人工股関節のち晴れ、時々バセドウ病

applecider's diary (ブログタイトルを変更いたしました!)

ブログのすすめ

2006年08月24日 | 股関節のこと
私がブログを始めたのは、人工股関節前置換術をすすめられ、手術をするかしないか悩んでいた時でした。ただなんとなく、今までのことを書いてみようかなと思ったのです。多くの人に読んでもらおうなんて思っていませんでしたし、まさかこれほど長く続けられるとも思っていませんでした。もともと私は飽きっぽい性格ですし、まして子供の頃から作文が大の苦手なんです。文章を書きなさいと言われると全く書けないのに、今までのことを書いてみようと思ったら、嘘みたいに文章が出てきました。(けして上手な文章ではないですが。)

赤ちゃんの頃の入院していた時のことを思い出し、小学生の頃の運動が苦手だったころを思い出し、思春期になって手術跡を気にしたことを思い出していくうちに、いつの間にか「変形性股関節症」という病気を受け入れている自分がいました。人工の手術をするかしないかは、今の主治医のM先生にすすめられたとき、すでに答えが出ていたような気がします。それでも悩んだのは「変形性股関節症」という病気を受け入れることが出来ていなかったからじゃないかと思うんです。ある日突然痛みがなくなるんじゃないか、なんて調子のいいことも考えていました。

今までのことを書いてみようと思ったとき、書くのはブログでなくても、ノートに書きとめても良かったし、ワープロソフトを使っても良かったはずです。それでもブログにしたのは、インターネットで公開することで飽きっぽい私でも続けることが出来るかもしれない、と思ったからでした。実際、今まで続けてこれたのは「誰かが読んでくれている」という事実があるからです。そして同じ病気を持つ方からのコメントやメールにどれほど励まされたことか。辛いのは私一人じゃないと、そう実感できました。

今現在は人工の手術から1年が過ぎ、痛みもほとんどなく楽しい毎日を送っています。だからと言って「変形性股関節症」が治ったわけでもないし、悩みが全て消えたわけではもちろんありません。(悩みのない人なんていませんよね。)将来の自分の股関節のことを思うと不安にもなります。でも悩んでいた頃の、目の前に暗い雲が立ち込めているような気分にはもうなりません。目の前の雲は何処かへ行ってしまって、快晴そのもので青い空が目の前に広がっている感じです。


もし今何かに悩んでいるなら、ブログに書いてみてはいかがでしょう?
答えが見つかるかもしれませんよ。
ちなみに、ブログは難しいなんて思うかもしれませんが、それほど難しくはありません。パソコンでメールが出来る人なら大丈夫です。


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