なにがあるかは時の運

日々のできごと

義経記

2016-11-19 23:50:37 | 
最後の義経の舞が凛々しくて美しくて涙でた。

地元にすげー舞台が来る!と意気込んでチケット買ったら閣下正面2列目でした。
ブーツをガン見(笑)

お能も津軽三味線もメタルも好きなので(≠分かる)、こんな夢のような組み合わせだもん、あのちっちゃい会場のチケットなんか瞬殺よねっ、と思ってたけど(だから割と頑張って買った)完売はしなかったみたい。
だからここは文化が育たないのよー。
チケットだって、激安3000円だよ?

さて内容ですが、閣下がお一人で何役もこなされる朗読劇に近いんだけど、三味線が、時に浄瑠璃の時みたいにぴぃぃぃんと鳴ったり、ロックみたいにガンガンいったり。そして舞が、最初と、弁慶、静御前、義経。なんと豪華地謡つき!
弁慶のときはかなり遊びも入って、舞台のあまりのフリーダムさに置いてけぼりをくらいましたが、次の静御前の面が可愛くて引き込まれました。
寂しそうな顔でねー。きゅんとしたよー。
これが最高かなぁと思ってたら、油断してた。義経がめっちゃ素晴らしかった。音もかっこよかったからその所為もあるんだけど、能の美しく格好いいところがぎゅっと詰まった舞でした。
はあぁぁぁ…堪能。


さて、明日は選挙だ。