国道117号から県道284号に入り9km位進むと「⇐七ツ釜」の標識があります。標識から左折して県道を離れ道なりに進むと国道から20分位で七ツ釜公園の駐車場に到着します。公園に遊歩道の入口があり、遊歩道を5、6分下って行くと柱状節理の岩壁を間近に見れる弁天堂付近に行く事が出来るのですが、川岸に下りる遊歩道は昨年の台風19号の影響で遊歩道の一部が崩落したため立入禁止になっていました。夏場に沢歩きで訪れる事も考えていたので、行ける所まで行ってみようと七ツ釜公園の800m位手前、釜川に流れ込む川に架かる橋付近の駐車スペースに駐車して下流側からアプローチしました。駐車スペースには乗用車5、6台駐車出来そうでした。駐車スペースから車道を歩いて橋に向かいます。
橋の袂から薄い踏跡を進んで堰堤に向かい、注意して堰堤の上に下ります。
堰堤の中央付近から川に下りて川を歩いて進みます。堰堤のスリットを通って釜川に出ました。この時期川の中は滑っていて滑り易かったので足元に注意が必要です。
釜川を歩いて進みます。
川を歩いて進みます。
釜川を6、7分歩くと柱状節理の岩壁が見えて来ました。
迫力ある柱状節理の岩壁を見ながら少し進むと長淵付近に着きました。当日は膝位までしか水の中に入る準備をしていなかったのですが、この辺りで腰下位まで水の中に入ってしまいました。
長淵付近は迫力ある柱状節理の岩壁が続いています。
長淵を抜けると赤淵に着きました。小滝と抉られた柱状節理の岩壁が美しい所です。
小滝の右岸を登って進みます。少し足掛かりが小さいので三点支持に注意して登りました。
赤淵を越えると直ぐ手洗釜に着きました。
左岸から手洗釜を越えて進みます。振り返って見た手洗釜。手洗釜の先がゆり釜です。
ゆり釜付近を歩いて進みます。
川を歩いて進みます。
ゆり釜付近から2、3分で三番滝に着きました。ここまで釜川をゆっくり歩いて40分位で着きました。三番滝は右岸から遊歩道に上がって進みました。
弁天堂付近から砂防堰堤(弁天滝)に向かう遊歩道はかなり前から通行止めになっていたようで、ほとんど踏跡も無くなり藪になっていました。適当な所から三番滝の落ち口付近に戻りました。
三番滝の落ち口付近に下りると上流に二番滝と一番滝が崩壊した後に擬岩で作られた砂防堰堤(弁天滝)が見えました。二番滝落ち口。
二番滝の落ち口付近から遊歩道に上がりました。
ほとんど自然に還ってしまった遊歩道を歩いて戻ります。
遊歩道の分岐まで戻りました。分岐から階段を少し下ると弁天堂があります。赤淵付近はクライムダウンするのが少し危なそうだったので遊歩道を通れるか様子を見に行きました。
遊歩道を進んで行くと土石で遊歩道が荒れて来ました。
遊歩道を歩いて進みます。
遊歩道は中間位に崩落した土砂が遊歩道を覆ってガレ場のようになっている所がありましたが、天候も良く踏まれた跡もあったので無理無く進む事が出来ました。
遊歩道を歩いて進みます。
遊歩道の分岐から6、7分で七ツ釜公園の駐車場に着きました。
七ツ釜公園の駐車場から車道を歩いて戻ります。
車道を歩いて戻ります。
車道を歩いて戻ります。
車道を歩いて駐車スペースに戻りました。七ツ釜公園の駐車場から10分位で着きました。田代の七ツ釜は、入渓して少し歩くと直ぐ柱状節理の峡谷になり、歩く距離は短いですが迫力ある峡谷や滝の風景を楽しむ事が出来ました。当面、田代の七ツ釜は遊歩道が立入禁止の為沢を歩かないと川岸に行く事は出来ないので、公園の駐車場から少し進んだ所にある展望駐車場に駐車して展望広場から見学する事になります。川を歩いて進むので沢靴等川を歩く装備と足元に注意が必要です。また、落石や天候等にも十分注意して訪れて下さい。滝や淵の名前は「七ツ釜峡谷案内図」の位置を参考に表示したので違っているかも知れません。
・「七ッ釜峡谷案内図」案内板 ・「七ッ釜公園施設案内図」案内板
〇 このブログは沢歩きを楽しめる所を紹介しています 〇
・沢登りの技術(懸垂下降等)や装備(ロープ等)が無くても訪れる事が出来る所
・落差の大きな滝は登山道や明瞭な巻道、川岸にしっかりとした足場があり滝を登らなくても沢を歩ける所
・渡渉や沢を歩く際に膝上位までの水量で進むことが出来る所
・沢を歩く時間がゆっくり歩いて2時間位の所(登山道のように整備された道では無い為、長時間の行動で注意力が散漫になり転倒やケガの恐れがあるため)
・アプローチが比較的容易で歩いた沢を問題無く戻ることが出来るか、登山道、林道等を利用して戻ることが出来る道迷いの心配が無い所
※ 危険の少ない所を紹介していますが、登山経験の少ない方や沢を歩いた事の無い方は、経験のある方と同行してください。登山道のように決められたルートを歩くのではないため、足元に十分注意が必要です。また、天候によっては濡れた岩が滑り易くなったり、急な増水や、沢の水量が増して歩くことが困難で危険になると思われるので、当日や訪れる日の数日前からの天候にも十分注意して訪れてください。沢の状況は常に変わるので、訪れた時は無理のない状況判断が必要です。