ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

貧乏とは無限の欲

2016-03-09 | 自己啓発日記

 

息子を塾へ迎えに行く途中、時間があったので久しぶりに本屋へ行った。

本当に久しぶりだった。本屋が近所にあることもあって以前は毎週のように行き、休みの日なんて2時間以上いるなんて当たり前だったなと思いながら何か自分を元気づけてくれるような本がないものかとウロウロした。

いつもの私ならすぐにいろいろなことに興味を持って手に取りたくなるのに全くそそられるタイトルがない。

星のコーナーに行く。

それはすぐに気になって、次の日食が9日だったこともあって時間など確認した。

携帯の天気をみると全然良くなかったこともあり、みられるか厳しいような感じがしたのですぐまたほかの本を探した。

結局30分くらいぐるぐるして最後にえほんのコーナーへ行ってみた。

「世界で一番貧しい大統領のスピーチ」

妙に気になって実在する人の話だったこともあり開いてみた。

自分の給料の半分を寄付にまわし、お屋敷にも住まず、車も長年の愛車を自分で運転する。

出かける前、鶏に餌をやって大統領の仕事に向かう。

その大統領のスピーチのストーリー2ページ目くらいから目頭が熱くなるような気持ちになった。

ページをめくる度に涙目になりながらこれまでの私自身の辛さや悲しさを理解してくれる人に出会ったような気持ちで感動しながら読んだ。

私はこれまでこの経済の歯車としてのロジックをただひたすら残す為に働いているのではない。

悪循環をやりたくない。つなげたくない。でもそこを含む全てが循環なのだとしても自分も家族にも積み上げてきたものを泥水の上で転んで真っ黒になったことを仕方ないみたいに諦めさせたくもない。いつもいつもそんな風になんとなく感じていたから、このスピーチが大統領のスピーチであってうれしかった。そんな大統領を選ぶ立派な国もあってホッとしたようなくらいだった。

本の内容は子ども向けに訳されていたので、本人が話している動画を探した。

http://whats.be/2180

私は地元の環境問題を考える団体のメンバーをしている。

その活動の中で山の清掃活動についての講演に参加したとき話の中で「環境問題は人間社会を相手にすると言うことです。動物が山や川を汚しませんよね。だから人間社会を考えると言うことなんです」という話しがあって、このスピーチを聞きながら思い出した。

自然をテーマに仕事をしていると、結局そこに行くのだ。子どもだとかそういうことを抜きにできなくなる。

この大統領がそういう環境で生きてきた人で、競合せず共存していることを知っていて、幸せの定義は何かを苦しめて奪って集めることじゃないし、人の努力で自分を飾り立てることでもないし、そんな風に年を取って振り返ってこれが求めていたことか?と思う日が来ることを恐ろしいと思っているのだろう。

息子のことを思った。「お母さんやってるよ。」

ばあちゃんのことも思った「ばあちゃん。私、まだ生きれてるよ」

本屋へ行ってよかった。アマゾンで買ってばかりいたけど、たまには本屋へ行ってみるものだとしみじみ思う。 

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どこを向くか

2016-03-08 | 私のお仕事(本業)

上司に対してあまり遠慮しない私は自分でもそれがどういうことか十分実は気がついている。

男性と違い、その世界で頂点をめざそうとか野望がとくにないので私の基準はどうあるべきかということだけしかない。

お客さんをむくということは私の仲間全員が同じ。

最近べつの部所の課長たちと出張し、その道中で昔ある営業マンが私に話したことの話題になった。

随分前、女性の営業マンが入ってくることになったことがあった。

その頃私は今の部所ではなかったけれど、営業のサポートのようなこともしていたのである営業マンに相談された。

自分の席の隣にその女性が来るということが嫌なんだと。

「あなたならいいんだけど、ほかの人は嫌だ」

私は笑いながらすかさず「どういう意味でしょうねえそれ。私は喜ぶところですか?」と訪ねたけれど、彼は真剣に悩んでいるようだった。

結局その女性は隣の席に来ることになったけど、家庭の事情でしばらくするとまたすぐにやめていった。

その時の話を部長は「なんであなたならいいと言ったんだろうね」と笑っていった。

「だからですよ。複雑でしたねえ。まあその方がいいしある意味うれしかったですよ。気を使われるくらいならずっとその方が良かった。」

すると所長が「なんて言うか、もうあなたは仲間だから。俺達と仲間だから打ち解けてて性別とか関係ないですよね。俺だっていまだにいろいろ相談事をするし、申し訳ないけどなんでも言えちゃってそうやって気にさせちゃうことをいうこともあるんだろうけどとにかく仲間だからそういう意味じゃ女性の中でも特別ってことですよ」

みんなさすが所長!!!いいこと言う!!!と盛り上がった。

私は「もうね、おばちゃんだからね。なんでもポロっていっちゃうんです。知ったことか!みたいな。結局我慢しても誰も得しない。自分が嫌な気持ちになるだけだからとにかく知ったことか!ってやっちゃう」

「そうそう。精神衛生上良くないんだから言えるならいった方がまし。黙ってた方がいいなら黙ってる方がまし。」みんな笑いながらそういった。

「お客さんが一番偉い。もうそれだけですよ。それ以外偉い人なんていないから。そこだけみんなでむいてたらいいですよ。」

さすが私の仲間だと大盛り上がりで帰った。 

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議長をしてみて

2016-03-07 | 自己啓発日記

頼まれて地元のある会議の議長をした。

コーディネーターがやって来て二人で事前に打ち合わせをする。
県外から来たこの人はさすがのスキルで無駄がない。
内心、ある世帯の事例をあげての話をうちわですませないのか。どうして会議をするのかと思っていたくらい何をするのか分かっていなかったので、この人の話しを聞いて随分深刻なものを引きうけたのだとしみじみ思った。


彼は録音するから議事録が作れるかと言うのでもちろん大丈夫だと答えると細かく記録する必要は無いから楽な方法でかまわないと言ってくれた。

いざ会議が始まってみると彼がなぜ楽に書けばいいと言ったのかよくわかった。

全く前に進まないからだ。

民族性かもしれないが、聞いていることと答えが一致していない。

簡潔でない。

突っ込みどころ満載でこれを議事録に起こすのか?とドン引きする中そのコーディネータは必ず一度自分がとりまとめて要約してくる。

この一手間がなかったら何を話しているのかみんな解読できるのだろうかと思ったが、つまりなにがいいたいのかというと、
こんなに人と人との話し合いは脱線しがちになるもので、コーディネーターや議長が一瞬にして要約できた方がいいのだとつくづく感じたのだ。

仕事で会議ばかりよく出る。人に報告すると言うことは日常で珍しいことではない。

そういう生活になれている方からすると異様にすら感じるのだ。

逆算するような方法でものを見る私は今回の議題についても「こうなったらいい」のイメージを持っていた。
そこにたどり着くためには何を知る必要があるのか。
どこが問題点何か知りたい。

そこを導き出したい。

そのためにコーディネーターはみんなに罠を仕掛けていく。私はその罠にはまっているようなフリをして突破口を作る。

なぜその作業が必要なのか。それがこの議題の終着点なんだ。

この議題が持つものは何かをイメージ通りにすることとその他に「自分たちを顧みて気づきを起こす」ことにある。

その「気づき」は人から教えられては右から左に抜けるだけ。
だからあえて内側からあふれ出るように引っ張りだす。その罠なのだ。

終盤にさしかかって思ったけれど、会議ではなくワークショップだったな。
人がどんな仕事をしていたかお互いに分かっただろうし、私自身もそんな人がいるんだなと自分の身内だったらと思うと身に詰まる感じで聞いていたし、何も知らずに幸せにぬくぬくといる人がバカっぽく思える程世の中は切羽詰まっているんだと思った。

今回、本当にいい勉強になった。

人数自体は20人程いただろうか。何かここ最近考えさせられていたものを実体験したような会議だった。

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頭が良くなりますように

2016-03-06 | 美味しいもの日記

赤大根の大根おろしとさんま
唐揚げ
ポトフ
クラゲの酢の物
玄米ご飯

息子よ。頭の栄養になれ!😁
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子どもの好きなもの

2016-03-06 | 美味しいもの日記

ピザ🍕
今日は生地から作る。



頑張れ息子😊
こんなことしかできないけど母ちゃんは全力じゃ😉
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