口は混んでいる。
が、いかにもルーヴル美術館来ました!を実感するには良い入り口。
セキュリティーチェックを受けて中へ入ると中央にインフォメーション
館内地図があり、日本語は紫色。
隣にピンク紫の韓国語版があるので赤系の識別が少し苦手な方は注意!
自販機でチケットを買い、シュリー入口から入る。

では私の足歩取り写真を載せまくります。もう、ただただ載せまくります。

このアルテミスは元はヴェルサイユ宮殿にあった物


そして第一のお目当て、アモルとプシュケ!!!(神話)
可愛らしい純愛神話ロマンのロマンスにこの美しい姿の彫刻で
大人気なので常に人だかりができている。
(8月で日曜だったから余計かも)







死の眠りに瀕したプシュケの元にアモルが飛び降りキスで目覚めさせます。
ぐったりした下半身はまだ死の影が残り 上半身は 夢ではないとアモルを愛撫し確かめています。
二人の腕が輪を描くように交わるスタイルと アモルの羽が美しいです。
羽部分は別の素材の石が使われ透けるように薄いのです



そのうしろも この2人なのですがアモルに羽が無いせいか 気づいてないのか
ここには人は集まっていません




蝶々はプシュケのアプリビュート。
アモルの手に蝶々を。

そのまま奥へ進んで…ヘルメス(神話)

ミケランジェロの瀕死の奴隷

どこが瀕死なのかわからないけれど男色家のミケランジェロの造る(描く)男性像はかなりの肉体美で艶めかしく
エロティックです。
勇敢、荒々しさなど全くない ただただ官能的な男の像となっています。
ダ・ヴィンチもやはり男色家
聖ヨハネなど 描かれた男性は大変魅力あふれる姿で描かれています
ここでは写真は撮り損ねましたが(紛失した写真には撮っていた)
さて絵画を見に行きます。有名エリアです
ナポレオン

神話の地獄をさまよう二人ですね
不倫の中で夫に殺害されこうしてさまよっているのですが美しいです


でかくて迫力
フランス革命の自由の女神

有名作ですね
後に職場の後輩くんがこれをジャンヌダルクだと思い込んでいたのでビックリ!
王の最後。自分の愛した女達と愛馬を殺害させます

実際に起きた事件から描かれた漂流画
実際にはこんなに肉体美で躍動感は無く 死にかけていたでしょうが、ここはやはり絵ですので
美しく描かれています。実際には死んだ仲間の肉を干していたそうです

天井

アンドロメダとペルセウス 神話ですね

ピグマリオン 神話のお話し

ピコのアモルとプシュケ 先に書いた通り神話

夜が明ける前 アモルは飛び去ります。
名残惜しげにプシュケを振り返りながら…
プシュケはまだまだ幸せな夢の中。
爽やかで可愛らし愛の物語ですが 物語を知らない方でしょうが「やり逃げ」なんてほざく方もいます。
また、この絵を「悪い天使」の絵と書いてる本もあります。古い本で
全て読むと書いてる方がかなり無知な方だとわかるのですが
そもそも アモルは神であって天使ではないですからね((((;゚Д゚)))))))
その本は…無知な方というか 少し古いので今のネット社会の情報源とはほど遠く、行き届かなかったのもあるのかもしれませんが
ルーヴル絵画に登場する可愛い動物にスポットを当てて載せていたり、面白い趣向も。
絵画全体を載せているわけではないので
自分で行って探してみる…(本やネット画像から探すのもアリですね)なんて楽しみも残してくれてました。

赤が基調の展示室75になじむ赤い配色。

大きい絵だと分かります。
沢山の絵を載せましたが ほぼ神話ですね。
興味がない、興味がどうの以前に何だかさっぱり分からん!と言う方は なんか膨大な量の絵がある((((;゚Д゚)))))))
なんて思ってしまうと思いますが
何も難しいことはなく
場所にもよりますが大まかに
宗教画・神話・歴史画 これです。
違う人が 違う絵を描いているようでも 同じ神話だったり、事実上の絵だったり、キリストに関わった人物であったり…
と 何も難しいことはないんです。
ほぼそれらの絵です。
その他、肖像画、風景画がプラスされます
ナポレオン戴冠 ダヴィッド画


2枚書き残してます。その一作目。もう片方はヴェルサイユ宮殿に。
違いは一箇所、女性のドレスの色が一着だけピンクに変えられています。
描かれている子供はナポレオンの甥ですが絵画が完成した時には亡くなっています。

肖像画・歴史画
この絵を描くにあたっての背景は…調べれば調べるほど面白いですよ
この展示室内にダヴィッド自画像もあります

プロパガンダ的にナポレオンを素晴らしく書きあげた画家はなんと革命時にはジャコバン派の革命家です。
ロベスピエール、ダントン、デムーラン、マラー、サンジュストなど
フランス革命では欠かせないジャコバン派の1人で革命後ナポレオン時代にこうしてナポレオンを素晴らしく描いてるんですよね…
ジロンド派に殺害された「マラーの死」も有名です
と、美術から脱線しそうなので絵に戻って…
神話
エウロラと私は呼んでますが
とりあえずオーロラと夜明けの女神
バラ色の指先からおとす小花がとっても可愛い
色彩も美しく好きな絵画です

ダヴィッドがフランス革命の時代、革命、その後のナポレオンを描いた同時期、同じフランス
こちらはフランス革命の渦に飲み込まれたフランス王妃
マリーアントワネットのお気に入りの女流画家、美貌のヴィジェ・ルブランの自画像
娘と一緒

ダヴィッドとは同時期、同じ国の画家
ナポレオンともあっています。
ナポレオンの戴冠やダヴィッドの自画像とまったく無関係ではないフランス革命時代の作品
神話になります
エンディミオン
処女神であるアルテミスが月の光となって神々しくる愛撫がとても美しい

神話
ケンタウルスに弓を教わる

この展示室75から見える
サモトラケのニケ。この時、修復を終えて戻ってきたばかり



有名作で人だかりがすごい…近寄らずに撮る

イタリア画がずらりと集まるグランドギャラリーが見えた。 行って見る
躍動感ある力強いダヴィデがいた。

眠るヴィーナスとアモル。アモルが可愛い。

ヴィーナスを連れてくるアモル
アドニスの死を知らせる


ミカエル

上野の美術館に来ていた「ラファエロ展」で初対面した絵
けっこう小さい絵です

このミカエルも小さい絵です

聖母とキリスト、ヨハネ。
ラファエロの描く聖母は そこに居るかのような暖かいぬくもりを感じさせます。
白い肌は柔らかく 温かみがあり 優しいまなざし・・・そして何て美しい聖母や可愛い聖母が多い事か・・・。
ミケランジェロやダ・ヴィンチと違い
ラファエロは女が好きです。
女性の暖かい優しさ、愛らしさを熟知し
このような絵画になるのでしょう。

せっかくここまで来たのだからモナリザにたかる人でも撮って行こうか・・・と思いつつ自分もたかってみた。


モナリザは防弾ガラスの中に居るので一度目にルーヴルで撮った際には反射して撮りにくかったですが 今回何とか撮れました。
この絵はポプラの木で大昔に描かれているので大変痛みやすく すでに過去に盗まれた際にもだいぶ傷んでしまっていて
減収な温度、湿度管理が必要で このガラスケースの中で適切な温度湿度に調節され保護されています。


ふかわりょう肖像画(嘘です)

ティッツィアーノの描くこちら絵はその後日本にも来てまして、見に行きました

キリスト これも名画代表・・・と言うかここのはほとんどが代表的で
一枚、日本の美術館に来日させたらその一枚で凄い人数の人間が集められるだろうと言う絵画ばかり。

モナリザに集まる人

ゼウス
が悪を懲らしめている元天井画

再び展示室75に戻ってきた

そしてまっすぐ通過してサモトラケのニケ
ここを通過

通過


ヘルメス発見



ミロのヴィーナス


天然の友人がこの写真を見て「どうしてミロのヴィーナスって手が無いの?」と。
「壊れたからよ」
さてここらで一気に一番上まで階段を駆け上がる。
そうすると 現れるのはこちら
神話の若い男女…男女というか少年少女です。


目も覚めるような美しい色彩
小中学石の頃は観る物にこれ以上ない程の感動と輝きを心に感じることが出来た。
知識も無く、ネットのように事前情報収集も出来ない頃だから
初めての感動というものだろうか
もうその感覚も無くなってしまった・・・と思っていたがルーヴルに来てあの頃感じられた驚き
輝く感動を十周年ぶりに感じることが出来た。

そしてずんずん進む

両サイドは神話 スザンナを題材にした絵は多かった。ヌードが描けるもんだからみんなこぞって描きまくったのだな。
簡単な説明
美しい人妻のスザンナが全裸で入浴というか水浴びだかしている所を2人のスケベジジイが覗く。
そしていかがわしい要求をする
要求というか脅迫する。
スザンナは拒否し、そのせいで色々嫌がらせを受けるのだが
その覗きシーンを描いた絵画はとにかく多い。
怒れるメディア ルーヴルのは小さい方なのだとか。
この話は後味悪い・・・
神話とは人間よりもドロドロ愛憎劇だったりする。

更に行くとショパン

そしてこの部屋



更に行くとナポレオン。

そしてやっと大好きな絵
アモルとプシュケまで到達。この辺りは人も少ないのでクーラーも効き のんびり座って鑑賞する。
ちょっとここで絵を見ながら休憩。


透ける布 春の野原にいることがわかる。小さな苺の花も咲いている
プシュケの頭の上の蝶々
蝶々はプシュケのアトリビュート

アモルの母は愛欲の女神、美しいヴィーナス。そのヴィーナスと愛人代表の軍神マルス と、それを隠れ見るヴィーナスの夫

ヴィジェ・ルブランのエリアに来ました
娘と一緒の自画像




眠るアモルを光りで照らし見るプシュケ

壊れた甕
この絵の依頼主はあのルイ15世の寵姫
デュ・バリー夫人。
性教育的な絵というか…。
乱れた服の少女
無残に摘み取られた花、壊れた甕、
そしてまったく乱れていない髪
ルーヴルで見るとまったく何も思わなかったけど その後、日本の美術館に来た際に この絵の大きさにビックリ!!!
普通に見えた絵も日本に来るとその大きさに驚愕させられる…そんな物ばかりです。

ロココ フラゴナール
すごく小さい絵。





フラゴナールはブランコが一番好きですが ここには無いのです
これも深い内容が・・・

結婚。母と妹が寂しがって泣いていますが 姉は先に嫁ぐ妹をねたんで睨んでいます

私的、ロココ絵画の最高画家ブーシェ








こちらの右側の振り返る女性のこめかみ

こめかみと鼻の横につけボクロのようなものが付いていますが これ美術本などの画像ではありません
あとから上につけられたものとわかります
誰が付けたんだ???
エイや魚、カキなどが沢山!猫ちゃん大喜び、猫まっしぐら!

パリスの審判

タイトルは忘れたけれどヴァトーの作品

右側に3組の男女が見えますが 一番右に愛の女神ヴィーナス像。その横に座る二人。口説いているようなカップル
女性のスカートの下にアモルが居ることから愛を意味します その左は一緒に立ち上がるさらに左は男性に連れられ去っていく
これは時間の経過をさし 右から左へ このカップルの愛の時の流れを表しています。
ヴァトーのピエロ こちらもルーヴル代表する名画・・・だと思うのですが 場所がらか周囲に人はいませんでした。
そもそもここらのエリアは人が少ない。快適です

この絵を初めて見たのは高校生の頃学校の図書室の美術史本ですが こんな大きいとは思いませんでした。

さ…シュリーは見たので
前日に午後来た際に偶然見つけた
ルイ14世の肖像画や、その時代の部屋やインテリアなどを集めた見事なエリア
若くて可愛いポンパドゥール夫人の肖像画、アモルとプシュケの鮮やかで見事なタペストリー
これを最後に見て帰ろうと
それらを探そうと歩き出すのだが…
全然見つからないのだ
ホントに全然…しかしこの日は最終日。
帰らないといけない。
しかし
タペストリーだけは絶対に撮らないと日本に帰れない!!!
そんな思いもあってまだこの階をさまよってみることにした。
こうして私の冒険が始まった。
ナポレオン書きかけ


ちょっとした隙間に小部屋があったり少しの階段があってそこのエリアに離脱したりと もう迷宮さながらな箇所が・・・。
小部屋には大きなポンパドゥール夫人!
前日見た物とは違いますが。
こちらは30半ばころの絵。

ルソーの肖像画も発見

外を見ると
カルーゼル凱旋門、配置を知っている人でないと分からないかもしれませんがコンコルド広場のオベリスク、エトワール凱旋門

延長線上にあるのが見て撮れます。
・・・さて・・・ついに別のエリアに来ました。リシュリューと書かれているところに入り込みます。ここは全くのノーチェックで
あった為、何もわかりませんが こっちにはブーシェのディアナはいないはずだけど、せっかくここまで来たならちょっとだけ・・・
と入りこんで見た。なんの予備知識も配置もわからない場所・・・
と

ルノワール!どこの場所が知らないが
19世紀末の絵画エリアまで来ていたとは!!

詐欺師
そこからわりとすぐ・・・次の部屋に入り飛び込んできたのがっ!!!
忘れてしまっていたが私の大好きなアモルの絵!!!
アモルの誕生

アモルに敬意をしめす


この青の色彩がとっても綺麗
ガニュメディスの誘拐 ・・・

ああ、ここまで来てよかった!!!


これ…先ほど書いた、本でどの絵画とは記されず、ただ動物のみがルーヴルの動物として紹介されていた猫さん。
「主人公にはなれないのだけど…」
と台詞が勝手につけられて猫さんのみが載せられたこの控えめでかくれて顔だけ出したような猫さんが
可愛くてたまらなくて
ルーヴル美術館所蔵のすべてという
持ち上げるのも困難な重たい本やアプリからこの猫を探し出すのにどれだけ苦労したか…。
執念で探したものだがルーヴルでも実物発見!!!

つづく