植物園のフルーツバット

フルーツバットと言っても、お皿に果物が盛られているわけではない。
日本語で言うと大コウモリ、こうもりの仲間だ。
普段日本で見るこうもりは、小コウモリの仲間が多く、町で見かけるのは、たいていはアブラコウモリ。　例の超音波を出しながら飛ぶ種類だ。
大コウモリは、日本では、沖縄などの南の地域でわずかに見かけるくらいで、本州では見られない・・・はず。
南アフリカにもいて、クルーガー・パークのところで紹介したかと思う。
オーストラリアにもどちらの種類もいるのだが、この大コウモリが植物園で鈴なりになっているのが見られた。
これは、コウモリ好きの僕も知らなかった。
ちょうど、繁殖期にあたるのか、キーキー、ギャーギャーとうるさい事しきり。　ちなみに大コウモリは、超音波は出さない。
よく見ていると、どうやら、オスがメスにちょっかいを出していて、オスのナニが大きくなっているのもちらりと見えたりして。
なかなか、珍しい光景を見せてもらった。
こんなことなら、望遠レンズをつけた一眼レフカメラを日本から持ってきておけばよかったと後悔しても後のまつり・・・。
残念！