ひとめぼれ

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ＮＨＫ「ダーウィンが来た！」ピグミーマーモセットの特集を見ました。

せっせと幹に穴を開け、樹液が溜まるのを待ってから食べるという賢さ。
先を見越して食べ物を準備することは他の動物もやっています。

しかし、いずれもその食糧はすでに手に入って目の前にあるもの。
マーモセットの場合、仕込みの段階では目の前に食糧の片鱗も見えません。
穴から１日たってにじみ出たゼリー状の樹液を噛み噛み。

未来のまだ見えない収穫のために働くというのは、
ピグミーマーモセットと人間だけなんだそうです。

一昨日、ペットショップでその小さな小さなサルを見かけました。
ハムスターサイズの「しっぽふさふさちゃん」を想像してみてください。
まず私の指先をそっと握り、手のひらに乗って笑顔を見せます。（に見えた）

それから米粒ほどの柔らかい舌で、指先をちゅうちゅう吸ったり舐めたり。
もうたまりません。
ほかのサルを構ってたら、ヤキモチ焼いて小鳥みたいな声で鳴いてた。

値段を見ると≒４０万円。
人のいのちと同じくらいの値段じゃんか・・　←そう思ってるらしい

あんなカワイイのが、小さな雑巾を持って掃除を手伝ってくれるとか、
熱を出したら小さい布団に寝かせて熱さまシートを貼って介抱したりとか、
単行本にたまに挟まれながらもページをめくってくれたりとか、
おわんのぬるいお風呂に入ったりとか、
考えれば考えるほど・・・　　

でも写真はモモンガです。
可愛かったので。