KEN's DAIRY

けんまるの日記。不定期更新

ヴァーミリアン×豊J、良いところ無く惨敗。

2009年12月06日 | 競馬
 むぅ~・・・ もう少し、しっかり乗ってやれなかったものなのか?
 まずは開幕集の阪神ダートなら、確率的に前有利はわかりそうなもの。エスポワールシチーの逃げ切りは結果論ではなかったはずです。
 豊Jはヴァーミリアンの強さを『安心感』と評価するのなら、なぜスタートを上手く決めたあとに下げる必要があったのか?2・3番手、あるいは4・5番手で折り合っていれば抜け出しも可能だったはずです。
 スタートが良かった馬をスッと後ろに下げて中団で折り合いに専念させるのは、ここ数年の豊Jの必勝パターンとでも言うべき騎乗術のようですが、コレはかなり諸刃の剣となるもので、今回はもろい部分がでてしまった。折り合いに関してまったく不安の無いヴァーミリアンを不利な中団に持っていくのはどうかと・・・
 直線も多頭数での中団からの進路取りですから、前が開かず、馬との呼吸もばらばらで、ジタバタしてゲームセット。腹が立つのは、ヴァーミリアンは健気に良く伸びていたこと。乗り方次第では、十分に勝てていた。
 今回はかなり結果を意識した、気合を入れての騎乗だったようですが、全てが空回り。若手じゃないから、もうそんなことは許されないはずなのに…

 豊JはGIでは有力馬に乗る事も多いので、秋のGIシーズンが始まる前には、今年は何勝するのだろう?と、ファンとして期待を抱きます。しかし、当然のことながら、そうそうGIなど勝てるものでもありませんので、ほとんどの場合で惨敗・惜敗を繰り返すわけです。そんな時、いつも『最後の砦』として、当然のように勝ってくれていたのが、このヴァーミリアンだけに… 力が衰えている今回だけは、豊Jがスーパーサポートで、頑張り続けたヴァーミリアンに国際GIの勲章を一つプラスしてあげて欲しかった。
 もし、ヴァーミリアンが来年のフェブラリーSまで走るのなら。今度こそ、恩返しと言うか、スーパーサポートをしてあげて欲しいです。

 ヴァーミリアン×豊Jに関しては、すべてにおいて、こんなもんなのか?って感じのレースでした。
 エスポワールシチーは開花しましたね。うん、今後の活躍に期待です。

 さて、しかし新馬2頭はよかった。

 ソリタリーキングは物凄い末脚。前を捉える勝負根性を感じます。ダート路線の新お手馬は、コイツかアニキか… いや、相当強い。
 意地を見せ付けたのがドレスアフェアー。アドマイヤテンバもなかなか強そうですし、並ばれて一瞬抵抗するのは良血のプライド。でも、勝ったのはドレスアフェアー。元々中距離以上が得意そうだったと言う事ですし、ひょっとして、この馬、クラシック候補なのでは?

 今週は4勝して、一気に5勝差まで詰めましたね。6開催で5勝なら無理ではない数字。まあ、相手次第ですが・・・ 現在のリーディング騎手が一日平均一勝として6+5の11勝。一日2勝がノルマとなる厳しい数字ですが、無理ではない。リーディング争いの方も頑張って欲しい。もちろんビッグレースも良い騎乗を期待したいですね。

WSJSの大仕事!アドマイヤミリオン×豊J、5着!!

2009年12月05日 | 競馬
 ふ~ん… で?

 と言われてしまいそうな、このニュースですが ちょっとした競馬ファンなら唸らずにはいられないこのレースでした。
 アドマイヤ馬と豊Jは、アドマイヤベガでダービーを制覇、アドマイヤムーンで海外GIを制したり、アドマイヤグルーヴで女系3代連続となるGI制覇を果たすなど、かつては正に主戦Jと言う感じでした。少なくともその年の一番馬にはまず、豊Jが乗る、と言ったような感じでした。しかし、アドマイヤオーラのダービ直前でのイキナリの降板から、豊Jはアドマイヤ馬にまったく騎乗しなくなります。
 この件に関しては色々と噂も飛び交いましたが、実際にはなぜ、急にそうなったのかはわかりません。単純に 理由はどうあれ、大レースの直前に降板させてくるようなところの馬には、怖くて乗ってられない、と言う事のなのかもしれませんがね? もっと深いものがあるのかもしれませんが、一ファンの我々にはわかりませんしね。
 しかし、抽選で騎乗する馬が決定するWSJSの、このレースで、まさかのアドマイヤミリオン×豊Jが実現。素晴らしい事だと思います。
 色々あるのでしょう。きっといろいろあるのでしょうが、今後はアドマイヤ馬にも、また乗っていってもらいたいですよね。それに縛られるようなら本末転倒ですが、多くの馬に乗って、一つでも多くの素質を発掘して、一頭でも多くのサラブレッド達を開花させる。 豊Jはそんなことも出来る名手なのですから。どんどん乗っていって欲しいですよ。明日デビューのアドマイヤテンバも心から応援しきれないところが、悲しいのです。

 ウオッカはJC制覇。コレも豊Jファンとしては複雑なとことですが、ウオッカはある意味、全てを超越した名牝。天皇賞のカンパニーは強かったですが、そこを何とかサポートしてあげるとか、なんとかしてあげて欲しかった。JCは本当に残念でならなかったですね。結果的にリーチザクラウンがウオッカのペースを作ってしまった事も悔しい事実。
 リーチザクラウンは、来年以降、逃げて折り合う最強理論の完成、そして最強の証明までして欲しい。本気でそう思っています。まず有馬記念を頑張って欲しいですけどね。

 スマートギアは・・・また・・・2着。しかし、ライバル?ナムラクレセントに先着できたのは大きな収穫。負け癖はよくないですしね。小さな一歩前進です。
 そして、末脚は重賞級である事は実証できたわけですから、ワンパンチで、上でも十分に通用するわけです。本当は勝ってゆっくりしてほしかったけど、来年以降絶対やる馬ですよ、スマートギアは! 豊Jの来年の中距離パートナーの最有力候補の一頭!(リーチと並んで

 明日のアドマイヤテンバは注目ですが、豊Jもかなりの良血に乗ってますね。ドレスアフェアーは、クラシック戦線やOPでも活躍したジェミーードレスの子供さん。なかなかやりそう。
 ソリタリーキングはスカーレットレディの仔で、そうヴァーミリアン・キングスエンブレムの弟に当たります。しかも、ダートデビュー。・・・コレは大爆発を目撃できるチャンスなのではないでしょうか?JCDの日にデビューと言うのもなにかをものがたてりうのでしょうか? 楽しみです。

 で、そのヴァーミリアンですが、年齢の衰えは隠しきれませんかね?エスポワールシチー・ワンダーアキュート・サクセスブロッケンあたりをどうおさえてくれるのか? 見ものです。

 ヴィクトワールピサは超小頭数の京都2歳Sを楽勝、強い!次はラジオNIKKEIらしいのですが、来年のクラシックパートナーを占う一戦になりそうです。。