手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

EL156pp 再挑戦 その3

2021年06月08日 00時25分58秒 | 真空管アンプ

新年に「EL156ppアンプを造るぞ!」と言ったものの遅々として制作は進まなかった。
コロナ禍とは関係ないと思うが、やはり精神的に前向きになれなかったのかも知れない。
そういうするうちに70歳の誕生日がきてしまった。そろそろ本気で身の回りの断捨離をしなくてはと思った。まずは最近弾かなくなったギターを1本処分することにした。
Heritageというブランドのレス・ポール モデルをヤフオクで売った。
このギターはGibson社がミシガン州カラマズーの工場を閉鎖し移転したときに、その地に残り伝統的な手法でレスポール・モデルを造り続けている会社です。
いいギターなのですが、いかんせん指の力が衰えると本来の音を出せなくなります。
カラマズー工場製、ES-335(1973年製)があるので、よしとしました。
次は、これまで集めた球の整理です。
今後のトラブルのための予備を最小限に残しヤフオクで処分しています。
やはりWEの球は、それなりに売れました。EF86系、ECC88系は今も人気があるようで、最低限の数だけ残し処分できました。

ということで、昨日からEL156pp用のシャーシを引っ張り出し、アムトランスから調達しておいたCR類をチェック。一応、パーツは揃っているようだ。
今回はラグ板の使用は最小限にし、ベーク板(又はエポキシ板)に端子を立てる方法を取ることにした。
回路は、現用の6384ppの回路を踏襲。6384は感度が良くないので強力なドライブ回路が必要だが、EL156は感度が良い球なので、それほどドライブする回路は強力でなくても良いと判断している。なので、初段は音を重視して手持ちのWE407を使ってみることにした。
ただしヒーター電圧が20V(または40V)なので、別途、独立したヒーター回路が必要になる。面倒だが、小さなヒータートランスを入れて整流し、20Vの直流点火でいくことにした。
いつも、行き当たりばったりの造り方をする私ですが、今回は最後のアンプ作りになるかもと思い、真面目に実体配線図?みたいなものも作ってみました。
 問題は、制作意欲、モチベーションの維持でしょうか。

 

 

 

いわゆる実態配線図とでも言うのでしょうか。

 


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