こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしく。
「赤い自転車に乗って」という本があります。
著者の山村洋子さんがビジネスの世界で歩んできた過程を書き上げたものです。
酒乱の父を小さなときから眺めながら、その暴力に耐える母とともに育った子供時代。
そして高校を卒業すると、当然大学には行けないので、銀行に就職し、
秘書として6年ほど懸命に働いた後過労で入院し、
2週間して職場に復帰したら、もうその椅子がなかった。
(そのときの上司の言葉は私は最低だと思う)
「病気とはいえ、忙しい職場で2週間も席を外したら、他にどんなに迷惑がかかるのか、あなたはよく知るべきだ」
(確かに当時としては常識的な言葉だったのだろうが、現在こんなことを言う上司は上司としては失格だ)
それから当時の電電公社(現在のNTT)に臨時で就職し、
正社員になってからは彼女の才覚で当時売り出されたテレフォンカードを日本で一番販売した。
それでも女性ということからなかなか社内には反発する人もいたが、
それは売上という数字でカバーしていく。
そして地方への転勤。
そこでのセールスもトップを記録し、上層部から昇格の人事異動があるというときに、
誘われていた女性の地位向上のための学校の立ち上げのために退職。
しかし立ち上げた後に待っていたのは、誘った人の夫人によるいわれなき待遇と辞職勧告。
またもや失職。
それから彼女は、その学校立ち上げのときに学んだことと、
今まで銀行での秘書経験やNTTでの営業経験を生かした研修のシステムを作り、
それを売り込もうと毎日赤い自転車に乗って営業にかけずるまわる。
しかし単なる「山村洋子」という名前ではほとんどが門前払い、
名詞を受けとってもらえたと思ったら、その場で粉々に破かれたということも。
(しかし、これも当時としてもとても失礼な話で、こういう奴は結局ビジネスに失敗して今頃は路頭に迷っているはずだ)
どんなに営業にまわっても話に乗ってくれるところはない。
最初この仕事を始める時は、過去の人脈を利用しないと決めていたが、
やはり頼るべきは以前に親しくしてくれた人で、あるときひとりの知り合いに相談し、
少しだが研修の仕事を請け負った。
それからはその人の知り合いから仕事が入り始め、
気がついたら自治体からの研修依頼やラジオのレギュラー番組を持つほどになっていた――。
現在、母親の介護で休職中だ。
父親もその後反省し、彼女と仲直りした後は、彼女の介護で静かに息を引き取った。
この本は、仕事に未来の見えない人だけではなく、
生きることに希望が見いだせない人は一度読む方がいいなと思い、ここで紹介しました。
1時間もあれば読める本ですから、ぜひ一読ください。
本屋さんになければアマゾンで買えます。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
下記のメルマガ「消費者目線のマーケティング」をぜひお読みください。
http://www.mag2.com/m/0000270284.html
お店や会社経営のヒントが詳しく書かれています。
もちろん無料です。
今すぐにアクセスして、登録してください。
群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしく。
「赤い自転車に乗って」という本があります。
著者の山村洋子さんがビジネスの世界で歩んできた過程を書き上げたものです。
酒乱の父を小さなときから眺めながら、その暴力に耐える母とともに育った子供時代。
そして高校を卒業すると、当然大学には行けないので、銀行に就職し、
秘書として6年ほど懸命に働いた後過労で入院し、
2週間して職場に復帰したら、もうその椅子がなかった。
(そのときの上司の言葉は私は最低だと思う)
「病気とはいえ、忙しい職場で2週間も席を外したら、他にどんなに迷惑がかかるのか、あなたはよく知るべきだ」
(確かに当時としては常識的な言葉だったのだろうが、現在こんなことを言う上司は上司としては失格だ)
それから当時の電電公社(現在のNTT)に臨時で就職し、
正社員になってからは彼女の才覚で当時売り出されたテレフォンカードを日本で一番販売した。
それでも女性ということからなかなか社内には反発する人もいたが、
それは売上という数字でカバーしていく。
そして地方への転勤。
そこでのセールスもトップを記録し、上層部から昇格の人事異動があるというときに、
誘われていた女性の地位向上のための学校の立ち上げのために退職。
しかし立ち上げた後に待っていたのは、誘った人の夫人によるいわれなき待遇と辞職勧告。
またもや失職。
それから彼女は、その学校立ち上げのときに学んだことと、
今まで銀行での秘書経験やNTTでの営業経験を生かした研修のシステムを作り、
それを売り込もうと毎日赤い自転車に乗って営業にかけずるまわる。
しかし単なる「山村洋子」という名前ではほとんどが門前払い、
名詞を受けとってもらえたと思ったら、その場で粉々に破かれたということも。
(しかし、これも当時としてもとても失礼な話で、こういう奴は結局ビジネスに失敗して今頃は路頭に迷っているはずだ)
どんなに営業にまわっても話に乗ってくれるところはない。
最初この仕事を始める時は、過去の人脈を利用しないと決めていたが、
やはり頼るべきは以前に親しくしてくれた人で、あるときひとりの知り合いに相談し、
少しだが研修の仕事を請け負った。
それからはその人の知り合いから仕事が入り始め、
気がついたら自治体からの研修依頼やラジオのレギュラー番組を持つほどになっていた――。
現在、母親の介護で休職中だ。
父親もその後反省し、彼女と仲直りした後は、彼女の介護で静かに息を引き取った。
この本は、仕事に未来の見えない人だけではなく、
生きることに希望が見いだせない人は一度読む方がいいなと思い、ここで紹介しました。
1時間もあれば読める本ですから、ぜひ一読ください。
本屋さんになければアマゾンで買えます。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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