誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

去年今年

2013-12-31 23:45:33 | 日記

午後11時45分NHKの除夜の鐘が始まる。「初夜の鐘幾夜谷こゆる雪の闇 飯田蛇忽」「おろかなる犬吠えてをり除夜の鐘 山口青邨」「百方に餓鬼うづくまる除夜の鐘 石田波郷」。午前0時0分芝増上寺の鐘が鳴る。「若水流るるうちに去年ことし 千代女」「去年今年闇にかなずる深山川 飯田蛇忽」「住吉に歌の神あり初詣 大橋桜坡子」「口開いて矢大臣よし初詣 阿波野青畝」。2014年私の占は「大ラッキーイヤー魚座。鰯網で鯨を捕る最強運である。大快調年。7月22日までに大ラツキーイヤーの波に乗っておけば、その後、大きく運を落とすことなく、健康面は自律神経失調症に気をつけて。適度に遊ぶ(時間を作る)との開運風水であつた。取敢えず新年の沐浴をして身を清め初夢を見る事とする。丁度1時となる、就寝は1時30分とする。


青木

2013-12-31 05:48:23 | 日記

青木(別名;桃葉珊瑚;ミズキ科)花言葉は、若く美しく。赤くて美しい光沢をもつ実をつける。地味で目立たない花ほど、その実は美しいものが多いいが、青木もその例にもれず、冬景色の中でその美しい赤い実を楽しませてくれる。関東から西に自生する植物だが、最近では庭木として多く見かけられる。若い枝は緑色をいているので青木である。庭木として植えられる園芸品種の中には、葉の色が黄色いものや、斑入りのものがあり、実と共に葉が美しい。青木のことをミソブタと呼ぶ地方があるが、これは青木の葉で味噌の表面を覆うとカビが出ないところから出た方言である。方言の中にはその地方の生活がにじめ出ているものが多い。「雪降りし日も幾度よ青木の実 中村汀女」「きしませて帯を纏く妻青木の実 草間時彦」「雪の上又降る雪や青木の実 遠藤梧逸」「これよりの色染め分けて青木の実 遠藤はつ」「熟れ加減鵯が見に来る青木の実  佐藤瑠璃」「禅堂の真裏とおもふ青木の実  原田しずえ」。(歳の暮 色美しき 青木の実 ケイスケ)

 

 

 

 


紅弁慶(カランコエ)

2013-12-30 06:32:27 | 日記

紅弁慶;カランコエ(ベンケイ草科)花言葉は、幸福を告げる。アフリカ南部マダガスカル島、アラビア、インド、マレー半島、中国などに分布する多肉植物である。花は集散花序をなし、五枚のいくらかそり返った厚ぼったい花弁を星状に開き、なかなか美しい.園芸品としてのカランコエは、ドイツで育種されたもので、学名Kalanchoe blossfldreanaという。カランコエという属名の由来は判然としていない。中国名だともいわれるがはっきりしない。カランコエは、草丈の高い切花用品種と、草丈の低い矮性の鉢花用のものとがあり、花色には、深赤色のものや、赤色、朱色、ピンク、黄色、白などがある。また葉も多肉質で、姿が面白く観葉植物としての価値もある。弁慶草と言う名は、この草がなかなか枯れにくく、きわめて強健ので弁慶になぞらえたものである。別名タマノオ;ミセバヤは、この花が優美なので、”見せばや”;”誰に見せばや”の意味と”玉の緒”は、この植物の花が毬状を呈しているのを玉になぞらえ、茎そのものを緒と見立てたものである。「みせばやな雄島の海女の袖だにも 濡れぞ濡れし色かはらず 百人一首」「玉の緒よ絶えなば絶えね長らへば 忍ぶることのよわりもぞする 式子親王」などの歌などみられる。昔から人びとに愛され;幸福を告げる草のようだ。「みちのくは けなげなる国いくたびも打ちのめされて立ちあがりし国 長谷川 」。(来る年こそ 近隣諸国と利害を超えて 仲良く 幸福をを分ちあいたいと願う ケイスケ)


カトレア

2013-12-29 05:15:19 | 日記

カトレア(ラン科)花言葉は、優雅な人;優雅な夫人。華麗でエレガント、洋蘭の女王と言われる花。花は数cmの小輪から5cmにもなる巨大輪系までさまざま。紅紫色を中心に白、ピンク、黄色、オレンジ色など目にしみるような鮮やかな色合いを見せてくれる。花名はイギリスの園芸家であるW.キャトレィにちなんだもの。彼はイギリスで初めてカトレアの栽培に成功した人物と言われてる。「カトレアに曙の血を採られをり 宮本白土」「カトレアより目を離しては遠雪嶺 きくちつねこ」。昨日近所にある農業公園(三鷹農協主催)に行き正月用のポインセチアとシクラメンを買ってきた。(温室に 鮮やかなカトレア揃う 園芸店 ケイスケ)


蠟梅

2013-12-28 07:42:09 | 日記

蠟梅(ロウバイ科)花言葉は、慈愛;思いやり。落葉低木の花。中国原産で唐梅ともいう。高さ2~5m。葉は卵形で対生する。1~2月、葉が出る前に香りの良い黄色い花を下向きまたは横向きに開く。蝋細工のように半透明で光沢があるので蠟梅というが、蝋月(旧暦12月)に咲くことから蠟梅とも書く。「蠟梅を無口の花と想いけり 山田みずえ」「風往き来して蠟梅のつやを消す 長谷川双魚」「蠟梅の光沢といふ硬さかな 山上樹実雄」「蠟梅へ帯のごとくに夕日影 川上展宏」「蠟梅やいつか色ます昼の月 有馬朗人」「蠟梅に日ざしなければ良く匂ふ 小原青々子」「蠟梅の蕾の数が花の数 倉田紘文」「蠟梅を月の匂ひと想いけり 赤塚五行」。(蠟梅は 匂いて人を 止めけり ケイスケ)


ナンテン

2013-12-27 06:51:30 | 日記

ナンテン(メギ科)花言葉は、よき家庭;福をなす。本州中部以南の暖地の山林中に自生するが、「縁起木」として庭によく植えられる。「南天」の音が、難を幸に転ずる「難転」に通ずるとして喜ばれる。高さ2m。葉は三回羽状複葉で枝の上部に集まってつき、葉柄の基部は茎を抱く。6~7月,花茎を伸ばし、白い小さな六弁の花を円錐状につける。果実は球状で,11月頃赤熟して美しい。黄色に熟すものもあり、正月の床飾りに使われる。「南天」は漢名で「南天竹」「南天燭」似基ずく。「花南天実るかなたちをして重し 長谷川かな女」「南天の花にとびこむ雨やどり 飴山 實」「南天の花高僧の柩出づ 梶山千鶴子」「どこにでもある南天の花ざかり 大津恵子」「億年のなかの今生実南天 森 澄雄」「南天の白慈にこぼれ猫の耳 角川春樹」。民間療法で実は咳止め使われるという。(庭に置く 我家の南天 赤く熟れ 師走迎えて なを紅し ケイスケ)


冬咲きベコニア

2013-12-26 08:30:52 | 日記

冬咲きベコニア(シュウカイドウ科)花言葉は、愛の告白、永遠の栄え、非耐寒性多年草。晩秋から冬にかけて、ゆがんだハート形の葉の間から花茎を出して、赤や白ピンクなど一重の花が房になって葉を覆い隠して咲く。別名クリスマスベコニア。この名は、ベコニアを紹介したフランスの植物学者のCharles Plumierを植物採取者として推薦したフランス領アンテイル諸島総督でmichel Begonにちなんで名づけられた。花言葉の永遠の栄は、冬咲き一重の花に、毎年イエス.キリスト降誕を祝うクリスマスに彩りを添え続けて欲しいとの願いを込めてつけられたとの説がある。他に四季咲きベコニア、ブラジル原産があり、春から秋まで長い期間咲き続ける四季咲きベコニアは、約2000種もあるという。「ベコニアの多情多恨や日の指して 加納立子」。(年の暮れ 冬咲きベコニア 数数え ケイスケ)

 

 


クリスマスローズ

2013-12-25 06:57:47 | 日記

クリスマスローズ(キンポーゲ科)花言葉は、追憶。ヨーロッパから入ってきた植物で、その名とともに愛されているが、薬草であると同時に毒草でもあり、昔フランスでは、戦いの際、クリスマスローズを乾燥させて振りまきながら敵陣を突破したという。本来のクリスマスローズは、丁度クリスマスのころ花をつけるのだが、一般にこの名で呼ばれて花壇などに植えられているのは、同種のレンテンローズという花である。「クリスマスローズに遠く濤の音 青柳志解樹」「クリスマスローズの雪を払ひけり 長谷川 櫂」。(  ローズを買て 聖夜を過ごす  クリスマス ケイスケ) 


クリスマス.イブ

2013-12-24 17:47:28 | 日記

今宵はクリスマス.イブ「聖夜」夕飯に、何時もの日本酒が底をついて寂しくなっている。寒いので買いに行くのも煩わしい?と思いながら夕刊を見ると、『聖夜:ホッと酔わせて』との見出しで、次のような記事。こよいはクリスマス.イブ、サッポロビールの提案は、赤ワインにチョコシロップを入れて温めるというものだ。ブドウの自然な甘さとチョコレィトの相性がいいという。ワイン専門店の「ワインマ―ケットパーティー店長沼田英之氏(東京.恵比寿)」は、ホツとワインの作り方は、オレンジやレモンなどの酸味のあるフルーツを加えて甘みと酸味のバランスをとりレンジで温めて飲む方法が書かれていた。またキリンビービルは、コクや香りを高めるために「一番搾り スターウト」も、砂糖を入れて温めるとコーヒーに近い苦みが出て大人の味わいになるという。これで今宵のクリスマス.イブを過ごす事が出来そうだ。「以上が、読売新聞夕刊12頁(家計)の記事」。メリ―クリスマス。


シャコバサボテン

2013-12-24 06:13:02 | 日記

シャコバサボテン;蝦蛄葉仙人掌(サボテン科)花言葉は、美しい眺め。南米原産で、冬期に鮮やかな花をつける。樹木や岩の上に着生し、茎と葉が一緒になった茎節と言われる部分が鎖状に分岐しながら垂れ下がる。花は白もあるが、緋色や牡丹色のものが多い。熱帯性の蘭などと違って栽培は容易で、冬場は日当たりのよい廊下などに置いておけば、温室がなくても十分花をつける。多年生で年々大きくなり、鉢植えでも5,60cm以上になって、たくさんの花を垂らすさまはみごとである。「クリスマスカクタス」は交配を重ねた園芸種で、市場に多く出回っている。よく似ているのが「蟹仙人掌」で、一見区別しにくい。「蟹葉」は茎節の連なりが蟹の脚に似ているのでついた名で、蝦蛄葉のほうはやや角張った茎節が蝦蛄の形を思わせる。「しやこばさぼてん祭りのごとく咲きにけり 堀 千代」「しゃこさぼてん撩乱と垂れ年暮れる 富安風生」「クリスマスカクタス苦き恋もして 大石悦子」。(店先が 賑わいにけり 蝦蛄葉なる ケイスケ)