おいちゃんの田舎暮らし日記

定年になって田舎で小さな小屋を作りながら暮らしています

キャブの オーバーホール

2011-10-06 23:15:51 | 機械いじり
本日は晴れ~曇り
 
 
今日も昨日の続きで除雪機の整備をすることにした。
 
まずはエンジンの低速回転のムラに関するもの。
エンジンをスタートし回転を下げると、ガバナーによりスロットルが開いたり閉まったりして
回転が落ち着かない、これはつまりアイドル回転が不良と言うことだろう
 
まずはキャブレターを見てみることにする。
キャブは触りやすいところにある。
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まずはバラして洗浄することにした。
メインジェットや各部にキャブクリーナーをかけてエアーで吹いた。
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取付けフランジのガスケットが破れたまま取り付けられていたので、新たにガスケットを加工して作った。
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燃料ストレーナーからキャブまでのホースが痛んでいたので交換する(丁度昔買ってきていたものが合った)
これはエンジンの周りを通り配管されているので耐油、耐熱のゴムにジャケットを被っているタイプを使用。
タンクからストレーナーまでは新しい耐油のビニールチューブに交換されていたのでそのまま。
 
ストレーナーのコック切り替えノブが折れていてない、
これは何ともしようがない、ストレーナーのフィルターも掃除して嵌めたがゴムパッキンが硬化しており
若干ガソリンが滲む(後でパッキンを交換する必要あり)
 
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キャブを組み立ててエンジンをかけてみたがやはり症状は同じであった。
原因はなにか?キャブではない?
いや、アイドルの不安定はやはりキャブレターだと思い再度キャブを外して、今度はメインジェットと並んで
付いている小さなホール、これはスロットルバタフライの閉まったあたりに導かれている、
よく見るとこの穴がまだ塞がっているようだ、小さなジェット穴が付いているのだがこれがマイナスドライバーで
外せない、しかたないのでこの穴を細いワイヤーやCRC,キャブクリーナーを使って徹底的に掃除した。
そのフロートチャンバーの小さな穴からCRCを吹き込んでみるとバタフライのところから出てくるようになった。
 
再度キャブを組んで取付け、エンジンをかけてみると今度はばっちりOK!!であった。(にんまり
やはりこのアイドル用のジェットが詰まっていたのだろう。
まあとりあえずは良かった、除雪機や農機は一年のうちでも使用期間が一時でその他はほとんど
そのままほっとかれるのでやはり燃料系の不具合が多くなる。
 
新しい機械に買い換えるということはその機械が何らかの不具合が出ているからだろう、プロのショップで
下取りして再度中古として売る場合は直して売るだろうがチョット高くなるだろう。
 
フジイ FSR700SL
三菱ブランドだとMSR700-2か?
エンジンは三菱G6L-2
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今日は時間が無くなったが、あと駆動系をもう少し点検してみようと思っている。
その他は使ってみなければどんなトラブルが出てくるかは分からない。
 
フリードの引き取りもあるので明日は愛知に帰ることにする。