誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

タ二ウツギ

2015-05-31 06:39:07 | 日記
タニウツギ(スイカズラ科)花言葉は、豊麗。落葉低木の「空木」を指す。高さ1.5m~3m。葉は互生し,長卵形で先がとがる。5月下旬。鐘形の白い五弁の花が円錐状に集まって咲く。「空木」は幹が中空であることに由来。「卯の花」は陰暦「卯月」に咲く花の意。変異が多く花弁の外側が紅紫色の「更紗うつぎ」や八重咲きなどがある。「うつぎ」とつく植物は多く、「姫うつぎ」「裏白うつぎ」は同属別種で白花。「黄うつぎ」「うこんうつぎ」「谷うつぎ」「「藪うつぎ」は「箱根空木」と同属別種。花色は黄や桃、赤などがある。◎緑の田園や山野を彩る素朴な美しさが基調になる。卯の花の咲く頃は雨が多く(卯の花腐し)梅雨の時期と重なる。そんな雨の中では白い卯の花がかなり目立つ。名句「卯の花に雨のはげしくんるもよし 細見綾子」そんな雨の中では白い卯の花がかなり目立つ。そして梅雨が明けると、本格的な夏である。「卯の花をかざしに関の晴れ着かな 曾 良」「うの花のちるや遊行の砂の上 蝶 夢」「卯の花や家をめぐれば小さき橋 泉 鏡花」「花卯木水模糊として舟ゆかず 飯田蛇忽」「空は我を生みし蒼きや花卯つ木 渡辺水巴」「をんなの旅風がよく見え花卯木 長谷川双魚」「よく見える雀のかほや花卯木 斉藤 玄」「焼けの雲一気に去りぬ花うつぎ 桂 信子」「卯の花や一握となる洗ひ髪 鷲谷七菜子」「音もなく母寝て卯の月夜なり 古賀まり子」「ところどころの卯の花に触れてゆく 岡井省二」「卯の花の誘える雨となりにけり 星野 椿」「卯の花や刀工垣を低く住む 飴山 實」「卯の花や流は鍬を冷やしつゝ 飴山 實」「夕心旅心めき花卯木 高田風人子」「卯の花の月夜の声は室生人 大峯あきら)ん「卯の花や托鉢僧は巨体もて 千田一路」「卯の花の深雪咲きして美術館 本宮縣三」「卯の花に産後てのひら荒れやすし 辻恵美子」「徹夜して卯の花すこし汚れをり 能村研二」。(たにうつぎどこのちまたも花ばかり ケイスケ)

二人静

2015-05-30 06:13:15 | 日記
二人静(センリョウ科)花言葉は、いつまでも一緒に。低山地に生える多年草の花。同属の一人静が通常一本の捕状花序を出すのに対して二人静は普通二本で、白い細かな花を開くことからつけられた。「群れ咲いて二人静と云ふは嘘 高木晴子」「二人静に跼みて高野詣でなる 村越化石」「二人静をんなの髪膚ゆるみくる 河野田多希女」「一人静か二人静かも摘む気なし 杉田久女」「花了てひとしを一人静かな 後藤比奈夫」「一人静むらがりてなほ淋しけれ 加藤三七子」「一人静樵夫の道も絶えにけり 谷 迪子」「きみが名か一人静といひにけり 室生犀星」「瀧の道一人静は花終えし 大芝湘南星」「草籠に一人静も刈られたる 水原秋桜子」。(人にそう言われて二人静かな ケイスケ)

セツコク

2015-05-29 04:45:06 | 日記

セツコク(ラン科)花言葉は、あなたは私を元気ずける。南日本の樹林下や岩上や老木に着生する。高さ20㎝、木賦に似た円柱状の茎は根元から多数生える。披針形の葉は互生し、2~3年で落葉する。5~6月、落葉した茎の節に!~2個花をつける。白色または淡紅色で、径約3㎝、芳香がある。漢名「石斛」。「セツコク」はその音読み「せきこく」の詰まったもの。古くは薬用で、古名「巌薬」。江戸時代に斑入り薬品種が流行した。「石斛や朝雲ひゆる峰の寺 高田蝶衣」「石斛の花のさかりの島館 轡田 進」「石斛の花海境の照りわたり 黒田杏子」。(風吹けば 石斛の花 散りそうに ケイスケ)


アマリリス

2015-05-28 04:08:46 | 日記

アマリリス(ヒガンバナ科)花言葉は、誇り;おしゃべり。球根植物。南米原産の多数の原種を交配し作られタ園芸品種群の総称である。球根が大きく、径6~10㎝。春に花壇や鉢に植えると、幅広の葉と花茎をDっだし、その先端に百合に似た大きな六弁花を2~4個咲かせる。花色は赤、桃、橙、白など華やか。開花は5~7月。切り花は冬~春を中心に出回る。近頃は開花処理された球根が秋~冬に出廻り、早春の室内用鉢花としても観賞される。●花はゆったりと濃厚な雰囲気を持つ。大胆な景を詠んだり、現代的な女性の気持ちを詠んだり、現代的な女性の気持ちを盛り込むことのできる花である。「アマりゝス裸足の童女のはだしの音 橋本多佳子」「原爆の地に直立のアマリリス 横山紅白」「太陽に鳥が棲めりアマリリス 福田蓼汀」「アマリリス廃墟明るく穢れなし 殿村蓼絲子」「地球儀が小さく見えてアマリリス 山田弘子」「アマリリス燭の名残の蝋匂ふ 鍵和田柚子」「アマリリス男の伏目たのしめり 正木ゆう子」「新しき靴薄朝のアマリリス 倉田氏を利」「アマリリス背中合わせに過ぎる時 矢島のりこ」。今朝4時頃あまりにも暑く目が覚めた。冷房を27度にして点けると爽快になる。そのまま続けて寝ようか?と思うも起き上がり、ブログを書いた。部屋の窓を開けて、網戸を開くと僅かなながら、爽やかな風が吹き込む。節約の朝を迎えることが出来た。貧乏根性丸出しの朝であつた。(無為といふこと千金や春の朝  春暁何すべくして目覚めけむ ケイスケ)


海老根

2015-05-27 05:48:29 | 日記

海老根(ラン科)花言葉は謙虚な恋。西洋ランのような派手な色彩は見られず、花色は紫褐色、淡褐色、黄、白などぐっとしぶめ。地上に広がった葉の間から茎が伸び複数の小花が連なって咲く。上部は褐色、下部は白や薄桃色など色々な種類があり、園芸家に好んで栽培される。分布地によって霧島えびね、奄美えびなどの種類がある。なかには花がサルの顔に似ていることからついた、さるめんえびねという愉快な名前もあります。「しずけきのひかりとどめてえびね咲く 高原初子」「ひたひたときてすれちがふえびね掘 飴山 實」。海老根;化偸草;蝦根。晩春の草花;山うばち;さるめん;とも言う名称多岐。(けんきょなる 海老根の名は さるめんと ケイスケ) 


金魚草

2015-05-26 05:28:33 | 日記

金魚草(ゴマノハエグサ科)花言葉は、清純な心。多年草で切り花や鉢物がほぼ一年中出回る。庭では秋に種を蒔くと5~6月開花する。草丈20~100㎝、花は茎の先端部に総状に就く。花色は、桃、赤、橙、黄白など、多彩。花形がユニークで、日本では金魚をイメージして、「金魚草」の名が、イギリスでは竜をイメージして「スナップッドラゴン」の名がある。改良が進み、近頃は四季咲きになり、花形もさらに華やかになる。「金魚草よその子すぐに育ちけり 成瀬桜桃子」「いろいろな色に雨ふる金魚草 高田風人子」「道下が海女の花畠金魚草 小川恭生」。(金魚草を渡り了せて蝶たかし ケイスケ)


便利不便利

2015-05-25 14:21:18 | 日記

今日午前中に吉祥寺の証券会社に行く。目的は、配当の付かない会社の株を処分したので、現金を受け取りのためである。何度か繰り返すも繋がらず諦める。受付嬢の話では、実印を持つてくれば、指定の銀行口座に送金しますとのことであつた。帰宅後パソコンを調べたら、自分の勘違いであつた。帰りに駅ビルに立ち寄り買い物をして、カードを出したら、一年以上使用していないので、向こうとのことであった。このの件記録中に)突然の地震があり、震度5弱の地震であつた、25日14時28分茨城県土浦が中心であつた。久し振りに感じた地震であつた。今日の便利不便利には、地震の突合せである。


カスミソウ

2015-05-25 05:19:30 | 日記

カスミソウ(ナデシコ科)花言葉は、清い心、思えば思われる。中央アジアのナデシコ科の一年草の花。切り花にしたり花壇に植えたりする。高さ40~50cmで、白い五弁の小さな花をびっしりつける。けぶっているように見えるところから「霞草」という。花束に添えル花としてよく使われる。「はつきと咲いてゐるしかば霞草 後藤比奈夫」「セロハァンの中の幸せかすみ草 椎名智恵子」「乳母車通ればそよぐ霞艸 石原八束」(けぶるよう 白い小花の寄り添える 清い心と 霞草 ケイスケ)


シャクヤク

2015-05-24 07:26:28 | 日記

シャクヤク;芍薬(ボタン科)花言葉は、恥らい;はにかみ。アジア北東部の原産。日本へは古く中国から薬草として渡来した。高さ50~90㎝。葉は複葉で、木葉が深く三個に裂けている。牡丹に似るが牡丹は落葉低木、芍薬は草本である。その牡丹より少し遅れて5~6月、大型で径15㎝ぐらいの美花を一個つける。花色は白から赤までの範囲と黄色。花形は花弁数8~18個の一重咲き、雄蕊が弁化した翁咲きや冠咲き、そして花弁数の多い八重咲きなど多様である。中国では古くから観賞用に栽培され、牡丹は「花王」に、芍薬はそれに次ぐ「花の宰相」にあたる。と考えられてきた。「しゃくやく」は中国名「芍薬」の音読みである。◎珠のような蕾やぼつたりした花弁を描いたり、取り合わせた対象に、優美な花を響かせたりすることもできよう。東洋を原産地とする芍薬の床しさはその立ち姿にある。春、赤い芽が土を割り地上に出たあと、細い確かな茎を真っすぐに伸ばしやがて先端に蕾の玉をつける。花開く期間に較べて蕾の時期は長い。そのまた堅い蕾の様子、茎丈のすらりとした姿を鶴首の花瓶に比した一句「芍薬の蕾のごとく鶴首 鷹羽狩行」の句がある。鶴首といつても、素材は磁か鋼の肌触りが芍薬の外的属性ばかりか内的属性を描きだした。「芍薬ぐつくゑの上の紅楼夢 永井荷風」「芍薬の一ト夜のつぼみほぐれけり 久保田万太郎」「芍薬を売り残したり花車 横光利一」「芍薬に逢瀬のごとき夜があり 森 澄雄」「父の魂失せ芍薬の上蟻 深見けんじ」「芍薬に濡れて戻りし消防車 糸 大八」「芍薬に開けて重たき襖かな 大峯あきら」「芍薬のゆさゆさと夜が生きており 鍵和田柚子」「芍薬の一瞬となりて散る 山田節子」。(散歩して 往つくところの 芍薬かな ケイスケ)