レンゲツツジ;蓮華躑躅;ツツジ科花言葉は、情熱。(種類;きりしま;やしをつつじ;みつばつつじ;こめつつじ)。これらツツジ科常緑低木の総称で単にツツジという植物はない。暗夜に自生し、また花を観賞するため栽培される。晩春から初夏にかけて、大形の漏斗状の五弁の花を開くが、紅,緋、紫、黄、白と色は様々、形とりどりに株全体を包むように咲き競う。「れんげつつじ」は、落葉性でまた高地性であり、花は大輪、色は橙黄、葉も草色なので明るい感じだが、有毒品種である。山つつじの仲間としては「きりしま」「くるめつつじ」が代表品種である。霧島山、雲仙岳、那須岳、箱根、館林などは、つつじの美観で名高い。「つゝいけて其陰に干鱈さく女 松尾 芭蕉」「死ぬものは死にゆく躑躅燃えてをり 臼田 亜浪」「花びらのうすしと思ふ白つつじ 高野 素十」「きりしまや葉一つなき真盛り 富安風生」「山つつじ照る只中に田を墾く 飯田 竜太」「躑躅野に塩くれて牛放つなり 渡辺 立男」ケイスケの駄弁;躑躅の毒性とはどんなものだろうか?好んで口にする花でもない。(情熱の花と言われし躑躅咲く近寄りもせず 花は寂しく ケイスケ)