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誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

ヤマブキ

2014-04-16 06:39:01 | 日記

ヤマブキ(ケシ科)花言葉は、すがすがしい明るさ。春の花材として重用視される花。落葉低木で、高さ1m位。北海道から九州に至る全国の谷川に沿った湿気の多いところに自生する。4,5月ごろに目が覚めるような鮮黄色の五弁の花を小枝の先に開く。古くから切り花に用いられ、太田道灌の物語で有名だが、あれは八重咲きで、一重のものは実をつける。「白山吹」は属を異にするもので(バラ科)、山吹は葉が互生だが、白山吹は対生であり、花弁も4枚である。兼明親王の古歌「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだに無きぞ悲しき」とあり、八重山吹は実がならない。「ほろほろと山吹散るか滝の音 芭蕉」「山吹や暮ゆく水のとどまらず 渡辺水巴」「山吹や根雪の上の飛騨の径 前田普羅」「濃山吹俄かに天のくらき時 川端茅舎」「山吹の咲き後れたる一枝濃し 伊藤月草」「山吹の茎にみなぎり來し青し 細見綾子」「山吹やひとえ瞼の木曽女 橋本鶏二」「山吹やこの世にありて男の身 藤田湘子」「山吹やもの思はするよべの雨 室生犀星」「しばらくは山吹にさす入日かな 渋沢渋亭」。(山吹の三ひら四ひらと流れたり ケイスケ)