ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

わからんやつだと思った瞬間

2013-07-09 | 私のお仕事(本業)

かれこれ1年、まともに口をきいていない人がいる。

なんとかかんとか私の機嫌を取ろうとしているらしいのも知っている。

1年も、凄いとも思うけど 1年も口を聞きたくないという私のこの現象は怒っているんじゃなくて、どちらかというと傷ついているというほうだ。

だから謝って欲しいわけでもない。


だって腹が立っていないのだから。



ただ、私のシャッターが降りているだけなんだから。


私の中に毒が溶け込んで、それは中和されずにまだ心の中にあるということだからだ。


私もどうしようもない。



その出来事を思い出す度に「ああ~やっぱりだめだ・・・」という一人会議結果がでてしまう。


どうにもできないのは私のことだけじゃないからだ。


私が許せる状態を作っていないのに、許してもらおうと機嫌を取ったって私の身の上にだけ起こった出来事じゃないのだからどうしろというんだ。


すっかり呆れている。怒る気もない。


昔から、かなり昔から、私は自分より私の仲間や周りの人間を傷つける人の方が感に障る。
やっかいなことにそういうやつは私に取っていたくもかゆくもないわけなのだけど私が身代わりになるわけにもいかない。それは助けられないということ。
傷ついた人をただ見ているだけで、何も助けてあげられないということ。

だからその相手に対してその人が知り合いだったり近い人間だったり信頼していたりするほど裏切られたような気分になってしまう。

あなたってそういうやつなんだね・・・って。


私が直接何か嫌なことをされたなら、私がなんとかすればいいんだ。

だけど、周りの人間に攻撃がいくと私にはどうにもできない。

それが仲間や身内であるほど衝撃が大きくなる。


私が1年もの間、相手にしないその人は私の仲間が積み上げたものをあっさり崩してしまった。
私も同じくとばっちりを受けてしまった一人だけれど、自分がなんとか考えを切り替えて解消できたとしても、現実にはたくさんの人の不愉快さが残っていて、私はそれを聞いてしまう。

聞かされている間は私は味方だと思われているんだろう。

聞いてあげるしかできない。

だから、余計に腹が立って、こんな目に遭わす相手と口も聞きたくないと思ってしまう。



私が許すということじゃない。

もし、まわりがどうなろうと別にいいけどねと思う人間ならこんな風に腹も立たない。

「あなたは私の大事な人が嫌がることをして、それで私があなたを大事できるとどうして思っているんだ。私は怒っていない。悲しんでいるだけ。あなたの心の悪さを見てしまって付ける薬も見つからずにいる。あなたはそれでも自分が被害者のような気持ちでいる。最初は悪気はなかったかもしれないけれど、ここまで痛みを感じている人が現れているのに耳をふさいで目を閉じているのはただの確信犯。もうあなたは加害者になってしまっている。自分の無神経さを心からわびて改めて生きて欲しい」

こんなことを思っている。


黙っているのは自分が被害者だと思っている人に何を言っても無駄だからだ。


「もしかして自分なの?」とにじみ出るように自分からわき上がってくるまで待っているんだ。


言ったらわかる相手じゃないときには何も言わないようにしている。


説明することが無駄だからだ。


特に偉い人間でもないくせに、こんなことを思うような私は偉そうだ。

ただ「そうなんだけどでもダメなもんはダメだ」と判決がでているんだ。



私に許しを請うても無駄だ。原因は私のところにないんだから。

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