なにがあるかは時の運

日々のできごと

ぐうぅ。

2006-09-09 22:30:43 | Weblog
続・ニッポン大好きフェア。

日舞鑑賞中に、

薄暗い客席、まったりとした音楽、、、
“好”条件すぎました

ちなみに、世界的に有名なチェリストのコンサートでも居眠りこいたことがあります。

で、日舞。
初めて見たんですが、見る前に思ってたよりも面白かったです。
扇とか傘とかね、いろいろ小道具がありますけども
見立てというんでしょうか。
落語とか見ててもさ、手ぬぐいやら扇子やら、モノは単純なのに
見てるうちになんとなく本に見えたりお銚子に見えたりするじゃないですか
ああいうのがね、あ、見えた!と思うときが面白い。
日本の芸能は想像力ありき、なのかな。

お教室で習ってる生徒さんの発表会みたいなものなので
まあいろいろ、それはそれはいろいろありますが
歩くだけでよろよろしそうな(こっちはハラハラしてます)おばあちゃんが
すたっ、と足を広げて しゃきっ、と背中を伸ばしてポーズをとってるところなんか見ると
「生涯青春」だなあなんて感じます。いいのよ、巧いヘタなんて。
拍手喝采でした(笑)

なんでもなさげなことがすごい、というのも
バスケとかで(新体操でもいいや)
手にボールがくっついてるように見えるじゃないですか。
アレと同じ。扇がくっついてるみたい。
ドシロウトさんが、投げて扇持ち替えてー、みたいなこと、たぶん器用な人ならできるかもしれないんだけど
「すっ、と動く」みたいな動き…必要な分しか動いてないよ、なにか糸でもくっつけて、ひょいとつり上げてるみたいだよという動きはなかなかねえ。
面白かったよ。

日舞やってるとド器用になりそう(笑)