なにがあるかは時の運

日々のできごと

やるまいぞやるまいぞ

2007-02-08 23:10:54 | Weblog
狂言見てきました。
「千鳥」と「仁王」
ちょっと寝不足気味で行ったので途中で少し眠くなったけど(^^;)
面白かった~!
来年も2月8日だそうですよ。要チェック

今回は衣装がかわいかったなー。
千鳥の太郎冠者の裃が、水色の地に千鳥と波のデザインで、仁王のばくち打ちの裃が、将棋盤と駒。
それと、後見が働く様がよく見えた。仁王ではばくち打ちが仁王の格好をするときに後ろに背負ってるものがあるんだけど、今回それが、動いてるうちにずり落ちてきたのね。あれ以上落ちてきたら後見がきっと手を貸すのだろうなと(実際後見の方はちょっと腰を浮かせたから)。なるほど後見、舞台ではなくてはならない存在です。
興味深かったのは、仁王の登場人物に障害者の役があったこと。セリフでは「片方の足が不自由で」と言っていたけれど、当初はきっと言葉違うよね。ひょっとしたら現在では差別用語なのかもしれないなと思いつつ、観てました。古典芸能に障害者の役があることが意外だったんだけど、古典芸能ってわたしが思ってる以上に“自然”に“人間”を表現してるものなんだわ。あんな人もいるね、こんな人もいるね、それが当たり前の世界だね、という風に。いいですね。

来年も観るぞ

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