辞書に始まった書籍の電子辞書が徐々に普及して、電子書籍は紙の本に代りえるか?「脳のためには」紙の本が必要と説く酒井邦嘉東大教授(言語脳科学)の言葉。「手がかりが豊富な紙の本は、自分の考えを脳でまとめていくのを助ける。活字を読む時には、音声を聞いたり映像を見たりするときと比べて、書いた人が何を言をうとしているか想像力で補っていて、それによって脳がつくられる。さらに、理解するだけでなく思想を形成し、自分の考えをまとめていくことが、『脳を創る』ということいで、電子書籍やネットでは、どんな格調の高い文章もそうでないものも、同じように画面に出てしまうので情報の価値や、我々の受容の仕方にミスが生じ、インクや装丁で五感に訴えてくる紙の本で読書の楽しみをあじあう事もできない。本の厚みが与えるペ-ジの量的な感覚も電子書籍では希薄で、我々の脳は、位置や厚さなどの情報を無意識に取り込んで記憶しており、誤字脱字も、パソコンで推敲しているときには気がつかなくても、プリントアウトすると気付くももです。紙に印刷されたものには手がかりも、手がかりを探す時間的余裕も豊富にあるのです。「文明の岐路では、立ち止まって考えることが必要で電子辞書が出現したのは、人間らしさを見失わないためのチャンスで、何が本当に機械化に欠けていたか、人間が譲れないものは何か?を考えることが必要です」結言「多くの人は易きに流れるので、考える前に調べれば、頭を使わないで済むという傾向になってしまう恐れがあり、そうなると教育は崩壊するでしょう。この傾向が進めば、他人を思いやる想像力すらなく自己主張ばかりする人間の社会になってしまうかもしれません」教科書に書き込んだり、ノートに書き写したりする作業を通じて、考え、覚えいくので、便利な機械ができたからといって、パット見ただけで覚えられるわけではないこと。情報を得る事と『解かる』こととは全く違うことを自覚すべきです。(もうすでにこの傾向が始まっているのではと思われる最近の事件事故に表れているのではなかろうか?ケイスケ)
オオマツヨイグサ;大待宵草;待宵草;月見草。(アカバナ科)花言葉は、ほのかな恋。北アメリカ原産。草丈60cm位になり、淡緑色の葉は、卵形で柔らかい感じがする。白色の四弁花を夕暮れに開き、翌日太陽が昇るころしおれて赤くなる。最近はこの月見草が少なくなっており、俳句でふつう詠まれているのは、大待宵草のことを誤って混同している句が多いようである。待宵草の種類も幾つかあるが、最も花が美しく目につくのは大待宵草であろう。これがアメリカ大陸から渡来した帰化植物で、今ではほとんど日本中に野生している。夕闇に黄色の花をほのかに開くさまは詩情を誘う。「月見草蛾の口づけて開くなる 松本たかし」「月見草月は朝々残るのみ 中村草田男」「月見草夕月よりも濃くひらく 安住 敦」「待宵草片淵は暮小鮎をどる 木津抑芽」「一つ蛾に浜の月見草みなひらく林翔」「汽車煙熱きがかかる月見草 鷹羽狩行」「月見草歩み入るべく波やさし 渡辺千枝子」「月見草青眉にふるる風ありて 鷲谷七菜子」今朝の新聞から「ゴルフ.ニチレイレディス」外国勢7周連続V「辛周(シンヒヨンジユ31歳;韓国)辛氏の優勝談話;「上位に入りたいと思っていたら、運よく優勝できちゃった。私じゃなければ日本人が優勝したらいいと思うんですけど?」2位に有村智恵、笠りつ子。「米マッキンリー雪崩4邦人不明。」宮城県勤労者山岳連盟の5人が13日午前2時頃一行地吹雪続き登頂断念し下山途中に長さ240m幅60mの雪崩に遭遇し先頭を行く4人が雪崩に巻き込まれ5人をつなぐロープは切れ、扇さんは気がつくと、クレパスないの表面から20mしたにいた。その後雪の上にはい出して4人を探すも見つけられず標高2400mのキャンプ地で一夜を過ごし米国立公園局に通報した。(男性69,64、63、女子56,50歳)西壁約3,600m地点で下山途中雪崩が発生。1984年2月冒険家の植村直己さん(当時43歳)が世界初の冬季単独登頂に成功後、消息を絶った。89年山田昇(39歳)昨年5月マッキンレーに近いフランシス山で登山中の日本人男性2人が遭難しいずれも死亡した。(最後尾にいた隊長の扇等氏のみ生還)