ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

喜劇と言った人

2014-06-10 | 自己啓発日記

ベートーベンが自分の死に際「喜劇は終わった」と言ったときいた。

一休さんは「死にとうない」と言ったときいた。

 

私はベートーベンに近い。

 

死にたくないと思った時期は小学生くらいに終わった。

社会の授業でよその国の貧困さをしってこの国に生まれて本当に奇跡だと思ったものだった。

 

ばあちゃんが亡くなったあたりでは感覚が変わっていて、法律上の死刑宣告なんてMAXで重い罰だと言えるのか?と考えるようになっていたくらい生きることの重さと命の重さの境界線が分からなくなっていた。

「死ぬようなこと」がいったいどんな苦しみだと解釈したらいいのか分からなかった。

生まれた頃から何度か命拾いをしている。

だから死ぬようなことがわからなくても、人の犠牲の上に成り立った人生を無駄にするのは犠牲になった人は何だったんだということじゃないかと思っていたことで死が怖いということはあまり感じなくても「役目がある」という感覚で過ごしている。

 

頭が狂いそう、死んでやるというやつは心の底からアホだと思っている。そんなことで騙される程私はのんきに生きていない。

 

昔、いとこがそんなことを電話で言ってきて「狂いそうなら狂ってないんでしょ。死んでやるって私にいっても相手しないよ。何の八つ当たり?」というと沈黙になった。

 

人間、真剣に辛いことがあると狂った方が楽だと思うくらい悲しい程しっかりしてしまうものだ。

 

ほっといてもそのうち迎えが来る。自分から飛び込まなくても向こうからやってくる。

 

それを口に出すのなんて八つ当たりだ。

 

思えばいろんなことがあった。確かに私の人生は喜劇の真っ最中だ。

 

そんなアホな・・・な登場人物だらけだ。

 

自分もそうなんだろうけど、本当にコントのような人生だ。


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