去年の春、息子が学校でいじめられて悩んだことがある。
当時、私は恐れていたことが怒ったと思った。
学校をお休みして、家でゆっくりしたり山に入ったり海に行ったりした。
たくさん話しをして息子が学校へ行った。
先日、学年最後の参観日があって学級懇談会の時にそのいじめていたこの母親がいた。
彼女は自分の息子が私の子どもをいじめていたとは知らないと思う。ただ私は「この人の子どもなんだ・・・」と思った。
最近、いじめをしていた彼はシャープペンを無くしたらしい。
そのことでお母さんと大げんかになり「名前を書いていたら戻って来るじゃないですか!なんなんでしょうね・・・」と言った。
そんなこと自分の息子に言え!と正直思った。
なんで懇談会で言う必要があるだろう。
先生は黙ってその話を聞いていた。
そしてそのお母さんは「手癖の悪いことかいるんでしょ。どうして人のも自分のもわからないんでしょうね。世の中おかしくなりましたよね」と言った。
自分の子どもが無くすのが悪いのに、誰かに盗まれたとでも言うのか!なんて人だと思った。
その後もなにかぐだぐだと言っていたけど、先生は話しを途中で折って次の人に質問を始めた。
私は「この母親か・・・」と息子が他人に攻撃的なことをなんとなく納得した。
そのうち私の番になった。
私は自分が母子家庭であること、小さい頃から息子と二人で努力して過ごしてきたこと。
そして恐れていた人間関係のトラブル、思春期の子どもの心の変わり方について話した。
私達親子がどんな努力をしたのか、そして息子が最後にある友人とかわした会話を話した。
殴り合いのケンカをして泣いている友人に「お前、あれはやりすぎだよ。お前の気持ちもわかるけどやり過ぎだ」と息子が言った。
相手の子は「俺の気持ちなんてわからないよ」そういった。
息子は「オレもいらんことを言わなきゃよかったんだ。お前のこと、友達なんだからわかってるに決まっているだろう」
私はビックリした。いつもぼ~っとしている息子からこんな台詞が出てくるなんて。
そして相手の子は泣き止んで「いろいろありがとうな。おばさん。送ってくれてありがとうございました」と言って帰って行った。
この話をその子のお母さんと泣きながら話した。自分の息子が成長してることに感動して二人で泣いた。
まるで中学生日記のようなできごとだった。
そんな話しを懇談会でした。
先生は「凄い1年生がくると聞いていたから本当にかまえていたけど、最後にこんな感動を聞かせてもらえるなんて感激です」といわれた。
私はみんなに伝えたかった。「こんな時間、死ぬまで続くんじゃない。だから今は踏ん張ろうよ」って。
そしてうちの息子はちゃんとハードルを越えながら進んでいるぞとみんなに知って欲しかった。
お母さんたちは穏やかな顔で私を見てほほえんでくれた。
当時、私は恐れていたことが怒ったと思った。
学校をお休みして、家でゆっくりしたり山に入ったり海に行ったりした。
たくさん話しをして息子が学校へ行った。
先日、学年最後の参観日があって学級懇談会の時にそのいじめていたこの母親がいた。
彼女は自分の息子が私の子どもをいじめていたとは知らないと思う。ただ私は「この人の子どもなんだ・・・」と思った。
最近、いじめをしていた彼はシャープペンを無くしたらしい。
そのことでお母さんと大げんかになり「名前を書いていたら戻って来るじゃないですか!なんなんでしょうね・・・」と言った。
そんなこと自分の息子に言え!と正直思った。
なんで懇談会で言う必要があるだろう。
先生は黙ってその話を聞いていた。
そしてそのお母さんは「手癖の悪いことかいるんでしょ。どうして人のも自分のもわからないんでしょうね。世の中おかしくなりましたよね」と言った。
自分の子どもが無くすのが悪いのに、誰かに盗まれたとでも言うのか!なんて人だと思った。
その後もなにかぐだぐだと言っていたけど、先生は話しを途中で折って次の人に質問を始めた。
私は「この母親か・・・」と息子が他人に攻撃的なことをなんとなく納得した。
そのうち私の番になった。
私は自分が母子家庭であること、小さい頃から息子と二人で努力して過ごしてきたこと。
そして恐れていた人間関係のトラブル、思春期の子どもの心の変わり方について話した。
私達親子がどんな努力をしたのか、そして息子が最後にある友人とかわした会話を話した。
殴り合いのケンカをして泣いている友人に「お前、あれはやりすぎだよ。お前の気持ちもわかるけどやり過ぎだ」と息子が言った。
相手の子は「俺の気持ちなんてわからないよ」そういった。
息子は「オレもいらんことを言わなきゃよかったんだ。お前のこと、友達なんだからわかってるに決まっているだろう」
私はビックリした。いつもぼ~っとしている息子からこんな台詞が出てくるなんて。
そして相手の子は泣き止んで「いろいろありがとうな。おばさん。送ってくれてありがとうございました」と言って帰って行った。
この話をその子のお母さんと泣きながら話した。自分の息子が成長してることに感動して二人で泣いた。
まるで中学生日記のようなできごとだった。
そんな話しを懇談会でした。
先生は「凄い1年生がくると聞いていたから本当にかまえていたけど、最後にこんな感動を聞かせてもらえるなんて感激です」といわれた。
私はみんなに伝えたかった。「こんな時間、死ぬまで続くんじゃない。だから今は踏ん張ろうよ」って。
そしてうちの息子はちゃんとハードルを越えながら進んでいるぞとみんなに知って欲しかった。
お母さんたちは穏やかな顔で私を見てほほえんでくれた。