自分を元気にしてやれないとき

怒る気持ちは長続きするのでしょうか。
たまに一月でも怒っている人がいますがまあそれはうっとうしい人のような気がします。
でも傷つけられて落ち込んだ気持ちは結構長く続きます。
思い出しては涙が出て来るような出来事は、仕事でパソコンの画面を見ていても
車の運転をしていても　お風呂に入っているときも　別のものを見ているのに頭いっぱいに広がってまるで痛みを重ね塗りしているかのように　思っては落ち込み思っては落ち込みを繰り返したりすることがあります。

自分を自分で慰めきれないとき　病気が自然治癒するように時間が解決することもあります。

それでもダメなとき、私はたくさん寝ます。無理しても寝ます。
酔いつぶれてでも寝ます。

眠っているとき私の心はきっと天国へ里帰りをして受けた傷の修復をして来るのだと思います。
そして目が覚めると「まあいいか」と思えていたりします。
傷のレベルによっては時間がかかりますけど。

いつまでも嫌なことは続かない。楽しいことも終わってしまうけど、嫌なことも終わりはくるんだと思って生きてます。

「本当に私は立ち直れるのだろうか。来年の今頃は平気に笑ったりできるのだろうか」

と思うほどぼろぼろになって、目が覚めたとき「どうして私はこんな目に遭うの？」「どうして私をこんな目に遭わせるの？」というくらい理解の範囲を超えた傷つき方をしたときどうやって自分を無理矢理でも元気づけられるのでしょうか。

無理矢理にはやれないこともあります。憂さ晴らしが逆効果に感じることもあります。

だから私はたくさん眠ります。
そしてたくさん本を読みます。
山や海に行って、いろんな生き物にありがとうと思います。

そして「嫌なことはもう終わるんだよ」と自分に言ってあげることにしています。