バンドの練習。
1番師匠が休みで、兄貴分からの特訓。
しばらく私の特訓教室が続くらしい。
声を張り上げる。
嫌な記憶がよみがえった。
19歳の頃血管が切れて吐血したときのこと。
病院で「歌はやめた方がいい」と言われた日のこと。
聞こえなかった耳は私のために必死で音を聞き分けてくれているのに、私の声がうまく変換できない。
どんどん元気がなくなっていった。
これはトラウマってやつかな。
気楽にやれというバンドじゃないことにびびってるんだなあ。
朝起きて「あ。練習についてのメニューを考えよう」と最初に思った。
そこまで思っているんだな私。
練習すればできるよ
今までもできたんだからね
気楽に行かないのは今だけで、出来るようになったら凄い自信になるさ
マッキもう全部終わったことだよ。
何にも気にすることあらへん
もうあのときのことは私らも一緒に乗り越えたと思ってる。
応援してる人を思い浮かべて、気持ちを抑えて歌ってみたらどうかな・・
でも無理はしないようにね。
ありがとう。
まず一番は忙しいんだよねえ。
あと、かとちゃんや臣ちゃんみたいにしょっちゅう一緒に練習してるわけじゃないから自分のミスに気がつかないことがあるんだよ。
音あわせに日にわかったりして。
それがイヤ。
かとちゃんへ
自分がだらだらしてるからいかんのよ。
私が悪いの。
自分で自分に腹を立てているのよね。
米ちゃんへ
今度一緒に飲もうね。
音楽のこともいろいろ方向性とか話したいことがたくさんあるよ。