ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

自分のためにするとだめ

2011-03-03 | 私のお仕事(本業)

私は仕事とかイベントごとを企画実行するとき、必ず誰かのためにという「だれか」を設定する。

そうしないと上手くいかない。

自分のためにとかそんな自分が好きだからとかそういうことが表に出るようじゃ、全体的に上手くいかない。

最近、仕事の仲間と昼ご飯を食べていたときに偶然会った仕事繋がりの社長が、どこかの博士が開発していた水の話を熱弁していた。

私は半分以上聞いていなくて、関わる来もなくずっとその人の人格というものを探っていた。

「なんでこの仕事をしたいんだろう。この人はうわべで話しているみたいだ・・・」とかそんなことを思っていた。

その社長がいなくなったあと、同僚は「あの人テレビにも出たんだとか行ってたけど、要は目立ちたいんだよね。俺たちにスゲ~って言われたいんだよね。凄いそれがわかるじゃん。でしょ?」

と言われて同じことを考えていたというと「俺ねえ。その水がどうかってことよりそいつのことがめんどくさくて引くね。どんなにいいこと言ったってばれてるんだよねえ。なんでわからないんだろう。まずテレビだのとかメディアに出たがるところでボツなんだよ。」と言う彼の毒舌に、「典型的なネットワークビジネスだね。それで哲学っぽく話してるけど個人的な欲得がしっかり隠れてる。哲学でお金を取るの?だからものすごく嘘っぽく感じるんだね。」そんな毒舌返しをした。

彼は「みんなのためだって言ってるけどさ、まずなんでそんな知らない得体の知れない相手のためだと言い切れるんだろう。まずは家族じゃん。仲間じゃん。そこから信用してもらってないならただの思い込みで自己満足なだけだよ。その水を飲んだからなんとかなって、その後幸せになったなんてねえ~ハハハ。幸せの定義って決めつけるなよなあ」

と凄すぎて笑いが出た状態になっていた。

あの社長が言う仕事が本物なら彼はいちいち一人で説明してまわるだろうか。まずは試してくれと見せつけないだろうか。

私なら自分で実験する。自分を見せる。

突然金回りが良くなった姿を見てしまって、私たちは彼が事実儲かっていること見てしまったことで余計関わりたくなくなっていた。素直に儲かるようになったと言ってくれていたらよかったかな。

みんなの幸せのためにとか妙なところだけ振りかざすから余計信用しなかったんだ。

まあいろんな人がいる。私の考えも正しいとは思えない。ただ私と同僚はそのとき流れた独特の空気のせいで、昼ご飯が台無しになったのは確かだった。


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