日台友好議連発足！！

台湾には、我が板橋区と同じ名前の「板橋市」があります（写真ご参照）。台北県の県庁所在地でもある板橋市は、人口も我が区とほぼ同じ都市です。そんな縁から、私は区議会議員当選前から、台湾との友好親善活動に協力してきました。また当選一年目には、企画総務委員会（平成１９年）で日台友好の質疑を積極的に行いました（もしよろしければ、板橋区議会議事録検索をご覧下さい）。

そんな中、６月１７日に「日台友好板橋区議会議員連盟」が発足しました！私は他の４議員とともに発起人となっておりましたが、この日の設立総会で会計に選任されました（会長は民主すえよし区議）。参加議員は、共産党を除く３７名。私も若輩ながら議連役員として、日本と台湾、板橋区と台湾の友好親善に少しでもお役に立てれば幸いです。以下は、設立趣意書です（原案は私が作成しました！）。


日台友好板橋区議会議員連盟　設立趣意書

　我が国と台湾との間には、歴史的に長くて深い関係が存在します。今からおよそ３５０年前、オランダの支配から全島を解放した鄭成功（てい・せいこう）は明の武将ですが、長崎県平戸の生まれであり、母親が日本人であることも有名であります。また、日清戦争の講和条約が締結された明治２８年からの５０年間は我が国の統治下にあり、台湾には現在でも日常的に日本語を話す住民がいます。
　こうした歴史的事実から、日本と台湾とは友好的な関係が築かれています。平成１９年度の実績として、我が国から台湾への訪問者は年間約１１７万人、台湾から我が国への来訪者は年間約１３９万人もの人的交流がなされています。また、日台の貿易額は、同年実績で約６４６億ドル、我が国としては、米・中・韓につぐ４番目の貿易額になります。
　板橋区との関係も、台湾に「板橋市」があることにも助けられ、草の根の交流が活発に進められています。台湾板橋市長など関係者の来訪、中学校での交流演奏会、区民まつりでの交流などが行われ、児童絵画展も開催されました。
　こうした日本と台湾との友好交流をより発展させ、板橋区に於いて経済・観光・文化などによる地域振興を積極的にすすめるために、ここに「日台友好板橋区議会議員連盟」を設立いたします。