なにがあるかは時の運

日々のできごと

満開の、桜が見えるか。

2005-07-31 23:37:18 | Weblog
能を見てきました。
人生で、能は2回目。狂言は3回目。
能と狂言はワンセットで演じられることの方が多いので、普通に見れば回数は同じになるんですが、1回、狂言だけのを見たので回数が違うんです。

わたしの今日のお目当ては野村万斎さん。
(というか、あの世界は万作、万斎親子くらいしか顔覚えてないっす………
鼻筋とおってて、お肌がキレイでとってもすてきな方でした~

狂言は見てても意味が分かっておもしろい
本日の演目は「入間川」だったのですが
所作やタイミング、長い間練り上げられてきた芸はさすがでした

さて、次は休憩を挟んで能「白田村」
これが……これがですね。
・・・・・分からん。
一応、あらすじなんかはパンフレットに載ってるんです。
今回はとても親切で、セリフも謡もほとんど書いてあったんです。
が。
聞き取れない………。
毎回これが一番つらいところで、つまり何をやってるかよく分からない…す、すみませんっっっ
能という芸能は、見てる側の想像力も多分にものを言うのです。つーか、そうらしいです(伝聞)。<だって分かったことが無いんだもん~。
たとえば今回は、満開の美しい桜、清らかな月の光、いつのまにか幻想的な神仏の世界、というものがありありと浮かんでくる……と、そういうモノと実際に見ている役者さんの演技がなんつーか、解け合って、「ほほぅ」という具合になるんですが。
とにかく、分からん

まだ2回目だしぃ?
と、言ってしまえばそれまでですが、折角ホンモノを見てるんだもん
わたしだって満開の桜の下で舞う坂上田村麻呂(霊!)を見たいんだよーぅ

古典の言い回しやら、独特の節回しやらに耳が慣れないと
その入り口にも立てないんだわ、、、なんか悔しい(苦笑)
せめて「今回はよかった」くらいの感想言えるようになりたいんだけどな

また見るぞっ。
いつか咲いてない桜を見てやる

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