教会が世俗化していることが、現代神学の重要な課題であるとして、世俗化と妥協(折衷)していくのでもなく、世俗と完全に離れる超世俗的な福音主義になるのでもなく、公同的福音主義を著者は提唱している。すなわち、この世のただ中において、イエス・キリストの証人となることである。世から分離された教会、しかし世に出て行く教会、そのような教会へと改革して、教会を形成していかなければならないことを説いている。
様々な領域(14の分野)に対して述べているが、今日は前半の7つを挙げる。
1. 聖書的説教
2. 礼拝
3. バプテスマ(水の洗礼)
4. 聖餐式
5. 福音主義的罪の告白
6. 教会規律
7. 教育(信仰問答など)
すべて大切で、それぞれ吟味検討して、改革していかなければならないだろう。
1~4は大きく言えば礼拝に関することである。1は説教に関することで、3と4は礼典に関することだ。5~7は教会生活に関することと言えると思う。罪の告白が必要であり、教会規律によって秩序が守られる必要があり、説教以外にも信仰問答などによる聖書的教育が必要である。
本当にどれも大事で、一つだけを取り上げてもそれだけで大きなテーマになる。現時点では、礼拝と説教の準備を中心にしているが、洗礼と聖餐についてもう少し学ぶ必要性を感じている。
4月ぐらいから教会規律について作成をしたいと考えている。信仰問答などによる聖書的教育に関しては、来年ぐらいからスタートできればと思っている。まずは6月1日からスタートする礼拝に全力を尽くしたい。それでまた農作業が終わる冬(2015年1~3月ぐらい)に信仰問答(教理、組織神学)について更に学び、来年の春ぐらいから礼拝と並行して教育の働きもスタートできればと願っている。