<CO2濃度は280~380ppmと1,4倍に>
この250年間で、二酸化炭素の濃度が280から380ppmと1,4倍に増えた
といわれています。なぜ、250年前の濃度がわかったか、「風のたより」
でもふれましたが、夏でも解けない南極の氷のコアのなかの空気中の
二酸化炭素濃度を測った結果なのです。
1年に降る雪の平均量から、年にどれくらい氷が厚くなるかがわかり
下の氷の年代もわかる、さらに詳しく調べたら、増えた二酸化炭素の
うち半分は200年以上かかったのに、残りの半分はこの30年ほどで増え
たこともわかりました。石炭や石油などの化石燃料を多く使ったこと
が原因と考えられています。
空気の成分は窒素約78%、酸素21%、アルゴン1%でこの3種類で、
99,9%を占める。二酸化炭素は0,038%ほど。二酸化炭素の濃度の
測り方は光の波(波長)を利用する。大気中の二酸化炭素やメタン
は特定の波長の光(赤外線)を吸収する。窒素や酸素は吸収しない。
二酸化炭素が多いほど吸収量も増えるから、観測した波長の光の強弱
を調べると二酸化炭素の濃度がわかる。観測所での測定の誤差は0,1
ppmだそうです。
* ppm 一口でいいますと「100万個中に何個あるかを示す単位」、
380ppmなら100万個中に380個になります。
この250年間で、二酸化炭素の濃度が280から380ppmと1,4倍に増えた
といわれています。なぜ、250年前の濃度がわかったか、「風のたより」
でもふれましたが、夏でも解けない南極の氷のコアのなかの空気中の
二酸化炭素濃度を測った結果なのです。
1年に降る雪の平均量から、年にどれくらい氷が厚くなるかがわかり
下の氷の年代もわかる、さらに詳しく調べたら、増えた二酸化炭素の
うち半分は200年以上かかったのに、残りの半分はこの30年ほどで増え
たこともわかりました。石炭や石油などの化石燃料を多く使ったこと
が原因と考えられています。
空気の成分は窒素約78%、酸素21%、アルゴン1%でこの3種類で、
99,9%を占める。二酸化炭素は0,038%ほど。二酸化炭素の濃度の
測り方は光の波(波長)を利用する。大気中の二酸化炭素やメタン
は特定の波長の光(赤外線)を吸収する。窒素や酸素は吸収しない。
二酸化炭素が多いほど吸収量も増えるから、観測した波長の光の強弱
を調べると二酸化炭素の濃度がわかる。観測所での測定の誤差は0,1
ppmだそうです。
* ppm 一口でいいますと「100万個中に何個あるかを示す単位」、
380ppmなら100万個中に380個になります。