ねこぢるうどん

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焼肉屋さんで「ねこぢるって知ってる？」という話になった。

全部持ってますよー　というとやっぱり？、みたいな　笑
娘さんが古本屋で買ってきたらしい。

毎日かあさんは周りに薦められるけど、ねこぢるは要注意。
ガロ出身あたりからやばいが、悪夢をそのままマンガに描いている感じ。
作者は１１年前に自殺していて、原因はいまだに不明。

可愛らしいけど無表情な「にゃーこ＆にゃっ太」、
お母さんは苦労症、お父さんはアル中で工場勤務。
子供ならではの残酷さ、正直さ？が簡潔で複雑な不思議世界。

作者本人のインド旅行記もあるが、人間の死について考え込む。
どれも笑えないけれど、１度読むととりつかれてしまう・・

年末にすべての作品をまとめた「ねこぢる大全」を発見して
弟の家にプレゼントしたが、子供が見たら・・と敬遠されてしまった。

私の中は「無口な西原理恵子」みたいな存在なんだけどな。

ちょっとなつかしかったので書いてみましたよ。