ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

朝から赤ちゃん

2008-07-25 | 子育て日記
朝、台所でお弁当を作っていると何か気配がして足下を見た。するとそこには赤ちゃんが立っていた。まず「これは行きてる人間か?」とそこを疑った。
おむつと肌着姿のその赤ちゃんは、どうやら自宅から裸足で逃亡を図り、我が家の台所へ入ってきたらしい。
朝から花に水をやったりして玄関を明けっ放しにしていたので、そこから入ってきたのだろう。
その子を抱いて外へ出ると、お兄ちゃんらしい子が歩いていたので訪ねてみた。
その子もまだ4歳で、聞くと赤ちゃんはまだ2歳にもなっていなかった。
二人を連れて自宅という家に行った。
誰も返事がなかった。
「おかあさんは?」と聞くと「寝てる」とお兄ちゃんが言った。
「呼んできて」と言うと「ちょっと待ってて」と言って呼びに行き、しばらくして「お母さんいなかった。」と言った。
私は子供を児童クラブへ送って行かなきゃならないし、お弁当も途中だし、会社にも遅刻したら嫌だしパニくった。
すると金髪の20歳くらいのおねえちゃんが、猛スピードで外から帰ってきた。
どうやら母親らしい。
「どこいってんの?」と子供達に言った。
「お母さんあんた達のこと探しに行ってたんじゃん。黙って出てきちゃダメよ」と私が言うと、母親の方は挨拶することもなく二人をさっさと連れて部屋へ入って行ってしまった。
朝っぱらから台所で赤ちゃんに遭遇した私としては、一日中「ちゃんと見てろって文句の一つも言えば良かった」と悶々としたことを考えていた。
私は2歳の満たなかった頃の我が子が勝手に外へ出るなんて一大事だ。ましてその子を連れてきてくれた人に挨拶もしないなんて意味が分からない。
おばさんみたいな小言を言っているだろうが、私のうちではなくてその辺の川にでも落ちていたり、車にはねられていたりしたらどんなに後悔するのだろう。
というのもこの赤ちゃん達が、ひょこひょこと歩いているのを見たのは初めてではないからだ。
なんで裸足で歩いているんだ?と出勤途中に何回か見たことがあった。
親の自覚は年齢じゃないし、経験の多さでもない。
10代でもちゃんと立派なお母さんはたくさんいる。
この親子は最近近所に引っ越してきたらいいのだけど、「子供に罪はない」の考えが強い私としてはかかわり合わないように考えているけど心配にはなるところだ。
コメント (2)
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