沢の風 森の風

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【 夏の湯ノ又沢・湯ノ又大滝 沢歩き 2019年8月2日 】 秋田県湯沢市

2019年08月23日 | 沢歩きを楽しめる所

 

国道108号を秋の宮山荘付近から鳴子温泉方面へ向かって1.3km位進むと、国道の右側に湯ノ又大滝等の案内看板があります。案内看板から左折して道なりに5、6分走ると道路の右側に「湯の又大滝」の案内標識があり、案内標識付近に乗用車5、6台駐車出来るスペースがあります。トイレはありませんでした。国道を離れると道幅が狭くなるので対向車に注意が必要です。駐車スペースから湯ノ又散策道になっている林道を歩いて進みます。

        

  駐車スペースから少し進むと「立入禁止」の看板がある湯ノ又温泉跡への分岐があり、散策道を5分位歩くとロープの張られた車止めと一般車両通行禁止の案内板があります。

 

車止め付近から普通に歩いて沢に下りる事が出来ます。始めに下流方向に歩いて湯ノ又大滝の落ち口を見に行きました。

        

  下流方向に少し歩くと美しい滑が続いていました。

 

滑の沢を歩いて進み、滑滝を下ると堰堤がありました。

         

  堰堤は右岸から問題なく下って進むことが出来ます。

   

沢を歩いて進みます。入渓地点からゆっくり15分位歩くと湯ノ又大滝の落ち口に着きました。

         

  湯ノ又大滝の落ち口を見て折り返しました。

   

滑と滑滝が続く沢を歩いて戻ります。この辺りは温泉成分の為か渓流が青白く、陽射しを受けて煌めいていました。

         

  沢を歩いて戻ります。右岸から堰堤を超えて戻ります。

   

堰堤を超えた先にある滑滝は下った時には気付きませんでしたが、散策道案内板の写真に使われている滑滝のようでした。

         

  滑の沢を歩いて入渓地点に戻りました。

   

沢を歩いて進みます。

         

  入渓地点付近から上流方向に少し歩くと澄んだ渓流が綺麗な深みがありました。沢を歩いて進みます。

   

入渓地点からゆっくり6、7分歩くと沢に散策道のときめき橋が架かっていました。橋の下をくぐって進みます。

        

  ときめき橋の上流も滑が続いています。滑の沢を進むと滑滝が懸っていました。

   

滑滝は左岸を歩いて進みました。

         

  滑滝を超えると磨いたように凹凸の無い美しい平滑が続いていました。

   

滑の沢を歩いて進みます。

         

  滑の沢を歩いて進むとまた滑滝が懸っていました。傾斜が緩やかなので問題なく登ることが出来ます。

   

美しい滑の沢が続きます。

         

   ときめき橋付近から滑の沢を楽しみながらゆっくり20分位歩くと二俣があり、右俣の直ぐ先に散策道の夢と希望の橋が見えました。 

 

もう少し先まで歩く予定でしたが、天候があまり良くなかったので橋の袂から散策道に上がり散策道を歩いて戻りました。

         

  散策道を歩いて戻ります。

 

散策道を歩いて戻ります。

         

   夢と希望の橋から散策道を歩いて6、7分でときめき橋に着きました。

 

ときめき橋から6、7分で駐車スペースに戻る事が出来ました。湯ノ又沢は、凹凸の無い磨かれたように美しい滑や滑滝が続いていて楽しく歩くことが出来ました。滑滝は傾斜も緩やかで落差も小さいので問題なく登ることが出来ます。沢を歩いて進むので沢靴等沢を歩く装備と足元に十分注意が必要です。また、天候によっては沢を歩く事が困難で危険になると思われるので天候にも注意が必要です。一旦駐車スペース戻った後、湯ノ又大滝を見に行きました。

         

  駐車スペースの道路向かい側にある「湯の又大滝」の案内標識脇の階段を下って行くと直ぐ滝の展望台があります。

   

山に慣れた方であれば、展望台の右側から落葉に覆われた急な斜面を下って左方向に進み、枝沢のような所を下ると川岸に下りる事が出来ます。川岸を歩いて進むと展望台から5分位で滝前に行く事が出来ます。落葉で滑り易く足元の悪い所もあるので十分注意が必要です。

     〇 画像をクリックすると大きなサイズで表示されます。

・「湯ノ又散策道」案内板

 

〇 このブログは沢歩きを楽しめる所を紹介しています 〇

・沢登りの技術(懸垂下降等)や装備(ロープ等)が無くても訪れる事が出来る所

・落差の大きな滝は登山道や明瞭な巻道、川岸にしっかりとした足場があり滝を登らなくても沢を歩ける所

・渡渉や沢を歩く際に膝上位までの水量で進むことが出来る所

・沢を歩く時間がゆっくり歩いて2時間位の所(登山道のように整備された道では無い為、長時間の行動で注意力が散漫になり転倒やケガの恐れがあるため)

・アプローチが比較的容易で歩いた沢を問題無く戻ることが出来るか、登山道、林道等を利用して戻ることが出来る道迷いの心配が無い所

※ 危険の少ない所を紹介していますが、登山経験の少ない方や沢を歩いた事の無い方は、経験のある方と同行してください。登山道のように決められたルートを歩くのではないため、足元に十分注意が必要です。また、天候によっては濡れた岩が滑り易くなったり、急な増水や、沢の水量が増して歩くことが困難で危険になると思われるので、当日や訪れる日の数日前からの天候にも十分注意して訪れてください。沢の状況は常に変わるので、訪れた時は無理のない状況判断が必要です。