なにがあるかは時の運

日々のできごと

行ってよかった…

2007-12-22 12:58:39 | Weblog
O氏がギロックを弾くという、前に行きたい行きたいと書いたコンサート、行ってきました!
よかった~。行ってよかった。
地味といえば地味なコンサートに、東京まで出かけるということにもちょびっと抵抗というか…まぁあったんですけども(笑)

ギロック。
わたしが自発的に全音の楽譜(ピース以外で)を買ったのが、この人だけです。
ハノンは自発的というか、必要に駆られただけですから(笑)除外してー。
なんか気に入っちゃったんだよな~。
でもあんまり聴いたこと無い。
一生懸命探したことはないけど、CDも見たこと無い。
っつー、自分的にも世間的にも珍しい(たぶん……)作曲家であります。
そういう位置づけです。あくまで、自分の中でですけど。

で、コンサートのしょっぱなはモーツァルト。
……すんません、舟こぎました。
だって苦手なんだもん~。
で、それが終わったらお目当てギロック叙情小曲集。
びっくりしたー。
ピアニストと自分が比較になるわけないのは分かってますがね、その上でびっくりした。
おんなじ音符とは思えなかったぜ……
どきどきした。
そして、なんとなく微妙にジャジーな響きがあるような気がした。
気のせいかもしれないけど…でも、自分で弾いてるときはそんなの分からなかったよー。また楽譜引っ張りだしてみようかな。
甘い音で弾ければいいんだけど。

これの後が、ちゃんとジャズ(笑)の曲集でした。
楽譜どおりでもジャズになる(らしい。見たこと無い)という曲集。
まあ自分じゃ弾けませんが。興味はあるなー。

休憩を挟んで、ちょっとクリスマス風味に。
最後はくるみ割り人形でシメなんですが、これがめっちゃめちゃよかった。
奇しくも隣の大ホールではテディ氏(分かるかな?)が踊ってたようですが、ピアノ一台だけでもすごく華やか、情景が眼に浮かぶような豪華なアレンジでした。
CD化しないかなー。。。でも、生演奏じゃないとこんなに華やかには聴こえないのかな~。
わたしはずっと、O氏は優しげな、線が細めなアレンジをする人かと誤解をしておりましたが(申し訳なくも)、いやいやいやいや。ピアニストの実力ってばこういうことかと思いました。いつも似非ピアニスト(G氏とか~?)聴いてるから(笑)。
アンコールはボレロ。
ボレロといえば、そう、G氏のライブのSEですよ。
そんなわけで、この曲が流れると期待が高まるというか、なんとなくそわそわするのですが、同じフレーズを繰り返していくうちにだんだん曲としても高ぶってくるというか気持ちが高揚してくるというか、なんともいえないドキドキ感がたまらなかったですよ。某マンガに「極彩色のカルメン」という表現が出てきたことがありますが、まさに極彩色の音ってこういうのか!カンジでねぇ。ボレロのフレーズが、極彩色の波になってどかんどかんと打ち寄せてきて、圧倒されましたすっごくよかった!

チケット、ずいぶん遅くなってから買うことを決めたんですが、それでも席がとれたので人気ないのかなぁと思ってたら、そのとおりだったみたい(笑)
MCで、チケット出足が悪かったって言ってたから。
でも実際は満席で、わたしが買えた事も実はギリギリラッキーだったんじゃないかと。
行けてよかった~
自分にプレゼント

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