東村山市の次世代焼却炉問題 10年かけて市民の合意を!

2018-12-19 10:28:19 | 東村山市の政治、議会
先日 市の焼却炉問題の最後の説明会にようやっと参加できた。

老朽化に伴い、これまで幾度も改修しながら

廃ガス基準に合致させてきた。

いつかはやってくる建て替え問題であった。

いよいよ その計画策定に着手するらしい。

というか

すでに 市民参加の計画に資する論議も経てきたという。

未だ、その報告書は読んではいないが手に入れようと思っている。

市民の徹底的な議論の場を
(アリバイ作りではなく)


いずれにしても

本格的な計画策定はこれからだという。

市の今のところの考えは

現地秋津で市単独施設として建て替えるというものらしい。

短い説明会で

長い意見を言うのもはばかられるのだが

単独炉ということは賛成である。

しかし、環境省などの補助金が受けられるということから発電システムを組み込むことの案もあるという。

これは 要注意である。

結局、ランニングコストを引き上げる要因になっている施設も全国には多数あるからだ。

いずれにしても、今回のような短い意見収集(市民が議論するのではなく)の機会ではなく、

この際、ゴミ問題について徹底的に考え、議論する機会を住民に提供すべきだと思う。

建設は10年後だというのだから。

様々な提案も十分な検討の上、断を下すべき

会場から 生ごみを砕いて下水に流すディスポーザーを推進すれば、ゴミがより減るではないかという意見があった。

しかし、それでは下水処理への影響はどうであろうか。

いますでに、市内に多く建設されているマンションではディスポーザーが売りとして販売されている。

また 建設場所について

会場からは「いつまで秋津に押し付けるつもりか」



参加している市民に対し

「自分の地域にこれをたてると言われたらどう思うか、自分のこととして考えるべき」



「情報が十分提示されていない」

などの意見があったが、至極当然であると思う。

こうした問題も、関心のある人だけが

十五万人人口のうちのたった百数十人が参加して

一応 『意見を言った』、『市民の意見を聞いた』だけで済ませて良いとは思えない。

しかも、

住民同士が意見を述べ合い、

合意を目指すのではなく、

単に行政が聞き置くといった場であったから尚更である。

繰り返すが

10年後に向けて

市民の間に十分な情報と問題点を提示し、議論をしてもらうべきではなかろうか。

議会で 通り一遍の「住民説明会をしました」と言わないように。

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