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言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

「社長の椅子が泣いている」

2011-02-03 10:11:47 | 販売促進コンサルタントの日記
▲わが家のそばを流れている川では、鴨たちが寒い中でもゆうゆうと浮かんでいます。


お早うございます。販売促進コンサルタント、お客様力(ぢから)プロデューサー、
藤田販促計画事務所の藤田です。

ブックオフでたまたま手に入れた「社長の椅子が泣いている」という本を読みました。
ヤマハとダイエー、そして倒産したリッカーを再生させた河島博氏の評伝というべき著作ですが、
日本楽器(現在ヤマハ株式会社)の創業から現在までの、ワンマンオーナーとそれに抵抗しながら業績を上げた河島氏の実績を中心に、
まるで小説のような感覚で、読み上げました。途中ではエンタテインメントを読んでいるような手に汗を握るような展開もあり、つい遅くまで寝床で読みふけってしまったことがありました。
いかに専横なトップがいると会社がだめになっていくかということが、これを読むと克明に分ります。
いかに適材を得、いかに適材を叶うところにつかせるかとか、有為な人財をどのように生かしていくかということに悩んでいる経営者の方には、
いい意味でヤマハのオーナー社長を反面教師にして、人財の生かし方が学べるものと思います。
一読をお勧めします。
身近に実行できるものもありますので一例としてあげておきましょう。

「考えてみると(中略)、美女軍団を率いる金原の立場からすれば、枝葉末節と思われる報告を受けるよりも、女子社員を誉めあげて仕事にし向けることを優先するのがいいのである。(中略)女性たちに自信を持って売ってもらうには、気高く、心地よく働けるよう心がけるのが管理職の重要な役目であったのだ。金原は『キミちゃんのしゃべり方は、みんなをほっとさせるねぇ』『ヤマちゃん、いい髪型だねぇ』と言って、女子社員を称揚し続けた。」

ヤマハの創業者が山葉寅楠という人で、私と同じ和歌山県の出身だとこの本で初めて知りました。
「社長の椅子が泣いている」加藤 仁著
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062115735?ie=UTF8&tag=amazon0704afi-22


お客様力(ぢから)プロデューサーの藤田でした。
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