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誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

センダン

2012-06-14 06:44:57 | 日記
センダン;樗の花;花樗;栴檀の花(センダン科)花言葉は、意見の相違。落葉高木の花。棟は栴檀の別名。5~6月頃白または淡紫色の小花を円錐花序に開く。暖地海岸近くに自生するが、庭園にも植えられる。枝は太く四方に広がる。「栴檀は双葉よりも芳し」の栴檀は棟ではなく白檀のこと。「どんみいと樗や雨の花曇り 芭 蕉」「玉桙の道の月夜や花あふち 來 山)「むら雨や見かけて遠き花樗 白 雄」「樗咲き空は深さをうしなひぬ 福永耕二」「吉野川青き流れの花樗 細見綾子」「林中の暮色にまぎれ花棟 樋笠 文」「ひろがりて雲もむらさき花樗 古賀まり子」「栴檀のあいあまる花こぼさざる 鷹羽狩行」。日本語の数の多さは『木』で始まる木編だけで『(よみなし)』まで156文字ある。(文字の数 意見の相違 156 ケイスケ)

マイズルソウ

2012-06-13 05:28:30 | 日記
舞鶴草(ユリ科;マイズルソウ;マイアンテムム属)花言葉は、清純な少女の面影。深山など、冷涼の針葉樹林下などに生える。根茎は白色で白色で長く横に這い、群落を作る。葉は卵心形で長さ3~7cm基部は深い心形となって先は尖り光沢がある。5~7月、高さ8~15cmの花茎を伸ばし、茎の先に白色の花を20個ほどつく。花被片は4個で平らに開き、先は反りかえる葉脈の曲がった様子が鶴が羽を広げたようにみえるところから、鶴の舞う姿を連想させるので「舞鶴草」の名がある。液果は球形で赤く熟す。「舞鶴草風持ちかねて揺れはじむ 河野南畦」「舞鶴草淋しき時は群れて咲く 有馬朗人」「踝に山の夕風舞鶴草 加藤耕子」。分布地は北海道~九州、朝鮮、中国、サハリン、千島、シベリア、北アメリカ。であるが、世界にマイズルソウ属はヒメマイズルソウ;マイズルソウの2種のほか北アメリカ北東部にもう1種で世界に3種しかない。(舞い舞いや 人目が去りて 風もなし ケイスケ)



山法師

2012-06-12 05:42:45 | 日記
ヤマホウシの花;山桑;山帽子;四照花(ミズキ科)花言葉は、友情。山地に生える落葉高木で、庭木にもされる。高さ10~15m。葉は長さ5~10cmの楕円形で対生する。開花は6~7月。花びらに見えるのは白い苞で平らである。花は小さく緑黄色で、苞の中心に多数つく。漢名は「四面花」、「山法師」は丸い花房を僧侶の坊主頭に、白い苞をその頭巾に見立てたもの。秋に実る赤い実が桑の実に似ているので「山桑」ともいう。風にそよぐ白い花は清楚なイメージで、鳥や雲などと取り合わせた山村の風景が似合う。庭木としての野趣も捨てがたい。「山法師雨降山を雲降りて来 村山古郷」「西方の霧が明るむ山法師 殿村登四郎」「旅は日を急がぬごと山法師 森 澄雄」「山法師咲いて大きな開拓碑 大橋敦子」「「山法師巌に佇ねば水見えず 丸山佳子」「百段の畑も鋤かれぬ山法師 菊池一雄」「晩年の序の口にして山法師 本宮鼑三」「山法師峪を隔てて暮れる山 青柳照葉」「母許へ途次なる山法師 中里 結」「夕暮れを浮かれ歩きの山法師 野田禎男」(桑の実も 山桑紅で みなうまし ケイスケ)

スイカズラ

2012-06-11 06:57:29 | 日記
あまスイカズラ;忍冬;金銀花;爪花(スイカズラ科)花言葉は、愛の絆、友愛。蔓性半常緑樹で、庭にも植えられる。蔓は細長く、他の物に絡んで伸び、長さ4~5mになる。葉は長さ約5cmの長楕円形で対生する。葉の脇に細長い筒形ニ唇形の花がニ個ずつ並んで咲く。長さ3~5cm,芳香がある。初夏溶液に細い筒状の合弁花を開く。花色は初め白色だが後に黄色に変わる。そのことから「金銀花」ともいう。すいかずらは「吸葛」で、子供が花の蜜を吸って遊んだから。また、密を吸う時の唇の形に花冠が似ているからともいう。葉が冬でも落葉しないので、中国名「忍冬」。「忍冬の花うららかにむくまでかな 白 雄」「忍花一連風に漂へる 今井つる女」「忍冬の花折りもちてほの暗し 後藤夜半」「忍冬の花のこぼせる言葉かな 後藤比奈夫」昨日の女子ゴルフ「サントリーレディス」最終日「金孝周(キムヒョジュ;16歳332日;高校2年生)」が通算17アンダーで7打差を逆転初優勝。「嬉しすぎて自分が何をしているかわからないです」史上最年少V&3人目のアマチュアVをド派手に飾った。4週間以内にプロ転向すれば「LPGAツアー協議優勝者」の資格を持ってツアーに参戦できるが、「私はアマチュア、まだそこまで考えていません」9月トルコで行われる「世界女子アマチュアゴルフチーム選手権」で金マタルを目指す。「将来は先輩に好かれ、後輩に尊敬されるプロになりたい」という。
日本勢にとっては6試合連続外国人優勝の不名誉な新記録となる。(金孝周キム.ヒョージュ韓国.江原道原州市生まれ、現在大元外大高2年)賞金は2位の佐伯三貴1,800万円を獲得した。

入梅

2012-06-10 18:34:37 | 日記
太陽の黄経が80度に達した新暦の6月11日ごろにあたる。しかし実際にこの日から始まるわけではなく、各地の過去の平均値を見ても、六月初旬から中旬にかけて入梅に入ることが多い。今朝はよく晴れていたので、洗濯を済ませ、外に干した。風があるので、昼までには乾くと思いながら午後からTVを観ているうちに,すっかり忘れて5時半に庭を覗くと雨が降って、ビショ濡れ、慌てて濡れながら取り込みに出る。再び洗濯機に戻して洗いに掛かり、外を見ると、すでに雨は止んでいた。再度洗濯したものは、湯殿で乾かすことにする。梅雨に遊ばれたとんだ日曜の午後でした。「入梅や蟹かけ歩く大座敷 一 茶」「樹も草もしづかにて梅雨はじまりぬ 日野草城」(油断して 梅雨に濡れにし 吾哀れ ケイスケ)

ユキノシタ

2012-06-10 07:53:38 | 日記
ユキノシタ;鴨足草、虎耳草、雪の下(ユキノシタ科)花言葉は、切実な愛情、博愛。日陰地の湿っ岩上に生え、庭にも植えられる。赤紫色の糸状の葡匐枝で地上を這う。葉長柄をもち、円形で掌状に浅く裂ける。赤褐色の細毛が密生し、表面に白斑、裏面は赤い。5~6月、長さ20~50cmの花茎をのばし、白花を多数つける。花は五弁で左右相称。上の三個は小さく淡紅色で濃い斑点がある。葉は薬草として利用する。「虎耳草」「鴨足草」とも表記される。「雪の下」は白い花を雪に見立てたもの。◎「雪の下」と書くと冬の句に間違われるため、「鴨足草」「虎耳草」が多く使われる。繊細で卒直な感慨などが託されやすい。「夕焼けは映らず白きゆきのした 渡辺水巴」「遠来の大きく一つ鴨足草 星野立子」「鴨足草咲けり持仏に井水汲む 石原舟月」「滝壺をのぞく形の鴨足草 今井つる女」「軒風呂も寒からず雪の下咲いて 富田木歩」「歳月やはびこるものに鴨足草 安住 敦」「貴船より北はおそろしゆきのした 藤田湘子」「石垣の隙間だらけや鴨足草 脇川史月」。
 注記。4~5歳の頃家の庭先の池の周りに雪の下が植えられており、この草の珍しさが子供心に灯を灯した。今も目に浮かぶ景色である。
(わが記憶 意の一番は 鴨足草 ケイスケ)

ガーベラ

2012-06-09 07:30:23 | 日記
ガーベラ;花車;大千本槍(キク科)花言葉は、神秘、一家団らん。南アフリカ原産、多年草。数種の原種をもとに19世紀末頃からさまざまに改良され、切り花や鉢物、花壇用の花として親しまれている。株元に葉を茂らせ、その間から長い花茎を伸ばし、先端に頭状花を一個付ける。真夏は休むが春から秋まで、日当たりのよい場所で咲き続ける。花色は桃、赤、橙、黄、白など多彩。花の大きさも経6cmの小輪から12cmの大輪まであり、また一重と八重がある。「花車」は花形に由来。「大千本槍」ともいう。開放的な明るさのある花である。「ガーベラの炎だつなり海をみたし 加藤楸邨」「照り翳るガーベラを賞づ不惑前 林 翔」「明日の日の華やぐがごとガーベラ挿す 藤田翔子」「ガーベラや鷗外漁史に恋一つ 矢島渚夫」「ガーベラや乙女均しく胴しめて 中村明子」今日は朝から小雨降る。関西までは入梅に入ったようだが、関東も入梅かもしれない。暦では6月11~12頃、2日程早いか?「梅雨の瀬の簗駈けのぼる最上川 水原秋桜子」「梅雨晴間とるに程よく草のびて 遠藤はつ」(梅雨明けを 待ちて草取る 我むなし ケイスケ)

野茨

2012-06-08 05:08:42 | 日記
野茨;花茨;花うばら(バラ科)花言葉は、素朴な可愛らしさ。茨は日本に古くから自生し、古歌にも歌われている。落葉低木。五月ごろ、枝先に芳香のある白い五弁の花を多数つける。茎は傾上または直立して叢生し、枝や梢上には多くの刺がある。「愁いつつ岡にのぼれば花いばら 蕪 村」「花いばら故郷の路に似たるかな 蕪 村」「花いばらどこの巷も夕茜 石橋秀野」「我を見ず茨の花を見て答ふ 森賀まり」「岬山の雨に模糊たる花茨 遠藤梧逸」「海へ出て砂ふかき道花いばら 大井雅人」「花咲く水の迅さよ旅を行く 中村汀女」「花うばらふたたび堰にめぐり合う 芝 不器男」「野ばら咲きぬ幼き唄はみな忘れ 橋 石」「河原への道野茨の花のみち 青柳志解樹」「茨さくや根岸の里の貸本屋 正岡子規」「野いばらの芽ぐむに袖をとらへらる 水原秋桜子」「野茨の実のくれないに月日去る 飯田龍太」「城の井を覗けば浅し茨の芽 中島せい子」(冷えし朝 そぼふる雨に 茨咲く ケイスケ)

野茨

2012-06-08 05:08:42 | 日記
野茨;花茨;花うばら(バラ科)花言葉は、素朴な可愛らしさ。茨は日本に古くから自生し、古歌にも歌われている。落葉低木。五月ごろ、枝先に芳香のある白い五弁の花を多数つける。茎は傾上または直立して叢生し、枝や梢上には多くの刺がある。「愁いつつ岡にのぼれば花いばら 蕪 村」「花いばら故郷の路に似たるかな 蕪 村」「花いばらどこの巷も夕茜 石橋秀野」「我を見ず茨の花を見て答ふ 森賀まり」「岬山の雨に模糊たる花茨 遠藤梧逸」「海へ出て砂ふかき道花いばら 大井雅人」「花咲く水の迅さよ旅を行く 中村汀女」「花うばらふたたび堰にめぐり合う 芝 不器男」「野ばら咲きぬ幼き唄はみな忘れ 橋 石」「河原への道野茨の花のみち 青柳志解樹」「茨さくや根岸の里の貸本屋 正岡子規」「野いばらの芽ぐむに袖をとれえらる 水原秋桜子」「野茨の実のくれないに月日去る 飯田龍太」(冷えし朝 そぼふる雨に 花茨 ケイスケ)

岩鏡

2012-06-07 05:32:47 | 日記
岩鏡(イワウメ科)花言葉は、忠実。落葉樹林帯から高山帯の草地や岩場に群生する。地ぎわから群がって生える葉は長い葉柄があり、ほぼ円形で縁に鋸歯があり、革質で光沢がある。5月~7月、長さ約10cmの花茎を直立し、先端部に3~10個の花をつける。花冠は経約1cmの漏斗形で、五裂し、さらに先端が裂ける。光沢のある葉を鏡に見立て、岩に生えることから「岩鏡」の名がある。「岩鏡山雨に男濡れて黒し 村越化石」「岩かがみ霧が暗しと灯をともす 藤岡筑邨」「溶岩に注連の張られて岩鏡 安部勢以子」(岩鏡 山裾飾る 紅と青 ケイスケ)