ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

なんでよ

2009-04-20 | 家族のお話
最近私のおばちゃんが入院したことで、大阪の親戚も帰ってきました。
私の親戚は、関西チームと九州チームに大体別れているんですが
関西チームは半分が警察官です。

昨日知ったんです、その関西チームの中に私より10歳くらい年下の子で警察官がいて、もう1年くらい昏睡状態だというのです。
理由は、悪い人を追っていて負った怪我が引き金になったんだそうです。
どんな怪我だったのかは教えてくれなかったのですが、まだ20代なのにそんなことになっているなんて知らなくて 小さい頃よく泣き虫だったその子のことを思い出していました。

あの泣き虫な甘えんぼさんが警察官になっているなんて意外な気がするんですが、身近にそんな目に遭っている人がいることもびっくりします。

もしも彼が生きていなかったら、悪者を追いかけて立派な最後でしたということになるんでしょうか。
死は死です。どんな結末でも、軽いとか重いとかなく辛いのが当たり前です。
生きていてくれたからよかった。でも彼は苦しいでしょうね。
私ならそんな気がします。
誰かの人生の上に自分の人生がある。それは元気な人も同じでしょうが、彼のためにもまわりが強く生きなきゃダメですね。

なんでこんな目にあったんでしょう。
私の息子は大きくなったら警察官になると言います。
私は冗談のように「ダメ!怖い人がナイフや拳銃を振り回したりしたら危ないから」と言いますが、冗談じゃないですね。

いつ目を開けるか分からない息子を見るなんて本当に悲しい。
どうして人を傷つけて平気な人がいるんでしょう。
悪人ほど反省とは無縁なもんです。
顧みるなんて知らないものです。

悪い人じゃないのに悪いことをしてしまう「事故」とは明らかに違う。
これ以上やったらこの人を殺してしまう。が 解らないか解っているのか。

警察官だって人間です。小さい頃両親に愛されてみんなに大切にされて、警察官になったと喜ばれ、自慢に思われるのに 危ない人に立ち向かっていく仕事。

私の息子が本当に警察官になることになったら私は止めないとは言えないかもしれません。
1年間 目を開けない従兄弟の子どもを知っていて、我が子を警察官にできないだろうなと思います。

あの泣き虫の「タケちゃん」がもう目を開けないのかもしれないと思うと、もっと話せば良かった。もっと遊んだりすれば良かったと、本当に悲しくなります。

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