ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

最近よく聞かれる

2013-01-16 | 子育て日記
中学生の親戚が「こうちゃん中学受験するの?」と聞いてきた。

ところでこの中学受験の波は、私にとって都会の子供が抱える問題だくらいの遠い存在でまさか私がそんなことを言われると思わなかったけど、うちの子の学校はほぼ市内の公立にそのまま行く子ばかりのようだ。

地元に受験で入る中学が出来たことが発端で、にわかに親たちがざわついている。

友達の子供は去年受験して通っているようで、私にも「受験させたらいいのに。こうちゃんは賢いし大丈夫だよ」と言っていた。

そこあたりは私はがっついていない。

間口は広げられるけど、それをどう活かすかで大人になってからの過ごし方に大きな差が出る。
大学へ行こうが使えない人は使えない。「それで大学まで出てるの?」という思考回路の人なんて大勢いる。
だから強い執着はない。ただ普通のことをちゃんとしっかり体に取り込んでくれたらいい。

進学したいと言えばすればいいと思う。未成年を過ぎた後に進学するからと私に全力で頼るつもりならそこは違うと思うけど、私は産んだ人間として責任がある。
でも子供の人生だから、私の見栄を張るためにつまらないレールを引く気もない。

私が出来ることはするけれど、甘ったれていられる子供と自分が同じつもりでいるなら「それで大学でてたの?」と言われる変な大人の始まりだと思っている。

学歴はあった方がいいと思うけど、形だけの学歴という人にならないように勉強するならするで体裁で進学するようなことにならないほうがいい。

たまに聞く。「大学くらい行かなきゃ」みたいな人。

そこで人格を測っているなら馬鹿だと思う。

いつか進学するならお金目的で適当な学歴でも受け入れるような大学には行かせたくないけど、どこに行ってもかわいがられる人になってくれたらそんな感じでもいいと思うこともある。

それを言うと親戚中に文句を言われる。
うちの家系で最初に産まれた男の子を、立派な人間に育ててくれと言われる。

私にとって立派な人間とは、人を見下げず、頭を下げられる、自分以外の誰かを守れる人だ。

学歴とは直結してないと思うんだけどな。
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