ほんまかいな、そーかいな、南アフリカ と ちょびっと シドニー そして日本だ!

南アフリカ(2004年)と、シドニー(2005年)での生活の近況報告です。そして日本でも(2007年から)

ファイヤー・ブリゲード

2005年04月17日 | オーストラリア
消防隊の事だ。
実は、昨日のあさりバターには、事件があった。
最初、アパートに入るときにいろいろと注意があって、その中に、
“調理をするときは、換気扇を回す事“ というのがあった。
加えて、
“換気扇を回さずに調理していると、火災報知器が感知して消防隊が来るから、そうなったら250ドルの罰金だかんね。“ っていうくだりがあり、そのときは、
“はぁ、なるほどなるほど” と、適当に聞いていた。
一応、注意は、聞いていたので調理をするときに換気扇を回し、窓も開け放っていた。
ところが、この換気扇がいいかげんなもので、どうやら、換気した煙を排出するダクトがあるわけではなく、換気扇は、煙を吸うものの、そのうしろにフィルターがあって、そのフィルターをとおった煙はそのまままた部屋のなかに排出されるようになっていて、どうやら、フィルターを通すだけのような構造になっているらしい。
で、調理をしながら、アサリバターであるから、どっと、油にアサリを放り込んだら、“ジュッゥ~” と油煙が上がり、それが換気扇の能力を超えたものらしく、 突然
“ビ~、ビ~、ビ~” と、鳴り出したかと思うと、廊下でも警報が鳴り響き、エレベーターは止まるは、防火シャッターは、閉まるは、そうこうするうちに、“ウィ~ン”とサイレンが聞こえたかと思うと、消防車がやってきてしまった。 それも、2台も・・・。
“あちゃ~!、やってもぅたぁ~!“
慌てて、非常階段をかけ下り、消防車から降りてきた隊員に、
“いや、火事ちゃいまんねん。 料理しとっただけでんねん。 ごめんちゃい! なんとかこらえて・・・!”
と、言うと、こともなげに
“あぁ、そうやろな、ま、一応、見とこか。” と言って、火災報知器のパネルを見た後、部屋までやってきた。
ざっと、調べた後、
“火災報知器が敏感やから、料理するときは、なんかかぶせとき。” と言う。
“えっ? えぇ~?? センサーになんかかぶせとくのん?”
“そうや、まぁ、今日は、他の人の部屋で料理し・・・。” と、言う。 
なんとも、びっくり。 日本なら火災報知器になにかかぶせたりしたら、それだけで怒られそうなものだが、なんともさすが、オージーはおおらかというか、なんと言うか・・・。
その後、アパートの管理人もやってきて、“まぁ、換気扇も回しとったことやし・・・。” と一応言ってくれたものの、いったい、250ドルの罰金は、どうなるんやろうか・・・?
できれば、うやむやにすませたいなぁ~。

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