ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

6年の親子会で

2013-03-18 | 子育て日記
あっという間の小学校時代だったけど私の中ではずっとなにかに追われていつの間にか終わりが来た感じでした。

私は6年の親子会リーダーになったことで育成会の支部長にならずにいたけど、年度初めに支部長になってくれといわれたときに断って良かったと思ったほど忙しかった。

でも育成会長が私に「忙しいかもしれないけど誰かが困っていたらきっとあなたはほっとかないと思うけど」と言われてこんなんじゃ私がいつもいなきゃいけないじゃないかと意地でも手を出さないぞと思っていた。

だけどこの前の6年生のお別れ会のとき2班の班長が私のところへ来て、おいしそうなパンがたくさん入った袋をくれた。

「なんで?」というと「私が班長になったばっかりにあなたに迷惑をかけたようでここ数日本当に悩んでしまったの。だからほんの気持ちだし受け取って欲しいから」と言ってきた。

正直しまった・・・と思った。

心配していた。様子がおかしいと思っていた。


やっぱりそうだったんだ。


それで私も「母が病気でほとんど家にいて、仕事と子供と家庭と母とで何も完璧にこなせていないんです。だからそんなに思うほど私もしっかり出来ませんでした。子供がいて家族がいれば思うように動けないと思います。」

「そうよね。独り者の人にそんなに忙しいの?って聞かれたことがあるけど忙しいわよね」

「子供がいるってことは子供のことだけですむわけがないでしょ。子供のしがらみが全て自分に関わってくるのだから二人分とまではなくても1.5倍の重さで人生を歩いてしまいますね。でもそれだけ尊い時間ですね。子供以上の宝物はないと思いませんか?」


「そうそう。ほんと忙しいし、自分のやりたいことをやれてる人を見ると考えさせられることも一瞬はあるけど一番幸せだと思うのは子供が素直に育ってくれてるときよね。母親って楽しくてしかたがないのよね」


そんな彼女をみて私は「そんな話し、自信を持って言える奥さんって立派ですよ。ほんとお金とか地位とか名声は関係なく絶対的な幸せをつかんでいる人って感じがします。」


彼女は「こうちゃん全然すれたところのない子供じゃないの。みているだけで笑っちゃうの。本当にみてるだけでねえ。」


と息子のぬるさ具合を楽しんでいる感じだったけど、その奥さんを通してまた母親の強さを少し感じたような気がした。
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