沢の風 森の風

自然に包まれて 自然に癒されて

【 夏の奥志賀渓谷・雑魚川 沢歩き 2017年7月21日 】 長野県下水内郡栄村・下高井郡木島平村

2018年07月02日 | 沢歩きを楽しめる所

 

国道405号から切明温泉に向います。切明温泉からは舗装された林道秋山線を奥志賀高原方面に向って進みます。国道から30分位走ると林道の左側に上信越遊歩道奥志賀渓谷コース大滝入口の駐車スペースがあります。駐車スペースにトイレは無く、乗用車6、7台駐車出来そうでした。遊歩道入口にはコースの案内板が設置されていました。

         

  遊歩道入口から少し進むと分岐があります。左に進むと遊歩道は大滝の展望スペースに続いていて、25分位歩くと二段になって流れ落ちる迫力ある大滝を見る事が出来ます。右に進んで三段の滝に向います。

   

遊歩道を歩いて進みます。

         

   遊歩道入口から7、8分歩くと三段の滝の展望スペースに着きました。

   

三段の滝を左側に見ながら遊歩道を進みます。

         

  遊歩道を歩いて進みます。

 

遊歩道を進みます。

         

  三段の滝の展望スペースから遊歩道を6、7分歩くと遊歩道から川岸に下りる踏跡があります。川岸に下りると綺麗な滑滝が懸っていました。

 

下流方向には彦衛門門沢と雑魚川の出合いがあり、滑滝が続いています。下流方向に進んで三段の滝の落ち口を見に行きました。滑滝は滝壺が深かったので左岸の藪を少し進んで滑滝滝前の河床に下りました。ここから先は川を歩いて進むので沢靴等沢を歩く装備が必要です。

         

  雑魚川に懸る滑滝。

 

滑滝の滝前から下流方向に進むと直ぐ三段の滝の落ち口がありました。

         

  三段の滝。

 

三段の滝落ち口から滑の川を歩いて戻ります。

         

  もう一度綺麗な滑滝の滝壺を見てから戻りました。

   

滝壺付近の左岸から滑滝の上流に戻りました。藪漕ぎをして戻ります。距離が短いのでそれ程苦労せずに戻ることが出来ました。

         

   最初に下りた川岸に戻りました。ここからグリーンタフの美しい滑の川を歩いてハーモニカの滝に向いました。

   

美しい滑の川を歩いて進みます。当日の雑魚川は滑の上でも10cmから15cm位の水深がありました。前回訪れた時より水量が多いようでした。

         

  所々に深みもあるので足元に注意して進みます。

   

滑の川を歩いて進みます。

         

  最初に下りた川岸からゆっくり歩いて15分位でハーモニカの滝に着きました。

   

ハーモニカの滝を訪れるのは3度目ですが、滝前に拡がるグリーンタフの広大な滑、澄んだ水が美しい滝壺、周辺の森、何度訪れてもその美しい風景に心が癒されます。ハーモニカの滝は遊歩道の展望スペースからも見る事が出来ますが、滝前に行くと遊歩道から見る風景とは全く違う空間が拡がっています。

         

   ハーモニカの滝下流の左岸にトラロープが架けられていて、少し急ですがここから登ると「ハーモニカの滝」の標柱がある遊歩道の展望スペースに上る事が出来ます。前回はトラロープを使って遊歩道に戻りましたが、今回は滝の右岸の踏跡登って進みました。

   

踏跡を登って滝上に出て、ハーモニカの滝の落ち口を見て上流に向いました。滝上の滑は、波のような凹凸があって滑り易いので注意が必要です。

         

  川を歩いて進みます。

 

ハーモニカの滝から5分位歩くと右岸に清水小屋惻水所が見えて来ました。

         

   渡渉して右岸に渡ります。当日は膝くらいの水量でしたが、流れが少し急な所もあるので足を取られないよう注意が必要です。清水小屋惻水所から遊歩道に戻りました。

   

遊歩道を歩いて戻ります。

 

遊歩道の分岐点。左に進むと5分位で林道に出る事が出来るので、林道を歩いて大滝入口の駐車スペースに戻ることも出来ます。

         

   ハーモニカの滝の展望スペースに戻りました。滝前から左岸のトラロープを登るとこの場所に出ます。

 

遊歩道を歩いて戻ります。

         

  遊歩道を戻ります。

   

遊歩道を戻ります。三段の滝の展望スペースまで戻りました。

         

  遊歩道を戻ります。水量は少ないですが雑魚川の右岸に流れ落ちる滝が見えました。

   

遊歩道を戻ります。

         

  大滝入口への分岐まで戻りました。

 

駐車スペースに戻りました。奥志賀渓谷、雑魚川は、天候も良かったのでグリーンタフの美しい滑と森、滝の風景を十分楽しむことが出来ました。川を歩いて進むので沢靴等水の中に入る準備と足元に十分注意が必要です。また、天候によっては沢を歩く事が困難で危険なると思われるので天候にも注意が必要です。

上信越遊歩道奥志賀渓谷コース大滝入口駐車スペース

     〇 画像をクリックすると大きなサイズで表示されます。

・「エリアマップ」案内板

 

〇 このブログは沢歩きを楽しめる所を紹介しています 〇

・沢登りの技術(懸垂下降等)や装備(ロープ等)が無くても訪れる事が出来る所

・落差の大きな滝は登山道や明瞭な巻道、川岸にしっかりとした足場があり滝を登らなくても沢を歩ける所

・渡渉や沢を歩く際に膝上位までの水量で進むことが出来る所

・沢を歩く時間がゆっくり歩いて2時間位の所(登山道のように整備された道では無い為、長時間の行動で注意力が散漫になり転倒やケガの恐れがあるため)

・アプローチが比較的容易で歩いた沢を問題無く戻ることが出来るか、登山道、林道等を利用して戻ることが出来る道迷いの心配が無い所

※ 危険の少ない所を紹介していますが、登山経験の少ない方や沢を歩いた事の無い方は、経験のある方と同行してください。登山道のように決められたルートを歩くのではないため、足元に十分注意が必要です。また、天候によっては濡れた岩が滑り易くなったり、急な増水や、沢の水量が増して歩くことが困難で危険になると思われるので、当日や訪れる日の数日前からの天候にも十分注意して訪れてください。沢の状況は常に変わるので、訪れた時は無理のない状況判断が必要です。


コメントを投稿