誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

フリージア

2015-02-28 07:42:26 | 日記

フリージア(アヤメ科)花言葉は、無邪気;潔白。南アフリカ原産の球根植物。菖蒲に似た細い葉と弱々しい葉が伸び、その曲がつた上部に筒状の花を一列に数個つける。花色は純白だが、黄.紫、薄紅など花色は豊富であり、清らかな香りを放つ。ッ大輪種茂あり、亜熱帯の球根植物っであるため、伊豆大島、八丈島などが、主な栽培地である。「フリージアのあるかなきかの香に病む 阿部みどり女」「うまそうなコップの水にフリージャ京極杞陽」「熱高く睡るフリージャの香の中に 古賀まり子」「書かぬ日の日記の上のフリージャ 神蔵 器」「古壺に挿して事なきフリージャ 後藤夜半」「吸入や見つめどほしのフリージャ 石田波郷」「フリージァに肌の香つよく人病めり 石原舟月」「フリージァに空の来ている枕許 永田耕一郎」「フリージァに陶師が筆の愛陶記 桂 樟蹊子}「フリージァに息近づけて屈託す 水谷晴光}「フリージァに鍵のかかりし日記帳 松本知子」「フリージァに涙に光るもの 中山玲子」。(フリージァは 喜びだけを 持ちきたれ ケイスケ)

 


クロッカス

2015-02-27 07:33:14 | 日記

クロッカス(アヤメ科)花言葉は、青春の喜び;堅実。小アジアまたは南ヨーロッパ原産の観賞用に栽培された球根植物。春咲きと秋咲きに大別される。春先のものをクロッカスといい、早春、松葉状の花間から花茎を出し、可憐な花を咲かせる。種類によって黄.白.紫ななとがある。この花の最大の特徴は、ひじょうに長い赤色の雌しべ。根元から三つに分かれているので、雌が3本もあるように見える。この雌は昔から薬用、染料として珍重されてきました。バエリアやブイヤーベースなど黄色い料理に使われています。日本に伝わったのは江戸時代で、婦人病の特効薬たされていた。ギリシャ神話では、美しいい青年クロークスが死に、女神フローラが哀れんで姿を変えたのがこの花だとされています。スパイスのサフランは秋咲きの、この仲間です。「日の庭に愛語撒くごとクロッカス 下村ひろし」「クロッカス


アズマイチゲ

2015-02-26 05:36:35 | 日記

アズマイチゲ、アネモネ(キンポウゲ科)花言葉は、温和。我が国の山野にふつうみつうみられるキンポウゲ科の一輪草で、この属の植物はひろく北半球に分布し、約90種が知られている。アネモネという美しい園芸品種ッで、明治初年に渡来したものっである。この属は、南ヨーロッパのいたるところの森や雑木林にも野生は珍しくない。我が国の山野にふつう見られるキンポウえというと、この草が風のよく当たる所に生育するからっだと言われているが実際はギリシャ神話にもとずくものと思われる。ギリシャ神話で、愛と美の女神fでるアフロディテ―に愛された美少年アドーニスは、ほかの女神たちの嫉妬を受けて殺されるが、アフロディテは、悲しみのあまりアドニスの血からアドー二ウムという草を芽生えさせた。この草は、風が吹いたときにのみ血のような赤い花を咲かすので、風の意のギリシャ語(anemos)。


希望の思想プラグマティズム入門大賀祐樹著

2015-02-25 11:30:23 | 日記

誰しも人は、宗教や道徳など、何等かの「信念」を抱いて生きている。異なる「信念」同志が衝突し、それが深刻化すると、壮絶な争乱になることすらある。我が「信念」こそ、絶対に「正しい」と信じて疑わないからだ。そうした対立を超克し、互いの差異を肯定しながら、強働し共生するための哲学と何か?パース、ジェイムズ、デューイ、クワイン、ローティら、プラグラティムズの重要人物を取り上げ、その思想を概観しつつ、現代社会における連帯と共生の可能性を探る哲学書である。私達が生きるこの時代において、神様であれ何であれ、何かを信じ、希望を持つためには、たしかに「強さ」が必要なのかもしれない。世の中は正しい方向に向かっている。素晴らしい明日がやってくる。すべての人が幸福な人生を送ることができる。夢は必ずかなう……何もかも幻影だった。一票を投じても,大群衆のデモ行進が通りを埋め尽くしても、社会は何も変わらない。将来の見通しはますます暗い。成功を収めるほんの一握りの人だと、誰も悟っている。「夢を持てと励まされ、夢を見るなと笑われる」そん現実な言葉が以前、焼酎のCMで流れていた。多くの人は、目の前の現実と折り合いをつけながら、夜な夜な杯を酌み交わす。それでも何か信じ、「希望」を持つためには、やはり相当な「強さ」が必要とされるのだ。これがはじまりの序文である。折に触れ「あとがき」まで書かないと祐樹君に怒られるかもしれない?又私なりに続けたいが、身分不相応な小生のこと、当てにならない独り言に終るかも?(ケイスケ)


寒緋桜

2015-02-25 05:43:47 | 日記

寒緋桜;緋寒桜;冬桜(バラ科)花言葉は、あでやか。冬季に咲く種類の桜。鹿児島.沖縄地方で栽培されていた緋寒桜のことで、冬桜は山桜と富士桜の雑種と言われ、12月ころ花を開く。群馬県鬼石の桜山公園の冬桜は天然記念物に指定され一斉に花を付ける。寒桜と冬桜は本来別種のものであるが、俳句では冬季に咲く桜として両者を寒桜.冬桜と呼ぶことが慣用となっている。「山の日は鏡のごとし寒桜 高浜虚子」「うすうすと島を鋤くなり寒桜 飴山 實」「寒桜交わり淡くして長し 古賀まり子」「雨雫よりひそやかに寒桜 稲畑汀子」「うつし世のものとしもなし冬桜 鈴木花蓑」「今日ありと思ふ余命の冬桜 中村苑子」「母癒えて言葉少なや冬桜 岡田日郎」「月の出に風をさまりぬ冬桜 茂 恵一郎」「痛そうに空晴れてをり冬ざくら 黛 執}「水音のそこだけきえて冬桜 清水衣子」「ひとゆれに消ゆる色とも冬さくら 平子公一」。(寒さにも 艶を抱きて 冬桜 ケイスケ)


オウレン

2015-02-24 06:56:15 | 日記

オウレン(キンポーゲ科)花言葉は,変身。草丈15~40cm花期3~5月山地の樹林内、分布地は、本州、四国。葉根生、特徴葉根葉は2回出複葉で花茎のつける根茎は、アルカロィトのベルべりンを含み、断面が黄色をしている。薬用にスギ樹林内にて栽培されることもある。雄花をつける株と両性花をつける株がある。花は直径約1cm。白色の花弁のように見えるのは萼片で、倒卵状披針形で5枚ある。花弁は萼片よりも小さく、白色のへら状で表面から密を分泌する。袋果は矢車状に開出する。葉はすべて根生し、2回3出根複葉で小葉の裂片はさらに切れ込む。葉の分裂の回数に変化があり、オウレン(別名キタバオウレン)は葉が1回3出複葉、コセリバオウレンは葉が3回出複葉のもの。同属にサラシナショウマ、大葉升麻がある。この花を詠んだ句はない。「金鳳花明日ゆく山は雲の中 飯田龍太」「大宰府の畦道潰えきんぽうげ  山口青邨」。金鳳花は有毒植物とされるが、漢方薬にも使われる。


黄梅

2015-02-23 08:05:35 | 日記

オウバイ;迎春花(モクセイ科)花言葉は、恩恵;控えめな美。高さ1~1.5m。四方に伸びた枝に黄色い花を咲かせ、その花の形が梅に似ているので黄梅と書くがじつは5弁花、おうばいは6弁花と花形が違いますが、梅に似ているということでしよう。モクセイ科でしかもウインタージャスミンという英名なので、香りがよい花と思われがちですが、残念ながら芳香はなく、結実もしません。「黄梅に佇ちて恃む明日の日を 三橋鷹女」「黄梅に馴染微墨に馴染むかな 後藤比奈夫」。(黄梅の一つ一つが散りはじむ ケイスケ)


カンシラギク

2015-02-22 08:07:21 | 日記

カンシネラギク;クリサンセラム;バルトサム(キク科)花言葉は、清純。秋に開花期を迎える普通の菊に対して、年末ころの冷気のなか、凛とした姿の寒菊は格別のおもむきがあり、短歌、俳句にとりあげられている。寒菊は野菊の一つに数えられる油菊の一変種。日当たりのいい山麓なとに自生する多年草。霜にあつても傷まない。しかし時期的にこのころ温室栽培された菊も広い意味にこの中に含まれる。「寒菊や粉雪のかかる臼の端 芭 蕉」「寒菊のくれなゐふかく昃りけり 金尾梅の門」「冬菊のまとふはおのが光のみ 水原秋桜子」「寒菊にかりそめの日かげり果つ 中村汀女」「寒菊の母のやうなる見舞妻 石田波郷」「寒菊の捨てむとすれば匂ふなり 樋笠 文」。(寒菊の 色定まりて 夕霞 ケイスケ)


三椏

2015-02-21 06:17:10 | 日記

三椏(結香;ジンチョウゲ科)花言葉は、壮健。中国から渡来した落葉低木で、樹高2m位になる。黄褐色の枝がすべて三又に分かれることからその名がきている。三月頃、枝先ごとにかたまった蕾が垂れて、葉の出ないうちに黄色い小花を蜂の巣状に咲かせる。表皮と木質部の間の靭皮繊維(城皮)を採って和紙の原料とする。三椏繊維の和紙は、紙魚の害が少なくつやがあるので、証書、紙幣などの使われる。「三椏や皆首垂れて花盛り 前田普羅」「三椏の花雪片の飛べる中 山口青畝」「三椏の花のうす黄のなかも雪 大野林火」「三椏の花の光陰流れだす 森 澄雄」「雨やさし三椏の花の幽さをうべなえり 小林康冶」「やすらぎや三椏は咲き垂れるる花 林 翔」「三椏や百姓の顔ねむく過ぎ 岸啞稚魚」。現在和紙の産地として、島根県浜田市の石州和紙、埼玉県小川町の和紙が僅かに存在している。昭和23年ごろ島根県江津市の島根化学㈱私が最初に赴任した(現在日本製紙㈱)江津工場にて製造していた。

 


ウグイスカグラ

2015-02-20 04:38:03 | 日記

ウグイスカグラ(スイカズラ科)花言葉は、未来を見つめる。北海道の南部から九州にいたる山野の浅い林中に自生しているが、庭木としてもよく植える。枝が繁り、早春に新葉ともに長い花梗の先に淡紅色の花を開く。花は先端が五に裂けた筒状の合弁花で、下向きに垂れている。葉は対生して楕円形をなし、毛がなくてつるつるである。果実は俵形で熟すと美しい鮮紅色となる。ウグイスカズラとは妙な名前で、繁った枝の中に隠れてウグイスがお神楽でも舞うのだろうか、ウグイスの木ともいう。貝原益軒の「大和本草」の中にウグイスが初めて鳴くときに、この花がさくからであろうかと、疑問を残して説明してあるが、それにしてもカグラの意味はなんだろうかと疑問を残した説明であるが、それにしてもカグラの意味は何だろうか。ウグイスが春を迎えて、この木の茂みに入り込み、うれしさのあまり踊り舞う意味だろうか?。語源研究家の深津正氏はウグイスカクラ(狩座)ではないか?と著書の中に書いておられる。いろいろの小鳥がこの実を食べるために喜んで集まってくるので、もち棹を使ってこれらの小鳥を捕えるためにはもってこいの場所となり、カクラ(狩座)が訛ってカグラになったのではなかろうか?ウグイスカグラに葉も花も似たものにヤマウグイスカグラがあり、葉に多少の毛が生えている点が違うがミヤマウグイスカグラと言われるものは、植物体全部に腺毛が多く、果実にまでそれが生えているもの、学問上はどちらもウグイスカグラの変種になっているが、変種でも同様にその赤い実はグミといってよく食べられている。ウグイスカグラの別の仲間でヒョウタンボクという種類は、本州の中部地方の山の多く生えており、実が丸く、2個ずつ寄りそったように並んだ姿が瓢箪の形に似ているのでヒョウタンボクの名があるが、一般に毒があるといわれているので間違えないように注意する必要がある。ウグイスカグラの同属の仲間にはそれぞれ注意する点が多そうである。「鶯の身を逆に初音かな 其 角」「うぐいすのケキョ力をつかふなり 辻 桃子」。( 初鳴きの 小鳥は 鶯神楽中 ケイスケ)