ホソバワダン ホノホシ海岸にて

2018-01-05 19:06:36 | 故郷 奄美大島


これまで浜辺でよく見ていた花である。

ニガナやジシバリに似ている。
が、それらの花ではないことはわかっていた。
けど、これまで あまり気に留めていなかった。
が、オキナワギクやイソノギク を見分けるのに
図鑑を繰っていて
ニガナではないなら何だと気になり、調べることにした。

奄美の植物を集めた図鑑や山渓の図鑑を繰って
似た花を探す。
同じようなものが多くて中々探せない。
奄美の図鑑でほぼ特定し、合わせて山渓の図鑑で確認。

ホソバワダン であるらしいことが分かった。

キク科 アゼトウナ属 ホソバワダンである。

山渓のハンディ図鑑によれば
西日本の海岸の岩場や礫地に生えているという。
まさに
ホノホシ海岸の岩場、礫地に生えていた。

秋から冬の掛けて咲くらしい。

一面に群生するわけではないが
一群れ(?)に咲く花数と黄色という花色で
結構賑やかというか華やかに見える。






細葉 というからには細葉でないワダンもある。

似たような野草を細かく観察し、違いを見つける作業の後に
足元の草花の一つ一つに名前が付けられている。
先達の仕事に思いを馳せる。

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