ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

やっぱなあ

2012-03-24 | 私のお仕事(本業)

昨夜「わかっちょって欲しいとよね・・・」の一言から2時間くらい仕事の話しをしていた。

これは言ったらマイナスだねってことも正直に話した。

言うだけのことを言ったのか言わないのかただ思いつく限り必死で話しをしたような気がする。

だけど全くすっきりとしない。むしろ悲しい気持ちになったくらい。

朝、どーんとしていた。

戦うだけ無駄という私らしくない感情があった。


聞く耳がないってのはある意味見えない暴力なんだな。

落ち込んだって程じゃないけれど、「あ~お金ってこんなにも人を変えるんだね」って気分になった反面、ぶれない人がどれほどかっこいいかも思った。

ぶれない男。

非を認める大人。

あるとき先輩が「力が強いとか、気が短いとか、思ったことを口に出すとかそんなのが強いんじゃない。一番強いのは頭を下げられることなんだ」と言ってたことがある。

昨日の私はその正反対を体験していた。

「オレは知らなかった」

心底どうなのよそれ・・・と思った。


他の人から少し前に似たような話をされて、その時に私は「オレは知らないって言ったって甘んじてうけたからには共犯なんだよ。いなくなった人のせいしちゃいけなんだよ。そんなこと言って逃げるなら、自分の立場を捨てて欲しい」と言った。


その人は黙っていた。そういう言い訳を自分もしていたのかもしれない。


話しをするのも嫌になる人っている。
同じ空気を吸うのも嫌になる人っている。

でもそこまで嫌になるのは、たぶんそれまで本当に信じていたからだ。
それまでずっとわかってくれる人だと思っていたからだ。

それが実は全然心になんて届いていなかったとわかったら、それまでの月日がなんだったんだという気持ちになる。

信じて慕っていた心を一瞬で破壊する。

たとえ悪気がなくても、たとえ本当はいい人でも。
いろんな話しをして、いろんなことを相談してきて、だけどそれが全く伝わっていなかったと感じたら。
その時間が長いほどなにかが抜かれていくようにへこんでしまう。

そしてその後、望まなくなる。

それほど信頼していたからなんだ。


こんなにも人の話を聞いていない人がいるだろうか。こんなにも自分のことしか考えない人がいるだろうかと思うと「本当はいい人なんだ。悪気なんてないんだ」といくら思ってもそれすら逆にたちが悪いと思えてしまう。

私はまた戦ってみようという気持ちになるだろうか。

わかって貰おうと努力する日が来るのだろうか。

今はとにかくへこんでしまったな。人に負けないという気持ちは悪い方へも働くんだ。弱いものと強い物を作ることがある。

ぶれない大人。私はぶれない大人でいられるといいな。


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