タイサンボク;泰山木(モクレン科)花言葉は、威厳、自然の愛情。常緑高木で6月ころ直径15㎝ほどの白い大輪の香り高い花を、空に向けて開く。葉は長さ12~25cmの長楕円形で、艶がある。庭木、街路樹として栽培され、宝珠形の蕾は茶花として用いられる。北米原産で、明治の初期に渡来した。「水までも匂う泰山木の花 星野 椿」「壺に咲いて奉書の白さ泰山木 渡辺水巴」「夢殿や泰山木の花開く 穴井 太」「泰山木樹頭の花を日に捧ぐ 福田蓼汀」「ロダンの首泰山木は花得たり 角川源義」「あけぼのや泰山木は蝋の花 上田五千石」「泰山木終の一花として高し 畠山譲二」今日も朝から小雨が降っている。「乾坤の闇一疵の梅雨の月 福田蓼汀」(ふところに 手を隠したき 今朝の梅雨 ケンジ)