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【 夏の谷川岳一ノ倉沢・ヒョングリ滝 沢歩き 2023年8月29日 】 群馬県利根郡みなかみ町

2023年08月29日 | 沢歩きを楽しめる所

 

水上温泉から国道291号を道なりに進んで谷川岳ベースプラザ(谷川岳ロープウェイの駐車場  小型車夏期1日500円)に駐車します。水上温泉から15分位で到着します。一ノ倉沢へは、谷川岳ベースプラザから車両通行止めの国道291号(通称一ノ倉沢道路)を歩いて向かいます。5月20日~11月12日までの毎日、谷川岳山岳資料館前から一ノ倉沢まで電気ガイドバス(ガイド料片道500円)が運行されています。9時30分から1時間に1本位の間隔で運行されていて先着8名が乗車する事が出来ます。みなかみ町観光協会のWebページに詳しい運行時間や案内が掲載されているので、電気ガイドバスを利用する場合はWebページで確認すると良いと思います。電気ガイドバスの運行時間前だったので国道を歩いて一ノ倉沢に向かいました。谷川岳ベースプラザから国道を歩いて電気ガイドバスの乗り場がある谷川岳山岳資料館の前を通って進みます。

         

   山岳資料館から少し進むと谷川岳登山指導センターがあり、登山指導センターから5、6分歩くと西黒尾根登山口があります。谷川岳ベースフラザから西黒尾根登山口付近までは少し傾斜が急ですが、その先は傾斜が緩やかで歩き易くなります。

 

所々にベンチが設置されていて休憩しながら歩く事が出来ます。

         

   ベースプラザから22、3分歩くと前方にマチガ沢が見えて「マチガ沢」の説明版がありました。説明版から少し進むと巌剛新道登山口がありました。登山口から少し進むとマチガ沢出合に着きました。

 

車両通行止めの国道を歩いて進みます。

         

   一ノ倉沢が見えてくる手前に法面から涼風が感じられる場所があります。

 

谷川岳ベースプラザから45分位で一ノ倉沢出合付近に着きました。綺麗な公衆トイレ、電気ガイドバス乗り場、ベンチ等がありました。

         

   公衆トイレ等がある場所から少し進むと一ノ倉沢出合があります。   

 

国道から一ノ倉沢に普通に歩いて下りる事が出来ます。

         

   入渓地点付近は岩が転がるゴーロですが、3、4分進むと綺麗な渓谷になります。   

 

 

沢を歩いて進みます。

         

   前方に迫力ある岩壁を見ながら歩いて進みます。

   

渓谷の所々に小滝もあって楽しく歩いて進みます。

         

   この日は晴天でしたが稜線がずっと雲に覆われていて少し残念でした。

 

少しいやらしそうな所には残置ロープがありました。

         

   沢を歩いて進みます。

 

沢を歩いて進みます。

         

   入渓して22、3分歩くと一ノ沢との出合に着きました。右側の一ノ倉沢を進みます。

 

沢を歩いて進みます。

         

  沢を歩いて進みます。

 

沢を歩いて進みます。一ノ沢との出合から7、8分でヒョングリ滝に着きました。滝の右岸にヒョングリ滝を巻いて進むための残置ロープがありました。

         

  ヒョングリ滝。水量は少ないようでしたが綺麗なヒョングリになっていました。

   

ヒョングリ滝。

         

   ヒョングリ滝までは沢歩きで無理なく訪れる事が出ますが、ここから先は沢登りの世界になります。

 

ヒョングリ滝に近づく時は左岸の岩場を進んだので、帰りは渓流近くを歩いて戻りました。ヒョングリ滝の直ぐ下流も滝になって流れ落ちています。

         

   沢を歩いて戻ります。

 

沢を歩いて戻ります。

         

   沢を歩いて戻ります。

 

一ノ沢との出合まで戻りました。

         

   沢を歩いて戻ります。

 

沢を歩いて戻ります。

         

  沢を歩いて戻ります。

 

沢を歩いて戻ります。

         

  沢を歩いて戻ります。

 

沢を歩いて戻ります。

         

   入渓地点に戻りました。

 

国道を歩いて戻ります。帰りは丁度バス乗り場に電気ガイドバスが来ていて、まだ定員に空きがあったので山岳資料館まで電気ガイドバスに乗って帰りました。

         

   国道を歩いて谷川岳ベースプラザに戻りました。谷川岳一ノ倉沢、ヒョングリ滝は、沢を歩く時間は短いですが一ノ倉沢の迫力ある岩壁と渓谷の風景を見ながら楽しく歩く事が出来ました。ヒョングリ滝まで落差の大きな滝は無いので沢歩きで訪れる事が出来ますが、ある程度の登山や沢歩きの経験が必要になります。普段の水量は分かりませんが、天候が良ければそれ程水量は多くないようなので当日もガイドさんと登山装備で来ている人もいました。ヒョングリ滝が現れるのは積雪の量にもよりますが7月中旬位からになります。沢を歩いて進むので沢靴等水の中に入る準備と足元に十分注意が必要です。天候によっては沢を歩く事が困難で危険になると思われるので天候にも注意が必要です

       〇 画像をクリックすると大きなサイズで表示されます。

・「谷川岳一ノ倉沢」案内板 ・「一ノ倉沢概念図」案内板

 

〇 このブログは沢歩きを楽しめる所を紹介しています 〇

・沢登りの技術(懸垂下降等)や装備(ロープ等)が無くても訪れる事が出来る所

・落差の大きな滝は登山道や明瞭な巻道、川岸にしっかりとした足場があり滝を登らなくても沢を歩ける所

・渡渉や沢を歩く際に膝上位までの水量で進むことが出来る所

・沢を歩く時間がゆっくり歩いて2時間位の所(登山道のように整備された道では無い為、長時間の行動で注意力が散漫になり転倒やケガの恐れがあるため)

・アプローチが比較的容易で歩いた沢を問題無く戻ることが出来るか、登山道、林道等を利用して戻ることが出来る道迷いの心配が無い所

※ 危険の少ない所を紹介していますが、登山経験の少ない方や沢を歩いた事の無い方は、経験のある方と同行してください。登山道のように決められたルートを歩くのではないため、足元に十分注意が必要です。また、天候によっては濡れた岩が滑り易くなったり、急な増水や沢の水量が増して歩くことが困難で危険になると思われるので、当日や訪れる日の数日前からの天候にも十分注意して訪れてください。沢の状況は常に変わるので、訪れた時は無理のない状況判断が必要です。