ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

普通に生きれ

2009-11-03 | 自己啓発日記
私の仲間に相談事をしました。
「このままずっとこのままなのは嫌だ。私は私の思った通りに生きれるように努力する。誰かをあてにしたり、待っているのはイライラさせられる。その理想に向かう努力をしている方がずっと気が楽だ」とそんな話しをしていました。

友達は「ただ、普通にあることを幸せそうだと思うときってあるでしょ。私はこの仕事をするようになってよく思う。まわりにもっと上を目指せばいいのにと言われるからそうかもしれないと思うけど、とっても疲れるときがあるの。もうほっといてよって思う日もたまにはあるのよ。」と彼女はいいました。

彼女の仕事は歌手です。
鹿児島を拠点にしていますけど宮崎にもたまに来ます。
私は「私は歌手です」と言えるってことは幸せだろうなと思うけど、そこに居続けるということは苦労が耐えないのだろうなと思ってます。
実際、彼女にかなう歌い手を私は地元では知りません。でも彼女がしている努力を私は知ってます。
彼女はその人の限界がわかると言います。たまには行く末まで想像がつくそうです。
「趣味は趣味として主となる何かを持って大切にしなければ、趣味が死ぬまで自分の人生を裕福にさせてくれる人なんて何万人に一人よ。それくらい大半の人は大したことがないの。いつも自分が輝いて見られたいだけの人が大勢いいてそんなことより大切なことがあるのに気がつかないの。マキは気がつくはずよ。そんなタイプの人はいつも相手を見透かしているように話すから。
普通に生きれない人は自分の人生に満足できない。満足できないのは、感謝する心が足らないからよ」

彼女は今年49歳になりました。私と一回り違います。

とても謙虚に私に話しをしてくれます。私の方が時には年上のように、でも妹のように、彼女はソウルが専門ですけど昔「100万本のバラ」を歌ってもらったときには感動して、私はしばらくその曲ばかり歌ってました。

「普通に生きている自分のことも大切にしなさい。いつも人からうらやましがられたいと思って生きる人は本当の友達がいないものよ。だってうっとうしいじゃない、そんな気の抜けない人間と一緒にいるなんて。あなたは仲間に思われている分まわりを認める気持ちを持っている証拠よ。私に相談してくれてありがとう。私だって捨てたものじゃないんだと思うことができたのはあなたのおかげね。」

彼女は私が悩んでいるところの本質を教えてくれたのに、私にお礼を言ってくれました。大きな人だなあと思います。

「普通に生きればいいということを自分がなし得ないことの言い訳にしてはいけないよ。でも普通の人を馬鹿にする人間になってはいけない。本物の人は悟っているものでしょ。偉ぶらないし弱いものにも優しい。哀れみって意味ではなくて自分ができることを探していたりするでしょ。私、あと3年くらいしたら喫茶店とかでアルバイトして修行して自分で店を持とうと思うのよ。だって今までたのしかったもの」

あえて普通の生活をしたいという彼女が楽しそうに見えました。
彼女は子どもがいなくて旦那さんも一昨年亡くなりました。
私に「あなたが結婚しないと決めていたら私と一緒に暮らしましょうか。私、珈琲を入れるの上手なの」と言うのですがそれは私も同じつもりなんですよね。
私と一緒に住むという人は女性だとあと二人いるので、いっそアパートでも建てちゃってみんなで住み着いちゃうって言うのも楽しそうです。
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2 コメント

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Unknown (まりりん)
2009-11-08 08:23:22
旦那には言えないけど独り者になったら私も仲間に入れてね。
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OK (maki)
2009-11-21 00:04:48
私はヘルパーもできるから大丈夫よん(^O^)/
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